色々な事件を起こした宗教団体、
旧・統一教会の解散命令がいつ出るか話題になっている。
今でも年収の3割を教団に支払う(年金生活者もだ)そうだが、
そんな怪しげな教団が跋扈しているのは何故なのだろう。
「宗教と政治は話題にはしない」と、
昔、アメリカから帰国した先輩から聞いた事がある。
多民族・多宗教が混在している国では、
そういう事なのかなと思っていた。
では現在のアメリカはどうかと言えば、
宗教保守派と改革派の軋轢、或いは民族・人種的な事も含めて、
益々混迷しているように見える。
日本でも宗教となるとなんとなく引いて、
一般的には話題にしたくない空気があるような気がする。
理由は色々あるだろうが、
国内外で生じている宗教に起因した事件、紛争も一因だと思う。
一方、多くの人間は知らず知らずに宗教と関わっている。
いつも何時も、平穏無事、と言う人間などいないのだ。
だからこそ宗教を正しく知る事も必要だと思う。
おかしな宗教に惑わされないためにも。
★
文横だより2023年 9月号を送ります。
◆9月読書会
・日 時;9月 2日(土)17時〜19時
・場 所;神奈川県民センター内、会議室 (リアル)
・テーマ;「旧約聖書 ヨブ記」岩波文庫
担当者:野田さん
・出席者(リアル)順不同、敬称略
金田、篠田、寺村(港)、福島(由宇)、武内(原)、
野田(十河)、藤原(上終))、中川(野守)、酒井(里井)、*板谷
注)板谷さんは見学に来られた方です。
・「掲示板」からの参加(敬称略)9/3現在
十河、池内、港、原、金田、里井、野守、上終、成合
担当者より
「ヨブ記」を選んだ理由
今年2月6日にトルコ・シリアで起こった地震はマグニチュード7.8と規模が大きく、死者は56,000人に及んだ。
多くの建物が崩壊して、懸命の救助にもかかわらず、命を落とした人が多かった。ここまで被害が大きくなったのは、
建築物の設計や建設の質に問題があったとの指摘もある。
必死の救助でがれきの下から生存者を助け出した時、人々は「アラー・アクバル」をくり返した。
各国から駆けつけた救助隊の映像や、またその横で肉親を失い衣食住すべてを失って路上に投げ出された人々の嘆きの映像は記憶に新しい。
悲惨だが、それはまた世界各地で大地震などの自然災害が起こった時に見る映像と似通ったものだった。
以上、野田(「レジメ」より一部抜粋)
全文は、「まとめ」、「掲示板」の内容と共に後日、Webページに掲載します。
◆その他;
(1)10月の読書会
日 時:10月 7日(土)17時〜19時
場 所:神奈川県民センター内、会議室
テーマ:「火垂るの墓」『アメリカひじき・火垂るの墓』野坂昭如 新潮文庫、等より
担当者:金田
(2)11月の読書会テーマ
「ヘリオトロープ、沈丁花」、吉屋信子『花物語(下)』河出文庫に掲載。
Amazonに廉価本あり。近くの図書館もご利用下さい。
担当者:酒井さん
(3)12月以降の読書会担当者は津曲さん、中川さんの予定です。
テーマは決まり次第連絡します。
(4)55号の締切は9月末です。
詳細は遠藤さんの方から指示があります。
以上(金田)
|