Sue(訴える) または罪の季節に
スー 僕は職を得たよ
僕らは家を買うだろう
君は安らぐ必要があるものね
今なら僕らはそうできる
スー 診療所から電話があった
レントゲンは問題ない
僕は君を家(うち)に連れて帰った
ね「家(うち)」だよ
スー 君は書いて欲しいと言った
汚れなき乙女 スー と君の石碑に
君の墓のために
何故 言葉を語るには斯くも暗すぎるのか
僕は君に息子がいるのを知っている故に
ああ 愚かだ スー
列車に乗ろう 僕は遙か遠くに家を離れ
何一つ贖う必要の無い 罪の季節に
僕は君の顔に口吻けた
スー君に喪服を着せて横たえた
見込みのない所為における 終わることのない信仰
僕は君の顔に口吻けた
僕は君の顔に触れた
スー さようなら
スー 僕は君の書き置きを見つけた
君が昨日の夜書いた
そんなはずはない
君が彼と付き合っていたなんて
スー 僕は 夢にも見なかった
僕はどれほど愚かなんだ
そもそもとうにはじめから
君はあののろま(田舎者)と付き合っていたんだ
2014 TRASH 訳詩協力M. Stough