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眠れ 今宵オリーブ苑で祈るものはいない (スキャンの為一部トリミング) 水彩紙に鉛筆・水彩・パステル 2000年9月 |
復活 #resurrection belne 1987 声が聴こえる 荒れ野の声 その声が 新しい夜明けを叫ぶ 俺は信ずる 途切れることがないこの道を 俺は信ずる この魂の声を あなたの佇つ この十字路 とても奇妙だ いったい何をこんなにも愛しているのか 何をこんなにも信じているのか 何故知っているのか 魂の不滅が幻想ではないと 川に塔の影が映っている 塔を映す水は瞬く間に流れてゆく 惑星の公転のように 何一つ失われるもののない この十字路で 新生の王よ とても奇妙だ これほどまでにあなたを信じているなんて 二つ以上の意味を持つ言葉も 真実に顕しているのは たったひとつのこと この十字路には 謎も理由もない ああそして 長い旅の果てに あの遠い東の谷に辿り着くと 稲妻が旅人の頭上に輝く それは荒れ野の声 新しい夜明けを叫ぶ 新生の王よ ああとても奇妙だ 俺は笑っている 輝く夜明け あなたを信じている |
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聖書 |
世界で最も象徴性に充ちた書物 「聖書」 私はどうも、聖書を 宗教的な書物であるとは 考えていない節がある わたしにとって、 聖書とは 生きてゆく者 やがて死すべき生を生きる者の 「歌」である。 それは、如何ともしがたい 「愛情」についての |