「文学横浜の会」

 文横だより

<令和3年 3月号>

過去の「文横だより」

2021年 3月 8日 更新


コロナのワクチン接種が始まったが、
高齢者への接種が終えるまで、まだまだ時間がかかりそうだ。

ましてや全国民へとなると今年は無理?

コロナ以前の生活を取り戻すには
コロナがインフルエンザ並みの感染症扱いになってからだと言う。

東京オリンピックもどうなるのかまだまだ先は見えない。

日本は災害大国として地震や火山噴火等には対策を練られているが
感染症については軽くみていたのではないか。

ワクチンの外国頼りなのもなんとも頼りない。
今回は無理にしても新たな感染症対策を練り直す必要はある。

      ★

文横だより2021年 3月号を送ります。

◆読書会
・日 時;3月 6日(土)
・場 所;「掲示板」にて
・テーマ;「接木の台」和田芳恵
     集英社文庫、等
・担当者;河野さん

・参加者(順不同)6日現在
 遠藤さん、浅田さん、清水さん、藤本さん、中根さん、佐藤直さん、
 石野さん、成合さん、林さん、藤村さん、金田

<和田芳恵『接木の台』を選んだ理由>

和田芳恵は新潮社の編集者、樋口一葉研究者を経て57歳の時に『塵の中』で直木賞を受賞しました。昭和38年のことです。
しかし、置屋から逃げ出す遊女と子持ちの中年男の話という、ふた昔くらい前までに書き古されたようなテーマで、 荷風が読んだら苦笑しそうな作品でした。時の芥川賞は田辺聖子の「感傷旅行」でした。

『接木の台』は二十五歳の時に読みました。「読売文学賞受賞」でもありましたし、老人文学とか、 何かと話題になっていたからだと思います。

<以下、Webページの読書会3月「接木の台」掲載>

以上 河野

◆その他;

(1)4月は「文学横浜」52号の合評会を行う予定です。
  日 時: 4月4日(日)13時〜
  場 所:帆船日本丸 訓練センター内会議室 JR桜木町駅下車 5分
  ゲスト:秋林哲也氏

  但し、新型コロナの感染状況によって変更される場合もあります。

(2)5月の読書会テーマ
    「スクラップ・アンド・ビルド」羽田 圭介
     文春文庫
     amazonにて廉価本あり

(3)6月以降の読書会担当予定者は、和田さん、藤村さん、藤本さんの順とします。
   一部変更
   (和田さんを追加しました。なお、和田さんはリアルには出席できません)


以上(金田)


[「文学横浜の会」]

禁、無断転載。著作権はすべて作者のものです。
(C) Copyright 2007 文学横浜