「キスとバナナのベーニェ、チキン香草焼き」献立

  ベーニェ(キス、海老、バナナ)、チキンの香草焼き、カブのスープ
  

ベーニェ・・・西洋風の天ぷらですね(あ、もともと天ぷらは外国から来たんだっけ?ポルトガルからかな・・)。天ぷらとの違いは、「生地」。小麦粉に卵黄をまぜてから、「ビール」で延ばして、固く泡立てた卵白を混ぜ込みます。普通の天ぷらのように、つけて揚げると、ぷくぅ!とふわふわに膨らみます。ベーニェとは、もともと「こぶのような」とかいう意味らしいです。生地だけドーナツのように揚げてから、シナモンシュガーをふったり、カスタードクリームを詰めてお菓子にもなります。福岡のベイサイドに「ベーニェ」の専門店があります。もっとも、こちらはお菓子の方ですが・・・・。さて、キスだけのつもりが、店に売れ残っていたのは小さなキスが4匹入りのもの。。。ちょっと足りないので、海老を揚げています。
ベーニェの生地は2つにわけて、一方にはスライスアーモンドを加えています。2種類の衣を作ると食感の変化が楽しめます。

ベーニェはデザートとしても用いられるので、バナナも切って一緒に揚げています。付け合わせというには、主張が強すぎた(^_^;)
つけあわせは、ついでに揚げたフライドポテトと、からっと揚げたパセリ。塩をふって食べます。

天つゆのようにつけて食べるソースは、トマトソース。ベーコンや玉ねぎニンジン、トマト、にんにくをバターで炒めて、ブイヨンで延ばして煮詰めたもの。トマトピューレや塩こしょうで味を調えます。今日のメニューで一番手が込んでるのがこのソース。

チキンの香草焼きは、手間いらず。ハーブをまぶしオリーブオイルにつけ込んでから、ロースターへ。しかし、タイミングを失敗。ベーニェがあがっても、まだちょっと焼きが足りない。。。。ほんの数分の間に、ふわふわのベーニェが、どんどんしぼむ。ベーニェは揚げたてを頂きましょうね。

スープは「カブ」。美味しい季節じゃないと美味しくない(当たり前か・・)玉ねぎとカブを炒めて、スープで煮込みミキサーにかけます。牛乳で延ばして味を調えただけ。濃いめに食べる感じのスープに仕上げています。

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