page three
the sword

水彩紙に鉛筆
2001年5月 未発表
the sword
gardlud reamont
1993


知っている
つもりでいるのだろう?
俺の何もかもを
荊を咬む俺を見たことが
無いんだろう?

俺にはどんな闇の中でも
おまえと判る

何もかも終わったのだから
どんな闇の中でも俺は眠る

俺のフランス訛りの寝台には
あつらえの虚無などない

喉元まで溢れる
あってはならない
愛情で

俺はおまえの秘密の男

何もかも崩れ去ったのだから
俺はどんな闇とでも眠る

真夜中には
おまえの薔薇を吐き出しながら
寝台で俺は甦る
俺は鉛の寝台から
虚無を叩き出す

あってはならない
愛情で





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詩の初出は
BELNE'S LOVE第2部

「sword」

長い間描き続けてきた
BELNE'S LOVEシリーズの中で
最も重要なサイドキャラクターとなった
スタンは
私にとって
ロックステージの上で
ボーカリストの傍に立つ
ギタリストというものの象徴だった。

私は多分ロックという分野に於いて
充分門外漢だろうと思う

だが、70年代に育って
私はロックを愛している。
ロックを愛す
ドーナッツ版シングルを
ビニールを
洋盤屋を
FMラジオを
fureastnetworkを

愛している
おまけ

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