2008年度

その後の様子

5月   2005年からモニターが始まりましたが、実質5月のゴールデンウィークに植栽したので今月で丸3年ということになります。この冬を越えて変化が起こりました。なんと、2本もモニターの木が枯れてしまいました。

   

  左がムーングロウで、右がスターダストです。

昨年末からよく雪が降りました。そのため、枝が雪の重みで折れないように紐で縛って雪対策をしました。雪に埋まればそれ以上寒くはならないと安心していたのですが、雪がとけはじめ、暖かくなるにつれ、だんだん葉の色が茶色くなってきました。4月の半ばに紐をはずしたのですが、葉の色は茶色くなるばかり。ついに写真のように完全に枯れてしまいました。 シルバーダストは寒さに弱いと聞いていたので「よく3年ももった!」という気もしています。だけど好きな木だっただけに残念・・・  掘りあげてみると太い根が深く地にもぐっていました。根張りはとてもよかったです。 わからないのが、なぜムーングロウ? 抜いてみると根張りは浅く横に広く広がっていました。

 

 同じく寒さに弱いといわれているゴールドライダーですが、昨年大丈夫かと思うほど勢いよく伸びていた先端が写真の通り枯れてしまいました。葉の先端も茶色く枯れています。この先もう高さの成長は無理かもしれません。
  右の写真は今年の春のコニファーガーデンの様子です。 茶色い色が痛々しい・・・
  モニターが終了したので我が家のモニター以外のコニファーについても報告します。

 モニターの木より1年古いウィチタブルーを11本入り口に列植していました。毎年きれいな姿をしていたのですが、今年は7本枯れました。こうなると原因は寒さとしか考えられません。 近所の話では、水道が凍らないようにパイプに電熱線をまいているのですが、それが2〜3回凍って水が出なくなったそうです。出ないばかりではなく、排水パイプも凍ってしまい、水が流れなくなってしまったそうです。それは我が家でもありました。初めての経験です。雪がたっぷり積もっていて寒かったというのが、この冬でした。

左の写真が昨年までの状態です。この写真はサントリーフラワーズのフラワーフォトコンテストに応募して優秀賞を頂きました。

 でも今年は右の状態。残っているのが4本だけ。

 昨年、花工房さんでブルーヘブンを17本購入したのですが、それも3本枯れてしまいました。列植している途中の1本と、一番メインの目立つ所が2本。列植している所を抜いてモニターのブルーヘブンを移植してみました。根張りは浅く、左右に広がっていたので直径1.5m程掘りました。それを幅1mほどの穴に水を入れつつ、吊り上げながら土を入れて植えました。これからうまくついてくれるかどうか心配です。 真ん中の写真の真ん中の木が移植したものです。一番右は移植したモニターのブルーヘブン。

肝心の真ん中のブルーヘブンが枯れてしまいました。この場所は北側に壁があるので条件的には一番いい場所だと思ったのですが・・・左側の木もだいぶ黒ずんできています。まもなく茶色くなると思います。

列植した大きい木が枯れると、もうそんなに大きい木は売っていないし、あってもとても値段が高い。しかも何年も経ってから枯れてしまうと、もう絶望的な風景になってしまいます。それに、高いお金を払って植えたとしてもまた枯れてしまうかもしれない。

ここで学んだ教訓は、欲しいだけでは買わないこと。すぐ枯れる木もあるけれど、じわじわ弱って何年か後枯れてしまうこともある。本当に今年のダメージは大きかった。