「文学横浜の会」

 文横だより

<令和3年11月号>

過去の「文横だより」

2021年11月 9日 更新


早いものでもう総選挙は過去の出来事になり、
コロナ禍も過去の出来事になった、と言いたいが…。

第6次の感染蔓延に注意をしながらも世の中は既に動いていて、
繁華街の人出もコロナ以前に戻りつつある。

まだまだ不安は拭えないが、
経済のことも考慮せざるを得ないから致し方ない。

飲み薬の開発も進んでいるようだが、
重傷者や亡くなる者が減れば、これが常態となるかも知れない。

コロナ禍と同時に世の中は温暖化対策が叫ばれている。
若年層にそうした動きが強い。

これから何年も地球上で生活するのだから当然だが、
高齢者ももっと真剣に考えるべき問題だ。

年々温暖化が進んでいるのを実感している身には、
将来の世代を思えば政治家はもっと真剣に取り組むべきだろう。

      ★

文横だより2021年11月号を送ります。

◆読書会
 ・日 時;11月 6日(土)17時半〜19時
 ・場 所;第8会議室 (リアル)
 ・テーマ;「トニオ・クレーガー」トーマス・マン 浅井晶子訳、光文社、等
 ・担当者;中根さん

 ・出席者(リアル、敬称略)
  遠藤、金田、山下憲、林、森山、中谷、中根、阿王*、後藤*

  注;阿王さん、後藤さんは見学に来られた方です。

 ・「掲示板」からの参加(敬称略) 6日現在
  遠藤、浅丘、金田、藤本、山口、和田、石野、成合、

以下、レジメより

この作品を選んだ理由

トーマス・マンは、「自分の心に最も近い作品」とする本作品で(但し、これには懐疑的な見方もある)、 主人公のトニオ・クレーガーに自らを投影させて、「自分は市民的な幸せを得ることができない」と吐露し、 芸術家と一般市民の二つの世界に揺れる心情を描出している。この、マンが描く芸術と日常的現実の相克を、 会員の方々はどう受け止めるかをお聞きしたいと思います。

<以下、略>

まとめ等を含め後日、Webページ「読書会」に掲載します。

以上、中根

◆その他;

(1)12月の読書会
  日 時;12月 4日(土)17時半〜
  場 所;かながわ労働プラザ 第8会議室
  テーマ;「錦繍」宮本輝、新潮文庫

     アマゾンで廉価本有り。

     リアルで参加できない方は「掲示板」に書き込んで下さい。

  担当者;林さん

(2)1月以降の読書会担当者は、篠田さん、佐藤直さん、の順です。
   (不都合な場合は連絡して下さい。担当月は調整します。)

(3)令和4年1月の読書会について

  日 時; 1月 8日(土)17時半〜
  場 所;かながわ労働プラザ 会議室

  テーマ;「夜叉ヶ池」泉鏡花、岩波文庫「夜叉ヶ池・天守物語」に所収。
      <担当者より>
      文語調が読み辛い方は、白水銀雪氏による現代語訳版が、
      Kindle版またはペーパーバック版にてアマゾン等に出品されています。
      担当者もKindle版を読んでみましたら原作に忠実で分かりやすかったので、
      併せて読むとよいかも知れません。

(4)今後の日程
   令和4年3月に「文学横浜」53号の合評会を予定しております。
   なお、出版の状況、会場確保、等により変更される場合もあります。



以上(金田)


[「文学横浜の会」]

禁、無断転載。著作権はすべて作者のものです。
(C) Copyright 2007 文学横浜