「X’masディナーだよっ!」献立

  伊勢エビのアメリケーヌソース&パスタ、ペッパーステーキ、スズキのムース トマトソース、マッシュルームとブロッコリーのソテー、コールスローサラダ、ジャガイモのポタージュ

 ケーキはないけど、その分で生きた伊勢エビを買う。まっぷたつに割って、フライパンでソテー。そのフライパンで野菜を炒めて、えびの風味といっしょに白ワイン、スープで煮込みます。火が通ったら海老は取りだして、スープを煮詰めて濾してソースにします。仕上げは生クリームで延ばして。
殻も味噌も煮込んで取られた、とっても濃厚な風味のソースは、パスタにもよく合います。伊勢エビの身を贅沢に切り分けながらパスタを食べる。

目をつぶって出刃包丁でまっぷたつにした海老は、まだ生きていて半身でもぴくぴく動きます。フライパンに投げ込んでもまだ生きてる。恐い。昔、オマール海老で同じような料理を作り、とっても恐かったんだよー。フライパンの中で半身で暴れるんだもの。。。食べるときゃ忘れてるけどね。

ペッパーステーキは、フィレ肉に粒コショウをまぶして焼いたもの。グリーンペッパーとポワブルロゼ(赤コショウ・・・実はバラの実だそうな)を、すり鉢で荒くつぶしてから肉にまぶします。そんなに辛さはないのですが、とにかくさわやかな風味です。辛さはブラックペッパーで調節。たっぷりの赤ワインでソースを作り、付け合わせにマッシュルームとブロッコリーのバターソテー。マッシュルームは肉と一緒に食べても美味しいです。

昨日のムースの種が残っていた分を、今日はカップに詰めてオーブンで蒸し焼き。トマトソースで昨日とは違った感じにしました。今日のトマトソースは、とてもうまくいったよ。オリーブオイルで、にんにく、玉ねぎ、ニンジン、セロリ、トマトを炒めて煮詰めます。アンチョビペーストとフォメドポワソン(魚のスープ)で味を調えて、タイムとバジルで風味付け。しっかり濾して、バターで仕上げたもの。野菜の甘みにトマトの酸味、アンチョビーの風味がいいんですよぉ。アンチョビーペーストは、チューブ入りのまるで練り歯磨きのような製品があります。日持ちがするので、冷蔵庫に1本入れておくと便利ですよ。

ソースにとろみをつけるのには、ブールマニエ(バターで小麦粉を練ったもの)を混ぜ込んでいきますが、ここで手抜きの技を。冷凍パイ生地を使っちゃいます。ま、小麦粉をバターで練ったものですからね。パイを焼いた残りのわずかな生地も、冷凍庫で取っておくとこういうときに便利です。

よせばいいのに、スープはジャガイモのポタージュ。ボリュームありすぎ。全部食べちゃったよ。ソースが美味しかったので、さらにフランスパンを切ってきて付けて食べる。苦しいです。きーこは、一人でワインを半分ほど飲み、ソファーでそのまま寝てやんの。今日のワインは、パスタに合わせてチリ産のミディアムボディ。さっぱりとフルーティな中にもコクがあります。ま、どうせ、なめただけだけどね、私は。。。。。


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