第1部 「シフトインジケーター構想」
とっかかりは、「TWINメモ」にあるように、シフトインジケーターのネタが浮かび、ネットで情報収集。要するにシフトソノレイドへの信号をモニターできればいいわけですから、リレーで組む人、ロジックICで組む人など様々な方法があるということがわかりました。中でも、7セグメントのLEDに数字で表示をするために、ワンチップのマイコンを使うというアイディアに興味がわきました。twinは3速しかないので、プログラムもシンプルに済みそうです。
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理屈は簡単で、入力された信号の組み合わせに応じて、LEDへの7つの出力を制御します。 例えば数字の1を表示するには、特定の2つのLEDを点灯すればいいですし、「3」であれば5つ点灯させます。 |
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ただし、TWINのECUからの出力は約12Vです。このまま、マイコンチップにつっこむわけにはいけません。(5Vで駆動するらしい)。抵抗で落としても不安定ですし、発熱も恐い。そこで、調べてみるとフォトカプラという素子を使えばいいことがわかりました。一つのパッケージにLEDとフォトダイオードが入っており、信号が入力されるとこの図では+5Vが流れる、電子的なスイッチの働きをします。ECUと自作回路を電気的に切り離してしまうメリットもありますね。 |
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使用した緑色7セグメントLEDと、ワンチップマイコンのPIC16F84。小さい小さい!電子パーツなんて単価は安いんです。LEDも百数十円だし、マイコンチップなんか380円でした。フォトカプラなんか1個50円。でも、安くはあがりませんねぇ。。。。。これが。 |
せっかくなので、ソノレイド信号だけでなく、パーキングやニュートラルなどのシフトポジションも表示してみましょう。(やらなくても、インジケーターはあるんですが。。。)また、夜間には輝度を落としてやることも考えたいです。そうすると、ディマー信号も入力する必要が出てきますね。P・N・Rにディマー(ライトね)、ソノレイドが2本。。。。。入力信号6本になっちゃったよ、おい。