「E−100MP(MAPLUS ナビ)購入」

昨年、ツインのヒーター切り替えが故障し、修理して以来ナビの調子がおかしい。わりと高機能なナビだったわけですが、操作性に多少難ありで地デジの時代に変化することもあり、変更を考えていました。今回、思い切ってメインのナビシステムを交換することにしました。やはり今回も、1DINインダッシュ(モニター収納式)の製品を選ぶことにして、雑誌でも何かと話題のパナソニックstradaのハイエンドFシリーズに決定。<BR> それから、まもなく・・・・バイク用に購入したE−100MPだがなかなか楽しいのでtwinにものっけて、両方での利用をやってみます。

コンパクトな4.3インチ。内蔵バッテリーでは約三時間の利用。車やバイクでは、DCアダプタによる運用が必須ですね。厚みが25mmというのは、この手のナビとしてはちょっと厚いかな。
シンプルなデザインは高級感があります。 また、ボディはラバーコーティングされた素材で傷つきにくく滑らないので実用性は○
タッチパネルでの操作がメインです。OSは、windows(mobile?)ではないかという話です。メニューは二種類のデザインから選択できます。ここから、ナビ・ワンセグ・設定・メディアプレーヤー・各種アプリケーションといった操作画面に移ります。どの画面からも、ボディ上面のスイッチでこのメニュー画面に戻れるのでわかりやすいです。<BR> このように、操作性については実際の場面で使いやすく練られたものだと思います。
車載用には、吸盤式のスタンドが附属しています。(右)。左の写真は、オプションの回転式スタンド。ブラケット取り付け部分がボール式で自在に動くようになってます。このナビは、縦横での回転させての使用が可能なのでこいつを購入しました。また、多少デザインが異なり丈夫な作りです。
なお、この製品を作ってるのはARKONというメーカーらしく、ここの製品なら流用ができるものもあります。純正パーツにくらべて圧倒的に安いです。
自転車用のスタンドなんかもあるようです。
ツインへの取り付けは、フロントガラスでもOKですが、ピラーに固定というのも可能です。しっかり取り付ければ落下することもありません。(愛知→熊本往復1800kmも平気でした・・・笑)
しかも、DCアダプタからの電流を関知して、オートオンオフするのが偉い!本体のスイッチで消すときは長押しタイプなので、これは助かります。バイクでの利用もこのため大変楽になってます。
ただし、電源オンのあとでは前述のメニュー画面になるので、必ずナビボタンをタッチして起動する必要があります。起動には数秒かかります。
ナビを固定するブラケットは標準で附属していますが、バイクにも固定するために追加して購入してます。このように、単品で付属品は購入できますが。。。。高いです(笑)上から、レールに沿って押し込みますが、軽くロックがかかり、外すときには全面のボタンを押して取り外します。このおかげで、回転させた縦置きでも安定して保持できます。
本製品のウリの一つである、音声案内の音声変更やアプリケーション、内蔵システムのアップデートなどはSDカード(microSD)なしでは、使えません。同時に購入しておくことが条件ですね。(古谷 徹さんの声は本体のみで利用可能です)SDHCに対応してますので最大の8GBを買っておくと動画やミュージックプレーヤーとしても実用性はあります。パソコンに接続するためのアダプタも必要ですね。私は、購入後にまず本体のアップデート作業が必要でした。でないと、オプション音声の購入ができません。このメモリーカードに、本体の固有データ(シリアルナンバーみたいなもの)が書き込まれて、これがないと、サイトでのサービスが受けられません。
オプションで購入したワンセグのアンテナです。
ワンセグの感度は大してよくないかな。外部アンテナを付ければ確かに感度はアップするようです。この製品はアンテナ基部がマグネットになっておりルーフなどに固定できますが、アンテナケーブルを車内に引き込むまでの処理が難しいのと、アンテナ角度が固定なためなかなかかっこよく付けられません。
それでまだツインに取り付けてないのです。
でもって、使ってみての感想です。
【よかった点】
○なんといっても、しゃべるセリフと声。実は案内音声の設定は2つあります。いわゆるナビの案内音声と、内蔵の加速度センサによる運転操作に対応したメッセージです。たとえば、急ブレーキを踏むと「あぶない運転はやめてくだいね」とか、高速に乗ると「わぁー、爽快ですねー」とか。後全く意味もなく「最近映画見ていないですね・・・」とか「ちょっと、今、別の女の子見てたでしょっ!」とか(笑)様々に話してくれて思わず返事してしまいます。

○動画や音楽もデータを指定のフォルダに入れるだけなので、わかりやすい。動画については、ナビとの同時利用はできません。また、私が試したデータが大きかったからか、いったん電源を入れ直さないとビデオが再生されない時もありました。ミュージックプレーヤーは、ナビとの同時利用が可能です。ミニフォーンプラグで取り出せば、カーオーディオとして使えるでしょう。なお、ビデオ画像も取り出せるようです(オプションの接続コードが必要)

○よく考えられた操作性。メニュー階層は結構深いけど、一気に現在地画面に戻れるようなアイコンが表示されてます。また、ハードスイッチでメインメニューに戻れるし。音声は、ビデオ、ナビ、案内、テレビと独立して設定可能。

○音声は結構大きいので、バイクで走りながらでも聞こえます。ただし、その分、恥ずかしい場合も(笑)
なお、バイクでは加速センサーによる発声はうっとしいほど多くなるので実用的ではありません。

○防水性。バイクで使う上でこれが一番大きく、購入動機となりました。

○表面のステンレス部分は、デザイン上のダミーで四本のビスを外せば取り外して、別デザインに変更可能です。(現時点ではまだオプション発売はされてないです。)自分で、シートを貼るなどのカスタマイズは簡単。

○WEBとの連動が計画されており、今後の充実にかかってるが期待は持てる。移動の軌跡を地図で表示したり、地図色のカスタマイズデータがネットで公開されたりと、ユーザーの投稿でさらに楽しくなりそう。単一の製品だと、そこまで充実はしないだろうけど、PSP用のナビソフトと共有なので期待が持てます。

○時刻や方位磁針のアイコン位置を移動できたりと、妙に芸が細かいところがある。そうそう、いらないアイコンを一時的にゴミ箱にドラッグして消せたりとか。。。遊び心のあるナビです。


○オービスデータを持っており、高速では取り締まり装置近くに来ると、アイコンが表示されて「スピードをコントロールするんだ!(BY アムロ)」などと、アナウンスがあります。むろん、ユーザーによる追加も簡単です。

【気になる部分】

●起動直後にドライバーモードか助手席モードかを指定します。指定しないと自動的にドライバーモードになり、ワンセグや動画の選択や、走行中の操作を受け付けなくなります。モード変更は電源を入れ直さねばならないので面倒。

●ビデオの再生は、レジュームが効かないのでいったんオフにしたりするとまたはじめから再生しなくちゃならずに実用的ではない。

●タッチ画面のレスポンスに独特のものがあって、ちょっとゆっくり目に押した方がいい。誤動作を防ぐためかもしてないが、なれないと難しい。

●右左折などはセリフのパターンはある程度決まってるので、あまりにも同じセリフで何度も案内されるとややうざい(笑)

●オプション品の販売開始が遅い。アプリもまだ一種類。

●時刻の表示や、縮尺変更のボタンが小さい。

●距離優先モードで、愛知から自宅まで検索したらやたら時間がかかった。近場での検索は問題ないレベル。

●お気に入りスポットを登録できるが、その分類フォルダがひらがなのみ。文字入力の画面は、漢字入力には対応してないです。 



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