2005年度

1.成長の過程で気が付いた点

 4月  まだまだ寒い日が続き、朝はー5℃。ドッグランの周りに借り植えしてあるコニファーの葉が凍っている。

徐々に日が差して融けてくるが、ラインゴールドがただですら茶色く枯れたような色をしているのを見ると気が気でない。山の強い日差しに葉焼けを起こすのではないかと心配しながら1本1本点検をする。

デクルートスパイアが冬の葉色なのか、焼けてしまった様に見える。

昼頃になればみんな元気な様子に見え、ほっとする。だけど実際元気かどうか私にはぜんぜんわからなく、また心配になったり・・・。植えつける前に枯らしたらどうしようとそればかり考えながら、凍っては融けの日々が続く。その間に、花工房のホームページやコニファーの本を読み、少しでもそれぞれの特性を理解しようとした。

 5月

まだ地面が凍っていたにもかかわらず、4月下旬に植えた白樺の1部が、凍った地面が溶け出したために陥没してしまった。

 とにかくモニター報告の締め切り日も迫ってきたこともあり、準備を始めた。伐採した木の根が埋まったままになっているので、ユンボで深く掘り、根を一回掘り起こしてから再度隅に深く埋めた。地面はもう凍っていないようだ。土地を平らにし、いよいよコニファーたちを植えるための場所決めをした。

 何が難しいって、このセンスを問われるレイアウト! あれほど調べた知識は何処へやら! 頭の中に残っていたのは、どの位高くなるか、どの位幅が出るのか、そのために隣とどの位間を空けなければならないか。 高くなる木は後方へ、色取りは大丈夫?この木はどうだっけ・・・ 実際並べながらそれらのことをじっくり考えたり並び替えたりする余裕など無く、ユンボはどんどん私が置いた所に穴を掘り、そしてどんどん鉢を入れていく・・・ さすがにそこでちょっと微調整。 

 ところが予定していた所に全てが収まらず、急遽小道をはさんで反対側にも植えることにした。それでもかなり密集していると思う。今後成長してどのようになるのか楽しみであり、またまた心配・・・ アルボスピカとヒマラヤシーダは大きくなっても地面ぎりぎりの枝は大きく伸びるのかな?とか・・・ 

 私も、花工房さんに見に行って圧倒されて、実は何も見ていなかった部類なので、それぞれの成長した姿がイメージできないことに気がついた。また、いくら頭の中で配置を考えても、実際に置いて見なければ適切なスペースはわからないということもわかった。

 この場所に来るのは週末で、1週間ぶりにみるため変化に気付く。たとえば、枯れていると思っていたラインゴールドが、茶色い所が緑に変わってきて、やわらかい芽も出だしている。デクルートスパイアも上の方からだんだんに明るい緑色になってきた。レッドスターは暗い赤色であまり目立たないが、よく見ると葉の先が星型をしている。だから赤い星って名前かな?などと思う。

 身長測定をした。幅は、横に張るコニファーだけ取った。(後から取っておけば良かったと後悔)

 6月 

草むしりをしていたら、草が直ぐ取れて、地面の下数センチの所に白い丸まった芋虫がたくさんいた。どうやらその芋虫が草の根を切ったらしい。コニファーの所は先月掘り起こしたばかりだから大丈夫と思っている。来年から気を付けなければ。

コニファーたちはすこーしづつ新芽が出て、葉が伸びてきた。

コニカの葉の先端に玉のようなものが出て、それが茶色になり、脱皮をしてやわらかい新芽が現れた。びっくりした。

レッドスターはだんだん緑色になってきた。

コリンスゴールドの天辺からどんどん茎が伸びて葉が付きだしている。

グリーンコーンの葉がよく遊びに来る鹿に1口食べられた。おいしくは無かったようでそれ以降被害は無い。

イエデロの葉が密集してなかなか格好よくなってきた。

 7月

標高1000mとはいえ、暑くなってきた。コニファーたちの成長が加速してきた。

 目立ったのはシルバーダスト。太い紐のような物をビュンビュン長く出して、そこから分岐して葉が出てくる。それも上の方だけ。幹から3分の1位の所で切った。すると、切った両脇から2本枝が出てきた。早い!

