あちこちでホンダに乗っている人を見かけるでしょう。そして、
乗っているのは、みんないい人ばかり。

YOU MEET THE NICEST PEOPLE ON A HONDA

Honda Super Cub ・TL125&TLR200で野山を駆ける



まずは「Honda Super Cub 90DXを野山を駆けるツアラーに変身させてしまおう」って事で、カブのアイデンティティーとも言えるビジネスライクな前後フェンダーをショートサイズのオフロードタイプに改造しました。  2008.05.22up


フレーム一体の鉄製リヤフェンダーをサンダーを使ってブッタ切ります。
フェンダー切ってしまうとテールランプ・ナンバープレートそしてウィンカーの取り付け場所が無くなってしまいます。ウィンカーは荷台の取り付け穴を流用し、そこに市販のウィンカーステーとスモールサイズのウィンカーを装着しました。問題はテールランプとナンバープレートのベースです。今流行りのAPEやモンキー用ならいろんなステーが市販されていますがカブ用は皆無に近い、無い物は作ってしまえって事でアルミ板を使って自作しました。
テールランプがカッコ良くフェンダーの中に納まるように、まずは厚紙を使って型取りをし、それをアルミ板にケがいてシコシコ切出します。切出す前にそれぞれの穴を開けておくと作業が楽です。切出したアルミ板にペーパーで軽く足付けをし半艶の黒をスプレーしました。そこへこれまた市販のミニタイプのテールランプを装着、パッと見市販の専用部品のような仕上りでしょ。(まぁだれも言ってくれないので自分で言っときますが)

ウィンカー、テールランプのハーネスは新しく引き直しました。これが結構曲者で、燃料タンクを外さないと作業出来ないので大変でした。やっとの事で取付が終わってウィンカーを点灯させてみると、前は右、後ろは左のクロス点灯になってしまいました(笑。電球も前後でワット数を合わせないとリレーが作動せず点滅しないってのも今回初めて知りました。市販のテールランプも何度やってもブレーキランプが点灯せずテスター片手に1日苦労しました。結果市販のテールランプのマイナス線が黒では無く黄色って事で・・・普通アースは黒線ちゃうの?まぁそれでもなんとか完成、スカチューン車とは一味違う、すっきりフェンダーの中で光ってるテールランプがなんとなくエエ感じでしょ。 工具が出揃ってたのでついでにフロントフェンダーも取り替えました。樹脂製のフェンダーを切って使っても良かったんですが、ここもそれっぽくメッキフェンダーを装着しました。以前はカブラ用としてアップフェンダーがオプションで売られてたんですが、それも絶品という事であれこれ探してやっと見つけたのがこのメッキフェンダーです。もちろんカブ用では無くCD用かなんかの外品、それを切って、削ってカブに合うように整形、装着しました。

ちなみにリヤショックは一見クワンタム風のブルーアルマイトのKYB製、マフラーは市販のアップタイプを切り張りして装着。前後ブロックタイヤはキッズクロス車のフロント用を使っています。

もう20年以上前から乗っているTLR200です。購入当初はナンバー付きで、こんな小さなシート&最高速が60kmしか出ないのをモノともせず、大阪から金沢一泊ツーリングとか、紀伊半島一周ツーリングとかに駆出していました。その後、トライアル専用としてローギア化したり、保安部品を取っぱらったりしてナンバーを切ってしまいました。左膝じん帯を傷めるまでほぼ毎日の様に高安山を駆け回っていました。画像は数年間ガレージの隅で眠っていたのを引っぱりだした時のモノです(2008年春) 腐っていたキャブを交換、亀裂の入ったフロントタイヤも交換して何とか動くようになったTLR200。
当時もののスペシャルパーツが付いてたりして結構お金が掛ってます。
遂に念願のTL125イーハトーブ(Ihatov)を手に入れました。しばらく販売が休止されていた旧TL125バイアルスの後継車種として1981年4月に復刻販売されたホンダのトレッキングバイクで外観はほぼバイアルスを踏襲していますが細部は様々なモディファイは受けて使い勝手が良くなっています。 今回家にやって来たイーハトーブはマニアの方が数カ月掛って丁寧にレストアされた1台です。ハンドルバーがレンサルに変更されている他は、車載工具から小物入れのバッグに至まで欠品無しのミントコンディションです。もうガラスケースの中に納めるか、真空パックにでもしてしまいたい気分です。