Defi VSDコンセプトの取り付け
〜エンジン回転数と速度を投影表示〜

タコメーター等の追加メーターは早く付けたいのですが、取り付け方法にまだ迷っています。
見やすく取り付けたいのは山々ですが、ツイン独自の目前の広々感も捨てがたい。
また、サイズやメーカーでも迷っていたので、カー用品店でいろいろ見てたら、Defiのシステムに
リンクできるヘッドアップディスプレイタイプの製品が目にとまりました。
その名も「VSDコンセプト」
とりあえず単体でタコメーターと、速度計が表示でき、Defi-Link Control UnitIIとセンサーを
追加することで、水温・油温・油圧など様々な情報を表示可能とある。
メーターユニットなしでもOKということは、お金がたまったら少しずつ追加できるし、これは
追加メーターのコンセプトがはっきりするまでには、いいではないかと思ったのでした。

パッケージ。VSDって「Virtual Super Display(バーチャルスーパーディスプレイ」なんだそうな。ちょっとネーミングが恥ずかしい(笑)
約半分の金額のVSD BASISという製品もありますが、これはDefi-Linkシステムを接続することが出来ないので水温などを表示することは出来ません。
車速信号とエンジンとタコメーター用信号を取り出すために、ECUのカプラーをはずす。さすがにバッテリーのー端子外してからの作業です。いつもなら、エレクトロタップで取り出すところですが、ごろごろしたモノがつくのはじゃまだし、意外と接触不良を起こしたりするので、今回はコードを剥いてしっかり取り付け。絶縁テープで巻いて小さめに仕上げました。なお、ECU信号については、マニュアルもあるのですが、ツインはまだ載っていないかった(WEBでは公開されています)こういうときは「インディーズレーシング」さんとこの情報が役に立ちます。
コントロールユニットは、ステアリングの右に設置。ケースをバラしてドリルで穴を開けタッピングネジで固定。このとき、隙間にスポンジテープを入れるとしっくり落ち着きます。もはや穴を開けることには何の抵抗もない(爆)
先日来の作業でやたらと配線がゴチャついてますが、すべて束ねてステアリングコラム下のカバーに入れてしまうとすっきりします。コントロールユニットへの配線は、タコ・速度信号コネクタ、電源系(アース、常時+、キーon)、ディスプレイユニットの3つです。Defi-Linkシステムを追加するためにコネクターも数多く装備されています。
コンパクトにすっきり収まってます。各種設定はこのコントローラーから行います。タコメーターも2,3,4,5,6気筒に対応し、セットアップ画面で設定します。他にも、輝度や表示内容など多くのセットアップ項目がありますが、とりあえずエンジンの気筒数さえセットすれば、他はデフォルトでもOKです。
気になるディスプレイの設置場所ですが、センター付近に決めました。本来、視線移動のない場所がいいのでしょうが、運転中に目前でちらちらするのも気になるし、メーターフード裏に設置すると運転中は本体が見えないのでいいですね。
コンバイナシートという薄いフィルムを窓に貼りますが、これは2枚ついてきてますので、気に入らなかったら場所を変えればいいですね。フィルムの張り方は、ウィンドフィルムと同じです。霧吹いてへらでゴシゴシですね。
車速0(停止状態)が続くと自動的にタコメーターに変わります。タコのレブもLED2色で設定可能です。おもしろいことに、外からはフィルムに映った数字などは見えないんですね。
なお、コンバイナフィルムが無くてもガラスに投影することは可能です。ただし、フィルムを貼った方が圧倒的に見やすいです。
コードはダッシュボードの向こうに落としてスピーカー付近から取り込んでます。左側についてるのは明るさを自動調整するためのセンサーだそうな。走ってみると、これがなかなか楽しい。ただし、速度信号のレスポンスは意外と悪いですね。(その分見やすいけど)タコメーターは、バーグラフ表示だが、中央まで点灯することはまず無いでしょうね、ツインなら。(ATだし)ピークホールド機能もあるので、GT−Rにつけて最高速を記録したりするのもおもしろいかもしれないなぁ。サーキット走行なんかで楽しめそう。
次は水温センサーとControl UnitII を入手するのがこの先の目標ですね。


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