練習日を金曜日・土曜日の2日間にする件について
(UP平成19年11月18日)

1.ラブオールズの運営方針と現状について
 ラブオールズは来春で創立17年になりますが、発足当初から一貫して、初心者も上級者も一緒に楽しくバドミントンができるクラブを目指してやってきました。そのため、バドミントンをやりたい方なら、年齢や競技レベルに関わらずどなたでも参加していただいております。また、設立当初は月会費制でしたが、10年以上前からは来られた場合のみの1回500円という参加していただきやすい形に変更しました。おかげで、毎回40人以上、多い日には50人を超える方が参加していただいております。
 
 ただそうなると問題なのは、サブアリーナ6面に50人では、人が多すぎてコートが足りないということです。社会人の方がほとんどですので、7時過ぎごろまでは人も少なく充分基礎練習もできますが、7時半以降になると全面ダブルスのゲームにして1セットで交代する形にでもしなければ、コートが回っていきません。その場合でも、中級以上の方なら積極的にどんどんゲームをすればいいですし、コートの間を使って基礎練習をすることもできますが、初心者の方はシャトルのコントロールも侭ならない訳ですから、試合をしているすぐ横で練習するのも難しいですし、誰かが積極的に誘ってあげなければ遠慮して試合にも入れないといった状況になりがちです。
2.開催及び運営に関わる費用について
 市内にあるクラブの多くは、地元の小学校や中学校の体育館を借りて使っていて、使用料は無料に近いのですが、ラブオールズは総合文化体育館という有料施設を使用しています。このため、運営に多額の費用がかかります。開催日を考える上でこれは重要な要素ですので、具体的数字をお伝えしておきます。

 総合文化体育館のサブアリーナ平日夜間(18:00〜21:00)使用料は照明代込みで8260円です。祝日や土・日ですと9760円となります。メインアリーナを4分の1(4面分)平日夜間使用した場合は、照明、ラインテープ代込みで約5500円程度かかります。

 シャトル代については、ランクによって変動します。このところラブオールズは、ヨネックスのオフィシャルというシャトルを使っています。これは1個につき安く買っても300円近くします。これを毎回3ダース消費していますので、シャトル代だけで12000円近くかかっていることになります。この費用については、シャトルの種類を変えることによって安くすることは可能ですが、あまり廉価なものにすると使用感や耐久性などで問題が出ます。

 その他の費用としては、このホームページ設置にかかる費用が月に2625円、筆記用具や通信・印刷費、協会登録費などの諸雑費が年間で10000円程度かかっていると思われます。賞品購入費や、親睦会の補助費などにつきましては、繰越金調整のためという観点で支出しています。どういうことかと言うと、設立当初に話し合った時に、ラブオールズは任意団体だから、あまりたくさんのお金をプールしないようにしようということにしたのです。ですから、毎年の繰越金が3〜5万円程度になるように、余った分を会員の皆さんに還元する意味で使っています。

 細かい数字でいささか分りにくくなってしまいましたが、要するに1回につきかかる費用はシャトル代も込みで、サブアリーナ平日だと約20000円(大人会費40名分)、サブアリーナ土曜日だと約21500円(同43名分)、メインアリーナ4面だと約7500円(同15名分)ということになります。
3.メインアリーナ併用をやめた理由について
 ラブオールズは、参加者の増加に伴って、サブアリーナの他にメインアリーナの一部(4面)を併用して使用してきましたが、このところはそれをやめています。その理由について説明します。

 みなさんご存知かと思いますが、メインアリーナはラインテープが貼ってありません。また、貼った場合には使用後に必ずはがして帰らないといけません。したがって、コート作りをするたびにネットだけでなく、ラインテープも貼る必要があります。これは結構手間のかかる作業ですしラインテープは高価なので費用もバカになりません。10人ぐらいの人数で一斉に作業すればそんなに時間もかかりませんが、現実的には一人二人とやってくるわけで、サブアリーナが混んできてからメインに降りてくる人もいたりで、メインアリーナに人が増えるのは7時をかなり回ってからということが多く、せっかく早い時間から練習しようと思ってメインアリーナに来ても、コート作りで20分ぐらいはすぐに経ってしまいます。場合によっては、結局人が増えなくて、仕方なくサブアリーナに上がって練習するといったこともありました。

 また、バドミントンもやはり少しでも上達するためには、上手い人の動きをみたり、一緒に練習や試合をしたりすることが大切なのですが、2箇所に分かれてしまうと、どうしてもメインアリーナの方に初心者の方がかたまるようになり、そういった意味での交流ができなくなってしまいます。

