「牛フィレ肉のパイ包み焼き」献立

 ブルーチーズ、牛フィレ肉のパイ包み焼き(簡易版)、大エビのワイン蒸しラタティユ添え、ホウレン草のポタージュスープ
  

献立

 三百数十円という、安いブルーチーズを買ったので、ワインに合うものを、というきーこのリクエスト。

しかし、このチーズの塩辛いこと!こりゃ、つまみにしても塩がきついぞ。何か料理にでも使わねば・・・・・・
さて、メインの牛フィレ肉のパイ包み焼きですが、これはちょっとしたごちそうの時の我が家の定番料理。ただし、お客さんが多いときでなければ作れません。なにせ、5〜600gはフィレ肉買わねばならないので、経済的にも量的にも二人で食べるものではない。

そこで初の試みなんですが、安売りのフィレステーキ肉を二枚重ねて作ってみました。まずは、形が崩れないように凧糸で縛ってから軽く表面を焼きます。二枚の間に詰め物(ションピニオンとホウレン草、タマネギを炒めて小麦粉と生クリームであえたもの)をはさみ、のばしたパイ皮に包みます。表面に卵を塗って高温のオーブンへ。

小さな小さなパイ包み焼きですから、時間を短めにしないと肉に火が通りすぎてしまいます。そのため、パイ皮もしっかり延ばして薄めに作ります。今日は12分程度で表面がカリッと焼き上がり。切ってみると、中はきれいなピンク色。いい具合に焼けてます、成功!パイに包まれて香りを閉じこめた肉は、ステーキよりもずっと柔らかになります。マデラワインを煮詰めて作ったソース・マデールをかけて食べます。美味しいよ。これなら、普段の夕食のメニューにもOKです。
パイ包みの中の詰め物(いわば野菜のクリーム煮ね)が、あまったのでこれをスープで延ばしてホウレン草を足してポタージュにしました。

エビは、白ワインとフルーツ酢で蒸し焼きにして、ラタティユ(今日は、タマネギ・ピーマン・ナス・トマト)をのっけて。

チーズはイマイチでしたが、パイでお腹はいっぱいです。材料費は2人で1500円程度かな。家で作ると安上がりだぁ。


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