 最近気がついたのだが、ビャクシンオーレアの新しい葉の出た様子がとてもきれい。こんなにきれいな木だったんだと始めて知った。しかし葉は痛いですね。

ビャクシンピラミダリスの下のほうの強い枝をカットした。

ゴールドライダーも気持ちよく枝を横に伸ばし、かっこいい!

エクスパンサーの下がモグラの通り道になったようで根を切られないかちょっと心配。葉の様子は元気そうなのだが。枯れるときの前兆がまだわからない。

コニカの下のほうに細かい蜘蛛が糸を張った。ハダニカもしれないと思って木炭酢を薄めて散布した。次の週に来た時には何も無く新芽が出ていた。

マリソンサルファの天辺に大きな尺取虫のような芋虫がいた。すぐに捕殺。

他のコニファーも点検したら、ブルーアイスにも小さいのが2匹付いていた。他の木は無事だった。ただ、枝が横に広がるゴールドライダーやマリソンサルファ、シルバーダスト、ウィンターグリーンなどにはよく蜘蛛が糸を張る。蜘蛛を取ってはいるが、ほっといていいのかどうかわからない。

気がつけばラインゴールドも柔らかな黄緑の葉が南西の方を向いて伸びてきているし、ブルーアイスの葉の先端が上を向きだしている。

 8月  今年は山にしては湿気が多い。カラリと晴れることが少ない。いつも霧が山を覆っていて、富士山もほとんど見えることが無い。そのせいかわからないが、虫が多い。夏休みの間中白樺に付く芋虫毛虫と格闘する日々が続く。朝夕点検に回るのだが、葉が少なくなってしまい、テッポウ虫にやられる木も出てきた。枯れてしまうのではと不安に駆られる。

しかしコニファーにはマリソンサルファとブルーアイスに尺取虫のような小さな芋虫がついていただけだった。

 できるだけ農薬を使いたくなかったのだが、白樺に散布するついでに、コニファーにも散布した。毛虫駆除用のようやく以外に、木の根元にまく、虫が食べて駆除する薬も使った。黒い蛇腹のような背中の虫がたくさん死んでいた。タモの木もかなり葉を食べられてしまっている。しかし高すぎて薬を散布できなかった。時々上からポタリと黒い小さな芋虫が落ちてくる。

身長測定をした。改めてその成長に驚いた。

特にブルーアイス。5月に植えて45cmも大きくなった。

マリソンサルファの幅も35cmも大きくなっていた。前回全ての幅も計っておくべきだったと深く後悔する。

ナナグラシリスの隣にイエデロが植わっているのだが、ナナは他の葉があたっては良くないときいたので、イエデロを移動した方がよいかと考えている。

セイブロックゴールドは確かに大きくなってきているのだが、枯れる葉が多くなってきたような気がする。

マリソンサルファはいくら雨が降っても自分の葉ではじいて水が幹の下に落ちない。周りばかり濡れている。晴れが続いたときに、株元にバケツ1杯の水を流し込んだ。すぐに全部滲みこんだ。

グリーンコーンとエメラルドを見ていたら、何か変なことに気がついた。私はグリーンコーンとエメラルドを取り違えていた。ずっと見分けがつかなかったが、ここに来て違いがはっきりした。植え方が1部交互になってしまった。直したい・・・グリーンコーンよりエメラルドのほうが、葉が詰まっていてきれい。グリーンコーンはワイルドな感じ。

