「文学横浜の会」

 文横だより

<令和5年 7月号>

過去の「文横だより」

2023年 7月 3日 更新


ロシアのウクライナへの侵略はどう決着するのだろう。
どう決着するにせよ一番の被害者は当事国の国民だ。

侵略側のロシアの国民にしても、
災難はきっと降りかかってくるに違いない。

情報化の世界にあって、専制的な国家では、
情報管理・情報統制が強まるとはなんとも皮肉だ。

民主主義国といえども情報の偏りによる
国民の分断傾向は益々深まるだろう。

アメリカと中国の覇権争いは益々熾烈になり、
争いは半導体をはじめとする先端技術分野にも及んでいる。

文化的な争いだけで済むならいいが、
この先、心配の種はつきない。

武力を用いた覇権争いなど、
自国民向けのポーズ、だけにしてほしい。

     ★

文横だより2023年 7月号を送ります。

◆7月読書会
 ・日 時;7月 1日(土)17時〜19時
 ・場 所;神奈川県民センター内、会議室 (リアル)
 ・テーマ;「堕落論・続堕落論」坂口安吾 収録:『堕落論』新潮文庫、角川文庫等
   担当者:寺村さん
 ・出席者(リアル)順不同、敬称略
  遠藤、金田、河野、佐藤(杉田)、篠田、寺村(港)、福島(由宇)、高木、武内(原)、
  中谷(池内)、野田(十河)、藤原(上終))、中川(野守)、酒井(里井)

 ・「掲示板」からの参加(敬称略)7/1現在
  港、阿王、里井、後藤、遠藤、藤原、池内、石野、杉田、野守、原、金田、成合、大倉、十河、由宇、保坂、和田

担当者より

安吾は、読むたびに何ほどかは心をゆり動かされる ‥‥ だから私は安吾のファンなのだが、 しかし何に動かされるのか、よくわからないところがある ‥‥ この秘密は何だろうか、と思ってきた。
今回読み直してみて気付くことだが、安吾の筆の運びには停滞するところがなく流れるようだ。

以上、寺西(「レジメ」より抜粋)

全文は、「まとめ」、「掲示板」の内容と共に後日、Webページに掲載します。

◆その他;

(1)8月の読書会はありません。

(2)9月の読書会
   日 時:9月 2日(土)17時〜19時
   場 所:神奈川県民センター内、会議室
   テーマ:「旧約聖書 ヨブ記」岩波文庫
   < 担当者より>ページ数は163ページです。大半が詩形式で書かれていますので、比較的読みやすいと思います。
   担当者:野田さん

(3)10月の読書会テーマ
   「火垂るの墓」野坂昭如、短編集『アメリカひじき・火垂るの墓』新潮文庫、等に掲載
   < 担当者より>Amazonに廉価本あり。近くの図書館もご利用下さい。
   担当者:金田

(4)11月以降の読書会担当者は福島さん、津曲さんの予定です。
   テーマは決まり次第連絡します。


以上(金田)


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