「文学横浜の会」

 文横だより

<令和6年 2月号>

過去の「文横だより」

2024年 2月 5日 更新


年初に起こった能登半島地震では、
その被害の大きさが明らかになり、
早急に被災者への支援を行うべく関係自治体も動いている。

復旧への道はまだまだこれからだが、
まずは被災者の安心安定を念頭に行うべきだろう。

我々は地震多発地域にいることを、
改めて肝に銘じるべきだ。

一方、同じ破壊でも世界を見れば今、
ドミサイドと言う言葉が囁かれている。

つまりジェノサイドは人間の集団殺害に対する呼称だが、
ウクライナやガザにおける破壊兵器による無差別的な破壊行為だ。

仮にドミサイド禁止条約が出来たとしても、
所謂大国と言われる国がそれをしたらなんの歯止めにもならない。

今の国連が陥っているジレンマだ。

     ★

文横だより2024年 2月号を送ります。

◆2月読書会
  日 時: 2月 3日(土)17時〜19時
  場 所:神奈川県民センター内、会議室
  テーマ:「みずうみ」シュトルム、新潮文庫、岩波文庫
  担当者:中根さん
  出席者:(リアル)
  阿王、遠藤、金田、河野、篠田、寺村(港)、藤原(上終)、中谷、中川(野守)、中根(保坂)、野田(十河)、酒井(里井)、佐藤直(杉田)、林、福島、森山(大倉)、

 ・「掲示板」からの参加(敬称略)2/3現在
  克己、池内、野守、里井、上終、成合、いまほり、由宇(ふくしま)、藤堂、石野、港、山口、金田、十河、杉田、森山

以下、読書会担当者より

読書会レジメより

 前回取り上げたトーマス・マンの『トニオ・クレーガー』にはシュトルムの「ヒアシンス」という詩の一部が挿入されています。
トーマス・マンは同郷ということもあってシュトルムを大変尊敬していました。 ちなみに、シュトルム(1817年生)とトーマスマン(1875年生)とは58年の年齢差があります。

 シュトルムという名前に、はるか昔の学生時代に読んだ「みずうみ」を直ぐに思い出しました。
湖と人のシルエットのようなものが絵画のように印象的なイメージとして残っていて、シュトルムにある種の懐かしさを覚えて、今回取り上げてみようと思いました。

・・・以下省略

中根(「レジメ」より)

全文は、「まとめ」、「掲示板」の内容と共に後日、Webページに掲載します。

◆その他;

(1)3月の読書会
   日 時: 3月2日(土)17時〜19時
   場 所:神奈川県民センター内、会議室
   テーマ:「水車小屋攻撃」エミール・ゾラ、岩波文庫
   担当者:篠田さん

   <担当者より>
   短編集『水車小屋攻撃』(岩波文庫)の八編ある中の表題作となります。
   各種通販やオークションに出ていますが、手に入りにくい方は、岩波文庫なので、お手数ですが図書館でお借りすることをお勧め致します。

(2)4月は「文学横浜、55号」の合評会となります。
   日 時:4月 7日(日) 9時〜18時
   場 所:かながわ労働プラザ  JR石川町駅、下車

(3)5月以降の読書会担当者は佐藤直さん、林さんの予定です。

以上(金田)


[「文学横浜の会」]

禁、無断転載。著作権はすべて作者のものです。
(C) Copyright 2007 文学横浜