「intelligent informeter の取り付け」

トラストから発売された、ダイアグノシスカプラ(特殊な専用テスタを接続して、車両の故障診断等につかうコネクタ)
に接続して車両の様々な情報を表示するメーターです。いろいろなメーカーから同じような製品は発売されており、
おなじトラストからは「R-vit」というのが出てますね。TWINオーナーの方々で取り付けていらっしゃる方も多いようです。

今回取り付けたintelligent informeter(以下インフォメータ)の最大の特徴は、カラー液晶を採用したことです。
カラーになることでより多彩な情報を見やすくしてくれるほか、アクセサリーとしての価値も高まりますね。
価格もかなり抑えられておりますが、ネットでは定価よりさらに1万円以上安く入手できます。
ということで、早速注文。なんと翌日には商品が届きました。

箱も小さく、B5程度かな。小さな本体はまるでMP3プレーヤーのようです。
ダイアグノーシスコネクタに接続するカプラ付きコードが2種類ついてます。
旧日産車の診断用コネクタに接続するコードと、国際規格の台形の16ピンコネクター用の2種類です。
(旧日産用コネクタは、GT−Rで使えます。らっき!)
これが、16ピンカプラですが、実際には車両から4本のラインしか接続されていません。実は、国産車は2000年以降の車には、こういう規格の診断機能の設置が義務づけられており、それゆえこの様なマルチメータのような商品がでてきたわけです。。。が!!
さっさと、接続して(なんたってカプラーオン!)ためしてみましたが、なーーんにも映りません。まったく動作しません。
実は、メーカーの対応車種のリストにツインは載ってません!未対応です。
(んなもん買うなよ!)
だって、国際規格でしょ?
ワゴンRとかは対応しるんだよ!

なぜ????
テスターで調べて。。。実はテスター使わなくても一目瞭然なんですが、インフォメーターのカプラへの配線と、TWINの車両側コネクタの配線位置が、まったく対応してないんです。
4本しかないラインがまったくつながってません。これじゃ、使えないのは当然です。

で、この4本が何であるかの解析にとりかかります(ちとオーバーか。。。)
4本のうち、1本は常時12V、2本がアース、1本が診断用信号線ということが、配線図で調べてわかってたので、あとは確認です。
実際には、かなり試行錯誤をしてしまい、本体の故障でないことをGT−Rにつないで確認したりして、やっと動作することが判明。接続コネクタの配列は違っても、診断信号は国際規格ですし、あとはacc電源、常時電源、アースの接続だけですから。。。。結局、メーター側のコネクタは切断し、ギボシ端子で直接接続します。
位置は、メーターコラムそばに、アルミ板でステーをつくって固定しました。
表示項目は、多岐にわたり、その表示方法もメーター風や、バーグラフ、数値など種々あるうえに、イルミの色や壁紙など、カスタマイズ項目はたくさんあります。

詳しくは、メーカーのHPでみてね。

接続さえできれば、セットアップはメーカー名を指定するだけの簡単さです。
表面のアクリルカバーを外し、間にいろんな「壁紙」をはさむことで、デザインの変更が可能です。製品には、こういった紙が付いてきてますが、自作も可能ですし、今ならぎりぎりキャンペーン中のカーボン柄やメタル柄のカバーがもらえちゃいます。
製品には、両面テープがついてきてますが、その他に市販の携帯電話ホルダーを使っての取り付けが推奨してあります。
そうすると取り外しも自由ですからね。

見た目のおもしろさはともかく、画面が小さく取り付け場所が遠いと、まったく役に立たなくなります(見えない!)

しかし、情報量は多いので結構楽しめそうです。(タコメーターなどのレスポンスはあまりよくありません。1本の信号線でシリアルに様々なデータを送ってるからでしょうね)


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