 財政的にも、メイン・サブ併用ですと、単純計算で27500円程度の費用がかかり、50名の参加者があっても赤字となってしまいます。まぁ実際は、初心者のみなさんはあまりシャトルを消費しませんのでここまでの費用はかかりませんが、いずれにせよ50名以下では難しいと言わざるを得ません。

 それともう一つは、他の使用団体との関係です。金曜日のメインアリーナは、以前から新体操のクラブが3分の1を定期的に使用していますので、ラブオールズが4分の1を使用するとスペース的に中途半端にしか残りません。他にもフットサルのクラブですとか、バレーボールのクラブですとかが使用を希望する場合も多いのですが、これらが使用するには全体の2分の1の広さが必要です。したがってラブオールズが先に使用許可を取ってしまうと、これらのクラブは練習できないことになります。同じように、市民スポーツを楽しむ者として、数少ない公立体育館の有効利用という観点からも、使うか使わないかわからない者が、施設を独占するのは問題だと思っています。
4.土曜日を使用する場合の運営について
 土曜日を使用することにした場合、時間帯的にはやはり夜間ということになります。昼間は大会などが入ることも多いですし、岡山市総合スポーツクラブの少年バドミントンが3時半頃まで使用していますので無理です。また、同じやり方でコート使用をしたのでは金曜日と同じ弊害が出ますので、できることなら少し違った運営をしたいと思っています。また、使用におけるシャトル管理などの担当も変えていただきたいと考えています。

 まず、運営の担当者ですが、私個人が2日に渡って責任を持ってお世話をすることはできません。使用申込みなどの事務作業や会計管理は金曜日と合わせて行うわけですから、当然私が責任をもちますが、現場でシャトルを管理したり、当日体育館事務所に使用許可書を提出したり、参加費を集めて預かっていただいたり、練習後に使用人数の報告を事務所に出したりするのは、何人かのメンバーの方で調整してお世話いただきたいと考えています。すでに何人かの方にはお願いしましたが、できるだけ多くの方でやっていただければ、一人当たりの負担は減るものと思います。

 練習時のコート割りなどについては、実際の参加者の状況を見てみないと分らない面もありますが、基本的には初心者の方や子供さんでも練習し易い環境にしたいと考えています。かといって、前述のように土曜日使用をすると1回で21500円程度の経費が予想される訳ですから、参加者を限定することはできないと思います。ですから、例えば、6面を2つに分けて、東側3面を初心者の方優先で練習できるようにするとか、誰か経験者の方がノックや基礎練習の手伝いをするようにするとかしていけたらいいのではないかと思ったりしています。

 土曜日は、中級以上の方なら他にも色々なクラブが練習日にしていますので、金曜日に来られているメンバーの方の中にも、そちらへ行くという方も多いと思います。また、主婦の方や子供さん連れの方、仕事の関係で金曜はだめだが土曜日なら行けるという方など、今まで来られていない方の参加もあることと思いますので、金曜日とはまた違ったメンバーでバドミントンを楽しむことができるのではないかと考えています。時間帯的にも、土曜日はお休みの方も多いと思いますので、6時から9時まで効率的に使用することも可能かと思います。
5.メンバーの皆さんへのお願い
 体育館の使用申込みは、2ヶ月前からとなっております。したがって、来年1月から土曜日使用を始めるのであれば既に申込みができる状況にあります。先日、いつも練習球の管理や、当日の集金などでお手伝いをしていただいている方たちには、こういった事情を説明して考えておいていただくようにお願いしております。もし、その方たちから協力していただける旨の返事をいただけたら、とりあえず来年1月から土曜日使用を始めようと思っております。

 誰かが全面的に責任を持って運営を担当するのは気分的にも負担が大きいので、前述したように土曜日に関しては持ち回りで担当できればそれがベストです。やっていただくことは、そんなに難しいことではありません。前の週に練習用のシャトルと試合球を預かっていただいて、次の週に持ってきていただくこと。当日は、使用許可書を提出して、会費を集めて、最後に事務所で使用人数を書き込んでいただくことだけです。「ああ、来週はあたし来れるから、シャトル預かるよ!」といった気軽な感じで、運営に協力していただける方を募集します。また練習のやり方についても、ぜひ色々なアイデアをお聞かせいただきたいと考えております。どうぞよろしくお願いします。