「文学横浜の会」
文横だより
<4月号>平成24年4月8日
4月第2週、桜が満開。
こうして迎える新緑の芽吹きを全身で感じられるのは数十年だが、
我々の祖先達は幾多の大震災や苦難を潜り抜けたに違いない。
何時までも何時までも、この地で心楽しく過ごしたいものだ。
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文横だより2012年4月号を送ります。
◆出席者
◆読書会テーマ
何を読むか、どんな作家の作品を読むかはそれぞれだろう。
今回は私の好きな作家の一人筒井康隆氏の「これを読め」(確かテレビで観たと思うが)との、
お奨め作品を幾つか取り上げた中からの一作品。
当然、氏は何故奨めるのかを発言した訳だが、それが私の頭に残っていて、
読んだ後に「成程な」とは思ったが筒井氏程の感動が湧かなかった。
絶賛する意見は少なかったが「最後の最後に、死んでしまうと判るのか」と展開の意外さを語った方が多かった。
やはり内容や展開は知らないで読んだ方が、特に短編では、読み手としては楽しめる事は確かだ。
読後感は読者側の感受性、或いは内容に対する関心度による。無論、翻訳された作品では翻訳者の力量による処も多い。
改めて読後感は様々だと知らされる。
以上、金田記
◆次回
次回の読書会テーマは、
「ホテル・ストーリー」森 瑤子著、角川文庫
より第一話≪半島酒店≫
日時;5月12日(土) 18時〜となります。
◆その他
今年の「文学散歩」は5月20日(日)(予定)です。
43号の初校は配布しました。
<チェック次第返送して下さい。>
(金田)
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