C) メーターのEL化計画
今回の山場は、メーターのEL化です。
EL(エレクトロルミネッセンス)パネルは、携帯の液晶などのバックライトに使われるシート状の発光物です。
インバーターで電圧を上げる必要がありますが、切って自由な形が作れます。
こんなものが、ネット通販で簡単に手に入る時代になったんですねー!
| こんなパッケージに入ってます。秋月電子通商 で購入できます。 専用のインバータ、006P乾電池がついて2,300円。「超デカELパネル」なんだと(笑)でも実際にははがき大程度。。。。 |
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| 発光色も、白・緑・青などいろいろありますが、私は「白」を選択。なお、発光してないときは薄いピンク色ですが、テストしてみると白く確かにパネル(シート)全面が発光します。インバーターからの出力をつなぐだけですが、かなりの高圧で端子に触れるとびりっとします。(下の写真が電池をつないだところです) | |
| で、このELパネルに先ほどの印刷したラベルを貼り付けてから、オリジナルのパネルに取り付けたわけです。 下の細い足が、ELパネルの端子です。 実は、このパネル「超デカ」というわりには、ツインのメーターより小さいではないですか!2つのパネルに分けるしかなかったのです。 (だから端子が4つね) カッターで直線を切り、出来るだけ2枚をきちんと並べました。1つのインバータでも並列にパネルをつなぎちゃんと発光しました。が、発光するとどうしても黒い筋がつなぎ目に出ます。 解決するには、デザインでセンターかどこかに垂直線を入れて、その裏でつなぎ目がくるようにするしかないかなぁ。 そうなるとシート1枚では足りなくなります。 もっと大きなパネルが売ってあるトコ知りませんか? | |
| 006pの9Vでも発光しますから、車の12〜14Vでは明るすぎます。調光出来ると便利ですね。実はELパネルとセットで、スイッチング電源のキットも売ってます(700円!)可変抵抗(ボリューム)がついており、自由に電圧を調整できます。パーツは10個もない簡単な回路ですが、半田付けしたこと無い人には、ちと辛いかな。詳しい説明もついてますが、手書きの回路図です。小さい頃に雑誌「子どもの科学」や「ラジオの製作」を読んでた人に頼むといいでしょうね。 | |
| ユニットを組み込む最適なケースがない。。。。。とにかく何かに入れた方がいいので、ビデオテープのケースを切ってガムテープでこしらえる。(パネルをパソコンでデザインするのに比べて、なんと原始的な・・・)インバータも一緒に押し込めてラッキ! | |
| さて、取り付けます。夜中です。ユニットは、インパネ後ろのエアコンのブロワーケースの上に両面テープでのっけました。とにかく、ツインは何をするにも空間に余裕があります。イルミの電源とアースは、メーターへのコネクタから取れます。調光のボリュームは、アクセサリーソケットの下に取り付けて、古いカセットデッキのつまみを引っぺがしてきて付けました。 | |
| いえいっ!点灯です!成功です。これは、光度が最高の場合です。追加メーターのイルミが暗く写ります。明るすぎますが、白がとてもきれいに見える明るさです。 | |
| メーターのアップ。30km/hのあたりにうっすらと縦線が。。。 これがELパネルのつなぎ目です。パネル前面に白いラベルがあるせいか、明るさのムラなど無くて均一に光ってるんですけどねー。 |
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| 照度を落とした時の写真です。明るく見えるようですが、デジカメの自動露出のせいです。まわりのイルミネーションと比較で見て下さい。 |