「文学横浜の会」

 文横だより

<令和4年 9月号>

過去の「文横だより」

2022年 9月 5日 更新


夏期休暇中であっても、コロナ禍の中にあっても、
世の中に禍々しい事件の尽きる事はない。

一つはウクライナへのロシアの侵略戦争であり、
国内においては世界平和統一家庭連合(旧統一教会)をめぐる不透明感である。

経済をみればあれよあれよと円安が進み、
その影響もあって物価は上がる一方だ。

このグローバル化された世界の中で、
欧州の一地域の戦争であってもその影響は世界中に及ぶ。

一方、アメリカ国内ではトランプ前大統領を支持するグループと、
それに反対するグループの対立はこれからの世界にどんな影響を及ぼすのだろう。

情報化の進展により、
世界中の人々の考え方の硬直化が見られるのはなんとも皮肉な事だ。

つまり多すぎる情報の中で、
人は自分の見たい知りたい情報だけしか見なくなり、
一方、国によっては国家による情報統制もより激しくなった。

その結果いつしか偏った情報しか信用しなくなり、
偏った価値観のグループとの対立となる。

だけどだけど、これから先も人間は生きて行く。

いつしか平穏になる事を願う!

     ★

文横だより2022年 9月号を送ります。

◆読書会
 ・日 時;9月 3日(土)17時〜19時
 ・場 所;神奈川県民センター内、会議室 (リアル)
 ・テーマ;「お伽草子」太宰治 岩波文庫 他
 ・担当者;森山さん
 ・出席者(リアル)順不同、敬称略
  阿王、荒井、遠藤、金田、河野、山下憲(上条)、藤原、寺村(港)、野田(十河)、鶴見(山口)
、   清水(いまほり)、佐藤(石野)、中根(保坂)、森山(大倉)、中谷、武内(原)、*高木

 注;高木さんは見学に来られた方です。

 ・「掲示板」からの参加(敬称略)09/03現在   遠藤、中谷、藤原、清水、寺村(港)、鶴見(山口)、荒井、石野(佐藤ル)、森山、十河(野田)、金田、成合、阿王、林

以下、担当者より

1.選んだ理由 
 10年ほど前に読んで、なんて面白いんだと思った。簡素な昔話のパロディながら、 人の暮らしにある悲喜こもごもが、力強くあたたかい。
元のはなしの道徳観や人物像ががらりと変わっているのに、口承文学の聞いて心地よい文体のリズムというか語感が、 きちんと活かされていることに感嘆 しました(特にセリフに)。
この作品について、見識深く、感性豊かな皆さんの意見をいただき語り合いたいと選書した次第です。

 <「以下、省略>

以上、森山

 全文はWebページ後日、まとめと共に「読書会」に掲載します。

(「掲示板」に書き込まれた内容も後日、Webページ「読書会」に掲載します。)

◆その他;
(1)文学散歩(予定)
   日 程;9月18日(日)
   テーマ;樋口一葉
   主 催;横浜文学学校、協賛;文学横浜の会

(2)10月の読書会
   日 時:10月 1日(土)17時〜
   場 所:神奈川県民センター内、会議室
   テーマ:「十二月の窓辺(『ポトスライムの舟』収録)津村紀久子:講談社文庫
   担当者;成合さん

(3)11月以降の読書会担当者は、佐藤ル、山下さんの順です。

(4)54号の締め切りは9月末です。

以上(金田)


以上(金田)


[「文学横浜の会」]

禁、無断転載。著作権はすべて作者のものです。
(C) Copyright 2007 文学横浜