B) ホワイトメーターパネルの製作

Defiの追加メーターが白なので、せっかくならホワイトパネルにしてしまおうというわけです。
純正のパネル内部は、数個の白色LEDがイルミネーションの明かりになってますが、
ホワイトパネルを製作するときは、夜間の視認性も考慮しておく必要があります。

まずは、バラしたパネルをスキャナで読み込み、これを下敷きにしておよその位置を下書きします。レイヤー(階層)の使えるグラフィックソフトが使いやすいでしょう。私は、「花子」を使いました。(理由は、某有名グラフィックソフトを持っていないからです)
目盛りを描くには、角度を指定しての回転コピーか、等分割の機能を使うといいでしょう。私はおうぎ型の円弧を等分して作図しました。
ロゴを描いたりして好きなようにデザインしていきます。
シフトのインジケーターは、小窓でもいいし、大きく長方形に切り出しても構わないでしょう。
途中で作業に疲れるので、何度か試しにプリントアウトしながら大きさを確認しています。
私の作ったデータは86%に縮小印刷すると、もとのサイズに合うようです。
白い写真用マット紙(ツヤ無し)ラベル(注:裏にのり付き)にインクジェットでプリントアウト。
さらにこの上から、「透明つや消しフィルムラベル」を貼り付けます。こうすると、紙がコ−ティングされたようになり、質感がアップします。さらに、印刷面の保護にもなりますね。ツヤ無しを使うのは、「てかり」を防ぐためです。
透明ラベルに印刷するのも試しましたが、やはり文字がてかってしまいます。貼り合わせるときには、空気が入らないように気をつけて。
もとのパネルには、両面テープの薄いヤツで固定。あまり強力にくっつけると、外すのが大変なので要所要所をかるく止める程度でいいのではないでしょうか。針の中心の穴を開けるのも普通は苦労するところですが、ツインはこの部分は化粧板で隠れるので、ギザギザの穴でもノープロブレムです。
組み上げてバッチリ!シンプルなデザインでもポップなデザインでも似合いそうなツインですが、こればっかりはセンスの問題ですから、つっこまれてもどうしようもないです。

針が白だと見にくいので、赤くしてます。白い塗料は、カッターナイフの刃でコシコシすると取れます。私は、プラモデル用のクリアレッドを塗ってみましたが、血のような色になってちょっとブルー。
しかも、もとの針はどうも短い気がするんですよね、目盛りを外周にすると特にそう思います。。。
そこで針も作っちゃいます(笑)赤いアクリル板の一番小さいの(300円くらい)を買ってきて、アクリルカッターでシコシコ切り出します。傷を入れるように何度も繰り返し線を削って、最後はパキンと折ります。切り口は、コンパウンドできれいにします。初めての経験ですが意外と何とかなるもんです(笑)
これだけ、長さが違うとデザインにも合うようです。(自己満足)。針の固定は瞬間接着剤をつかましたが、心配ならばパテを少し入れて補強するといいでしょうね。
うん、defiのホワイトメーターとの組み合わせも何となくしっくりいってると思いません?(注:この写真の時には、まだ針が短いバーションです)なお、針をはめるときには、きとんと目盛りに合うようにしないといけませんね。カバーを付ける前に、一度車のコネクターをつなぎ、エンジンをかけて停車状態で0kmを指すように、針をゆっくり取り付けます。

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