「文学横浜の会」

 文横だより

<令和5年 6月号>

過去の「文横だより」

2023年 6月 4日 更新


米国と中国の覇権争いが益々激しくなっている。

民主主義国と専制主義国との価値観の争い、
との見方もあるがその動向は日本にも大きな影響を及ぼす。

どちらが勝っても決着のつけ方によっては、
双方に大きなダメージを与えるに違いない。

で日本はどちらの側かと言えば当然米国側に与していて、
そうした状況の中では日本の軍事力増強もやむを得ない。

予算的な裏付けも大事な事は確かだが、
無闇に米国側についているだけと言うのではなんとも心許ない。

日本国民を守り、双方の武力衝突を避ける、
そのための知恵が政治家には求められる。

果たして今の政治家にそれは期待できるだろうか。

     ★

文横だより2023年 6月号を送ります。

◆6月読書会
 ・日 時;6月 3日(土)17時〜19時
 ・場 所;神奈川県民センター内、会議室 (リアル)
 ・テーマ;「貝塚をつくる」開高健 
        収録:『ロマネ・コンティ・一九三五年』 - 六つの短編小説 - 文春文庫
   担当者;藤原さん
 ・出席者(リアル)順不同、敬称略
  遠藤、金田、河野、佐藤(杉田)、篠田、林、寺村(港)、
  中谷(池内)、野田(十河)、藤原(上終)、中根、山下(上条)、*中川、*酒井

  注) 中川さん、酒井さんは見学に来られた方です。

 ・「掲示板」からの参加(敬称略)6/3現在
  藤原、いまほり、石野、港、池内、成合、杉田、森山、金田、遠藤、里井、原、十河、阿王

担当者より<「レジメ」より抜粋>

わたしの好きな開高作品

 わたしは学生時代に長編『夏の闇』を読んで以来、開高健の作品を愛読してきました。 純文学作品としてはこの『夏の闇』が開高の最高傑作と思っています。 わたしが読んでとくに面白かった、笑った、読み応えがあった、など推薦できる開高作品の例は以下の通りです。

【小説】『輝ける闇』、『夏の闇』、短編集『ロマネ・コンティ・一九三五年』
【ルポルタージュ、エッセイ】『声の狩人』(アイヒマン裁判傍聴記、サルトルとの対談など)、『オーパ!』(世界釣り紀行)、『食卓は笑う』(爆笑小話集)
【対談】『街に顔があった頃(浅草・銀座・新宿)』(開高健/吉行淳之介対談集)

以上、藤原

全文は、「まとめ」、「掲示板」の内容と共に後日、Webページに掲載します。

◆その他; (1)7月の読書会
   日 時:7月 1日(土)17時〜19時
   場 所:神奈川県民センター内、会議室
   テーマ:「堕落論・続堕落論」坂口安吾 収録:『堕落論』新潮文庫、角川文庫等
   担当者:寺村さん

(2)8月の読書会はありません。

(3)9月の読書会テーマ
   「旧約聖書 ヨブ記」岩波文庫
   < 担当者より>ページ数は163ページです。大半が詩形式で書かれていますので、比較的読みやすいと思います。
   担当者:野田さん

(4)10月以降の読書会担当者は金田、福島さんの予定です。
   テーマは決まり次第連絡します。

以上(金田)


以上(金田)


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