なかなか覚えられなかったロブスターグリーン、デクルートスパイア、スパルタンの名前を覚えた。ロブスターグリーンに玉のようなものがたくさんついた。

ゴールデンジョイとセイブロックゴールドもとてもよく似ていて、まだ特徴の違いがわからない。

 9月  8月のお盆を過ぎた頃からなんとなく朝夕が涼しくなった気がしたが、9月中旬に入って明らかに朝は秋の空気になった。本当に気持がいい。標高は高く気温や湿度は東京より低いとはいえ、コニファーにとっては、夏はやはりつらかったらしい。また新芽が出だして、様子も生き生きとしてきたように見える。

 8月末にビャクシンオーレアの幹に近い下のところが枯れてきていることに気がついた。まあ奥の方が少々枯れても…と思い、あまり気にしていなかった。ところが9月にはいって、週末に行くたびに枯れている所が広がっていることに気がついた。他の木をよく見てみると、ビャクシンピラミダリスも幹に近い下のほうの葉が枯れてきている。さすがに気になって花工房さんにメールで問い合わせた所、病気の可能性があるということで、オーソサイドを600倍に薄めて散布したほうがよいと教えてもらった。その週末、早速セイブロックゴールドも含めて散布する。この週は、ロブスターグリーンの根元に枯れた葉が溜まっており、これも散布。ところが午後から大雨が降り、薬が落ちてしまったかもしれないので翌週再度散布する。第4週には、枯れも止まり、元気良く新芽を伸ばしていた。アブナカッタ・・・

春以来、久々に新芽の美しさを堪能した。新芽はコニファーの魅力の大きなポイントだと思う。

10月

先月、今月と幹に近い下のほうの葉が枯れるのが目立った。

 8月は曇っていることが多く、霧だか靄のようなものが漂っていた。標高が1000mあるので、きっと下から見たらいつも雲が覆っているように見えたのではないかと思う。そのため、日照時間が短かった。

 9月に入っても晴れることは少なく、靄がかかるときと雨が多かった。ビャクシンオーレア・ロブスターグリーン・スパルタン・セイブロックゴールドなどの葉が細い木の下葉が枯れだした。

 10月に入ると、からっと晴れることはまだ少なく、気温は下がってきた。半ばを過ぎると朝夕は10度を切りだした。今度は葉の広いイエローリボン・マリソンサルファ・サンキスト・強いはずのグリーンコーンなどの下葉が枯れだした。

 近所の垣根などを見ても、いちいの木やハリモミなど、同じように下葉が枯れて茶色くなっている。かなり痛んでいる所もあった。家のコニファーだけでなくあの辺一帯同じような状況になっていることがわかった。オーソサイドを散布することで対応してきたが、近所の木と比べると、的確な対応だったように思う。とりあえず枯れの進行をとめることができたし、ひどくならずにすんだ。

11月

 11月に入って朝夕冷え込むようになってきた。気温はマイナスになっている。富士山の頂上もすっかり雪化粧。朝など、コニファーの葉は凍っている。

 デクルートスパイア・サンキスト・コリンスゴールド・レッドスターの葉先茶色く変色してきた。幹の近くの葉枯れもなくなった。

 先日、近所のコニファーのいろいろな種類を扱っている店に行ってきた。大体において幹の近くの下葉が枯れ、とくにグリーンコーンに似た木が枯れていた。コニファーって湿気に弱いのかなあ なんて思った。どうなのでしょうか・・・

 雪が降るまで火山灰のこの場所は、霜柱が立つことも無く、ただ凍りつく。そして雪が降り出すとあっという間に積もり、背の低いコニファーは雪にうずもれてしまう。雪囲いをした方が良いのか、一般の人はそんなことをしないので何もしないでそのままにするか、悩んだ。私の立場がモニターであり、私の植えた場所でのデーターを取るのが目的ならば、一般の人がするであろう方法で厳しい季節を越すべき ということで、あえて何もせずにしておこうと今は思っている。また、近所の人が、ナナ・グラシリスとラインゴールドが、冬を越せるのなら欲しいといったこと考えて、何もしない方が良いのかなと思っている。だけど、まだまだ人で言えば赤ちゃんたち。どうしよう・・・

