「文学横浜の会」

 文横だより

<令和4年12月号>

過去の「文横だより」

2022年12月 5日 更新


同人誌の印刷をお願いしていた会社が倒産した。
印刷不況に加え、コロナの影響もあったようだ。

急なことで54号の作成にも影響を受けるが、
職を失った社員を思うと気の毒だ。

コロナ禍の中で職を失った方も多かろう。
職を失った方々への社会保障に漏れはないだろうか。

年金暮しの身に、物価の上昇には辟易だが、
問題はこれが国民の収入アップにつながるかだ。

働いている方々には年収のアップ、
そして年金生活者には年金のアップへ。

そんなに上手く行くもんかと思いつつ…。

さてさて、来年はどんな年になるのだろう!

     ★

文横だより2022年12月号を送ります。

◆読書会
 ・日 時;12月 3日(土)17時〜19時
 ・場 所;神奈川県民センター内、会議室 (リアル)
 ・テーマ;「園遊会」キャサリン・マンスフィールド 新潮文庫、岩波文庫
 ・担当者;山下さん
 ・出席者(リアル)順不同、敬称略
  遠藤、金田、佐藤直(杉田)藤原、中谷(池内)、野田(十河)、森山(大倉)、武内(原)、山下憲(上条)、福島*

  注;福島さんは見学に来られた方です。

 ・「掲示板」からの参加(敬称略)12/4現在
  藤本、藤原、遠藤、中谷(池内)、野田(十河)、金田、鶴見(山口)、佐藤ル(石野)、
  佐藤直(杉田)、成合、寺村(港)、阿王、中根(保坂)、森山(大倉)、和田   

以下、担当者より

1. この作品を選んだ理由
 以前、私が尊敬している短篇小説家の阿部昭が『短篇小説礼賛』(岩波新書、1988年6月刊)という随想集の中で、 マンスフィールドの短篇小説を絶賛していたことと、マンスフィールドがチェーホフの作品を書き写すところから小説を書く 研鑽を積んだということを知り、チェーホフのファンでもあった私は、チェーホフ文学の後継者としてのマンスフィールドの 短篇小説に関心を持ちました。

特にマンスフィールドの『園遊会』を初めて読んだときには、短篇小説としての完成度の高さに衝撃を受けました。 それ以降、私にとってマンスフィールドの作品は短篇小説を書く上で方位磁石のような存在になっています。 当然ながら、短篇小説に対しては、私とは違った感じ方や考え方もあり得るでしょうから、他の方の感想にも興味を持っております。

特に短篇小説を書いている方、あるいは書くことに関心を持っている方が、 マンスフィールドの短篇小説を読んでどう感じられたかについて知りたいと思い、今回の課題にさせてもらったものです。

 <「以下、省略>

以上、山下

 全文は、後日、まとめと共にWebページ「読書会」に掲載します。

(「掲示板」に書き込まれた内容も後日、Webページ「読書会」に掲載します。)

◆その他;
(1)1月の読書会。
   日 時:1月14日(土)17時〜
   場 所:神奈川県民センター内、会議室
   テーマ:「ウィリアム・ウィルソン」エドガー・アラン・ポー 青空文庫に掲載あり
   担当者;荒井さん

(2)2月以降の読書会担当者は、原さん、清水さんの順です。

(3)従来、印刷をお願いしていた(株)吾妻印刷が倒産しました。目下、印刷所を検討中です。
   (スケジュールに沿った方向で決める予定です。)


以上(金田)


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