ガソB・AT作動情報

TWINのサービスマニュアル「電気配線図集」を眺めていてふと思ったんですが、ATのコントロールを実際に行ってるのは、たった2本のラインなの?なんだかやたらと単純。まぁ、今時3速だし。。。。。「シフトソノレイド」ってとどのつまりは電磁石ですよね。たった2個の電磁石で3速ATってコントロールできるの?
(なお、ハイブリッドの4速ATは結構複雑でした)
ECUのコネクタ(グレーのヤツ)の28,27が上の図のシフトソノレイドへの信号線。
テスターで実測をしてみた所、シフトレバーをDや2に入れると、それぞれ13.8Vを出力します。それ以外のポジションではLOWになってますね。つまり、停止時には両方のラインに出力があるというわけで、おそらく走り出してシフトチェンジすると、この出力が変わると予想されます。
かといって、走りながらテスターをあてるわけにも行きません。ふと思い出したのが冬に買って遊んだ「電子ブロック」、光実験セットにLEDがあります。
赤と緑LEDそれぞれに制限抵抗(200Ω)をかませて、ソノレイドへの信号線を分岐して接続してみます。ECU信号の確認に、またまたインディーズレーシングのみやっちさんの情報を頂きます。
こんな感じで実走行調査(笑)シフトレバーを「D」または「2」に入れると、停止中・発進直後は両方のLEDが点灯します。
で、加速していくと緑のLEDが消えて、赤だけになります。さらに加速していくと両方とも消灯します。
ここで、2速にレバーを入れると、再び赤だけ点灯しました。
実際の動作 27ピン(白赤) 28ピン(白青)
P・N・R
1速
2速
3速
ということで、まとめてみると表のような結果がわかりました。

ATってヤツは、シフトレバーがDに入っていると勝手にいろんなタイミングでシフトしてくれますが、その様子が目視できると
なかなかおもしろいです。LEDをメーターに組み込んで、「現在何速か」を表示してみようかとも思いましたが、それも芸がないです。
しかも、バックやパーキングなども3速表示と同じとは。。。。。
どうせなら今のギアを数字で表せるようにすると、「ATシフトインジケーター」ができますよね。(高級車っぽいぞ! 3速だけど)
ただし、7セグメントのLED(数字を8の字上に点いたり消えたりして表示するLED)を使うとなると、ロジック回路を考えねば
なりません。さっそく、ネットで情報を収集すると。。。いるんですねぇ、やっぱりそういうこと思いついてやってる人。
で、わかったことは。。。。。結構めんどくさいということ(爆)ただし、こういう処理はマイコンに任せると簡単だということもわかりました。
これは挑戦してみたくなりますね!


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