 現在我が家のコニファーたちは、コメントを書くにも困るほど、様子は変わりません。

12月

 第1週にいきなり雪が降った。昨年より1ヶ月近く早い雪に、今年は本当に寒いと思ったが、その後日本海側は大雪だが、ここはほとんど降らず、寒波が来ても強い風だけだった。富士山頂の雪は麓まで白くなったものの、風に飛ばされて5月中旬と見間違えるほどにしか積もっていない。少ししか雪が積もってなくて、地面がかちかちに凍っている。地面を這うウィルトニーなどの木を、雪かき機(ユンボを使用)で踏まないようにしるしの棒を立てようと思ったら、30cm下まで凍っていた。つるはしもままならない固さだった。コニファーたちの根は当然凍っていて、大丈夫なんだろうか。

 コニファーたちは、全体的には色がくすんで落ち着いた雰囲気に見える。

 びっくりするほどこの1年で色が変わったのがコリンスゴールド。鮮やかな黄色→黄緑→ベージュ→赤茶色。正直驚いた。自分で育てて初めて知った。所有していなければたぶん一生知らなかったのではないかと思う。大げさな言い方ではなくて、本当に一年を通して付き合ったからわかる美しさなのだから。

 今年は細い葉の木(コニカ、ブルーアイス、サルフレア、センチネルなど)は何の問題なく成長したが、途中で葉が枯れてきた木(ビャクシンオーレア、グリーンコーン、セイブロックゴールド、イエローリボンなど)は、何とか枯れずにすんだ。1本枯らさずにすんでほっとしている。問題はこの冬だ。この場所は、とにかく地面が凍ってしまってから雪が積もるので12月から4月上旬までは雪が融けない。寒さに弱いシルバーダストやゴールドライダーは冬を越せるのか本当に心配している。

 今コニファーの一番きれいなときは、夜明けにレッドスター、グレイオウル、ブルーアイスなどの樹氷に朝日が当たってきらきら光る様子だ。コニファーの樹氷は、どの木もクリスマスツリーみたいになってとってもきれい。それが40本もあるのだから私の庭は、夢のようです。

2.枯れた品種、弱った品種等

8月 枯れてきているのか、弱ってきているのかわからないが、セイブロックゴールドの葉の枯れている所が広がってきた。

9月 ビャクシンピラミダリス、ビャクシンオーレア、ロブスターグリーンの幹に近い下のほうの葉が枯れ始める。2週にわたってオーソサイドに展着剤を混ぜて散布する。セイブロックゴールドにも散布する。いずれも良く日光の当たる場所に植えてあり、固形の肥料を土の上にまいてあるだけで、それ以外特に肥料は与えていない。

3.コニファーに対する認識のズレに付いて

描いていたコニファーとはこんな感じでは無かった...

コニファーの始めの認識は、プランターなどに草花と一緒に植え込んで飾る小さな木。1年草のように季節によって植えかえるものだと思っていた。

クリスマスの時、赤い小さなリボンをたくさん付けた今まで見たことも無いきれいな黄緑色のほわほわした感じの木を見た。コニファーのゴールドクレストという名だった。観葉植物のように部屋に飾った。そのうち枯れてしまった。

 別荘地を購入した時、隣の黒いログハウスの前に目隠しになる大きな木を植えたいと思った。冬の間も葉が落ちない白っぽい葉の木がいいと思った。また、ここの気候や環境・雰囲気を考えると針葉樹が似合うと思った。調べたらコニファーという名前があがった。

 コニファーというカタカナが、輸入物というイメージがあり、日本の、特に東京の環境に合わないのではないかと思っている。だから別荘で植える木を検討したときにも、ヨーロッパやカナダのような気候のこの場所ならコニファーが育つのではと思った。

 

今まで知らなかったコニファーの特性色々...

