間欠ワイパーコントローラーを取り付ける
TWINのワイパーも間欠機能は付いています。しかし、そのスピードを自由にコントロールすることは
できません。ネットでスズキの純正オプションをながめていたら、エブリィ用のワイパーコントローラーが
オプション設定されていました。
ツインに使える保障はないけど、どんなものか興味もあり取り寄せてみました。(同じスズキだし。。。無謀・・・)
キットの中身です。コントローラー本体、ケーブル、あとは説明図と結束バンドが入ってます。 ワイパーコントローラー(DA52 DB52) エブリィ用 品番 00000-79J82 箱がシンプルなのも純正パーツのいいところ。 |
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よこ5cm、たてが4cm、奥行きが8cm近くあります。 結構大きなユニットですね。 最小の部分に回すと、カチッとスイッチが切れます。 あとは連続可変でワイパーのスピードがコントロールできます。 中を調べようと思いバラシにかかります。 で、つまみを引っ張ったら!! 固い!。。。で無理にこじったら、中の半固定ボリュームを壊しちゃったみたいで、ぐるぐる回るようになってしまった! バカになっちゃってるぞ。 ぎゃぁ!しまったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。 |
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否応もなくバラす羽目に。ボリュームも基盤からハンダを外して取り外します。。。。。 リレーとICの入った小さな基盤です。 |
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ふつうは、壊れた部品を交換するところですが、交換用のパーツなど持ってるわけがない。 で、この小さなボリュームをさらにバラして修理します。カシメてある爪を伸ばしてボリュームを分解。 シャフトが抜けてるので、もとの構造を考えながら組み立てて、水道管用の大きなプライヤーを使いまっすぐシャフトを押し込みました。 なにやってるんだかー。 |
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なんとかボリュームの修理も終わったので、ツインにつないでみます。ステアリングのコラムカバーを外して、ワイパースイッチの根本を見ると5Pのコネクタが見えます。 画面左の茶色いコネクタに刺さった白いコネクタです。 ここを外して、間にはさむようにキットのケーブルを差し込むのです。 |
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で、ユニットををつないでみました。 なんと、何の問題もなく動作します。 ポン付けですね。ボリューム最小の部分では、クリック感のあるスイッチでワイパーオフ。 つまみを回すと自由に間欠ワイパーの動作をコントロールできます。(説明書によると2秒〜11秒) (もともとあるワイパーレバーはoffの位置で使います。レバーを動かすと、そちらが優先します) 問題はこのでっかいユニットをどうするか。。。ですね。 本来の機種、エブリィの場合は、余裕あるダッシュボードに大きく四角い穴を開けて、ユニットを押し込むだけなんですが、ツインにはそういうスペースはありません。 |
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思いついてのはボリュームだけを取り外して、コードを延長し、ユニットはどこかに隠す。。。。。 がらくた箱をあさっていたら、パソコンのファンに使う小さなコネクタがいくつかあったのでこれを利用します。 |
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無謀な方法ですが、どうせ一度ボリュームは、取り外しています(笑)だめもとでやってみます。再び基盤からボリュームを取り外します。適当なビニール線を使い、途中にパソコンファンのコネクタをかませて接続。 途中でこうして切り離せるようにしておかないと、取り付け取り外しが大変です。 ボリュームからは5本のコードを引っ張っています。 |
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ボリュームだけなら、ステアリングコラムの横に十分組み込めます。せっかくなので、ユニットのメモリ板も外してステアリングに取り付けます。いいね、純正ぽい! ユニットはダッシュボード奥に押し込み、結線バンドで固定。 |
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完成です。やはりワイパーレバーの近くにつまみがある方が操作が自然です。やー、疲れた疲れた。 |
ボリュームをバラしたり延長したりしたので、作業は大変でしたが、もともと配線自体はカプラーを差すだけですから
簡単です。
ユニットをそのまま設置するのであれば、作業は難しくはありません。
ステアリングコラムのカバーを上下に分割するのが固くて大変なくらいですね。
普通はオーディオ下にスペースがあるので、そこにコントロールユニットをつるせばいいでしょう。