「文学横浜の会」

 文横だより

<令和5年11月号>

過去の「文横だより」

2023年11月 6日 更新


報道によるとガザ地区での死者数は日々増え続け、
今や1万人を超えようとしている。

それに比べるとイスラエルの死者は当初の1,400人。

情報の真偽は兎も角、イスラエル側の攻撃で、
ガサ地区の住民の負傷者数はその何倍にもなっているのは間違いない。

どん形でもいいから「兎に角、停戦を」、
と言うのが世界の声だと思うのだが、なんとも歯痒い。

国家間、民族間の紛争は、
どちら側でも強硬派が主導権を握れば話し合いの余地はなくなる。

そこで国連の出番なのだが、国連が機能不全に陥って久しい。
新しい国連が出来るには、また大きな戦争を経なければならないのだろうか。

となれば日本も無傷ではいられまい。

     ★

文横だより2023年11月号を送ります。

◆11月読書会
 ・日 時;11月 4日(土)17時〜19時
 ・場 所;神奈川県民センター内、1502会議室 (リアル)
 ・テーマ;「ヘリオトロープ、沈丁花」、吉屋信子『花物語(下)』河出文庫に掲載。
   担当者:酒井さん
 ・出席者(リアル)順不同、敬称略
  遠藤、金田、篠田、寺村(港)、山下(上条)、藤原(上終)、  野田(十河)、中谷(池内)、中川(野守)、酒井(里井)、岡井*

  注)岡井さんは見学に来られた方です。

 ・「掲示板」からの参加(敬称略)11/5現在
  池内、上終、遠藤、野守、港、和田、成合、十河、金田、森山、克己 

読書会担当者より

<はじめに>
 『ヘリオトロープ』は、女学生が関東大震災からポンペイの悲劇を連想し詩を訳すというストーリーとなっている。 今年で関東大震災から百年ということもあり、この短編を選び課題作とした。

<吉屋信子について>
 『乙女の港の花物語をあきらめて(大森郁之助)』という参考文献をお借りした。
サブタイトルは『少女と少女の物語論』。その中に「世評として『花物語』は低俗であるとも言われている」とある。 これを読んだ時、私にはその意が理解できなかった。異論があったのではない、宇宙人の言葉か? と思えたのだ。
・・・以下省略

以上、酒井(里井)(「レジメ」より)

全文は、「まとめ」、「掲示板」の内容と共に後日、Webページに掲載します。

◆その他;

(1)12月の読書会
   日 時:12月 2日(土)17時〜19時
   場 所:神奈川県民センター内、会議室
   テーマ:「夜と霧の隅で」 (「夜と霧の隅で」北杜夫著 所収 新潮文庫)
   担当者:中川さん

(2)1月の読書会は1月13日(土)です。
   テーマは決まり次第、連絡します。
   担当者:福島さん

(3)2月以降の読書会担当者は中根さん、篠田さんの予定です。

(4)55号の合評会は4月を予定しています。


以上(金田)


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