今までコニファーに限らず木にはあまり関心が無かった。木というのは背が高くなって、幹が太くて、濃淡の差はあれ緑色の葉がついている。冬に葉の落ちるのと落ちないのがある。そんな程度だった。本を買ってコニファーの写真を見た。葉にいろいろな色があるんだなと思った。

 いきなり大きな木を買って枯らすのも怖かったので、入り口を飾る白っぽい高さ3m程度のコニファーを調べたところ、「ウィチタブルー」。

花工房さんに買いに行った。写真で見たのと違う、本物の木がたくさんあって、しかも同じ種類の木がたくさんまとまって置いてあった。その色の多さはお花畑のようだった。サルフレアという木が余りに美しくて衝動買いをしてしまった。ブルーアイスという本当に存在した白い木も買ってしまった。

モニターに当選して今まで気にもかけなかった、知らない木も来た。毎週毎週じっくり眺めていると、それぞれの名前を覚え、個性が見えてきた。その次に、サワラとかヒノキのカテゴリーに属する木は似たような葉を持っているんだということに気がついた。それから木の形もいろいろあり、樹形と葉の形、色が組み合わさっていることがわかった。

現在もとから生えている20mを越す唐松や、富士桜、雑木のほかに、白樺の苗木を植えた。白樺に芋虫毛虫がたくさんつき、それに比べると、なんてコニファーは管理が楽なんだろうと思った。

コニファーを植えた一角は、まだ苗木ばかりで小さいにもかかわらず、、そこだけで独特の雰囲気をかもし出している。大きくなったらどんな雰囲気になるのか楽しみだ。

コニファーと付き合って、良かった点、悪かった点等々.....

 安易に1年草のように消耗品扱いしたり、枯れてもいいやという無責任な気持では扱えないということが前提の今回のモニターで、さすがに育てることに緊張した。まだ付き合って日が浅いので、なんともいえないが、あれだけの数のコニファーが小道の両脇にあって、その中を歩くのはとても気持が良い。ゆっくり歩きながら、集団の色あいと雰囲気を楽しみ、1本1本葉の伸びを見たり、虫がついていないか見たり、時にはわざと葉を揺すって匂いを楽しんだりしている。時々コニファーが来た頃の状態を思い出して比べ、印象が変わったなあと再認識したり、何度見ても印象に残らなかった地味な木が、ふと気がつくと新芽がとってもきれいだったり・・・・  私は「コニファーの小道」と名づけた。時々コニファーの中にいすを出してしばらく眺めて楽しんでいる。

 

これから植えようとしている方へ

 成長を見ていると、当たり前の話だが、それぞれ大きくなっていく。どうせ育てるのなら枯らすことなく、できるだけ良い環境を与えてあげたいと思う。

はじめは「この木が欲しい」という気持から始まると思うが、何処に植えるのか、環境はあっているのか、大きくなっても大丈夫か等を考えないと、きれいには育たないと思う。自分の持っているイメージで植えても、きれいに育たないとかわいく思えなくなってしまう。

 私が植えるときに一番困ったことは、苗を目の前にして成長したときの姿がわからなかったこと。データーを見て、写真を見たけれど、やっぱりイメージはできない。本物を見るのが一番だと思う。(なかなか見る機会はありませんが・・・) つい、目の前の苗を見て植えてしまったのですが、きっと失敗もいっぱいあるんだろうなって思います。

その他気づいた点

 先日、近所のレストランを経営している方が遊びに来ました。その方にコニファーガーデンをお見せしたところ、ラインゴールドとナナグラシリスを見て「なんてきれいな木なんでしょう!お店の前に植えたいわ」と言っていました。なるほど…名札を立てて人に見せると、気に入った木の名前を覚えてもらえるし、もしかすると花工房さんの新しいお客さんになるかもしれない。モニターにはそういう意味もあるのだなあと思いました。