『弱き者の末路 竹内理緒編


 竹内理緒は歩との勝負に勝つ為に自爆するという手段を取った。
 しかし、ひよのによりその布石も崩され、次の歩との戦いに負けてしまう。
 そして、入院生活を長引かせてしまうことになる。
 アイズから近々、厄介なハンターが現れると知らされてから数日後のこと。
 深夜の病室でハンターの襲撃に遭う。

(くっ! ……まさか、こんなに早く攻められるなんて……)

 口を塞がれ、両手両足の自由も奪われて抵抗もできない。

「さすがのブレードチルドレンも寝込みは弱いか。しかしこんな小娘と言えど、放っておく訳にも行かないものだ」

 そう、理緒は外見と違いずば抜けた知能と爆弾に関する技術は誰にも負けない能力をもっている。

「しかも、組織立つブレードチルドレンの一人だ。人質としても役に立つ」

 ハンターの数は3人。
 その一人が布に何かを染み込ませ、理緒にそれを嗅がせる。

(!! コレは……クロロホルヌ……しま…った…)

 理緒の意識はここで途切れる。


「うっ……ううん……ここは……?」

 見慣れない部屋。
 その中央に理緒は拘束されていた。

「やっとお目覚めか。ここはとある廃ビルだよ」
「!!?」

 状況をすぐさま理解し、ハンターを睨み付ける。

「フン! そんな容姿とその格好で睨まれても誰も怯まんと思うがな」
「私をどうするつもりですか? 殺すなら早く殺せば良いじゃないですか。それとも、私が怖いんですか?」

ピク!

 ハンターが僅かに反応する。

「ふっ。口の減らない小娘だな。お前ならいつでも殺せる。しかし、利用できるなら利用できなくなるまで利用する。ただそれだけのことだ。……あまり図に乗るなよ」
「言い訳ですか? 本当の事を言ったらどうです? 私を殺して、こーすけ君たちの報復に遭うのが怖いって」

 あくまで強気なことを言ってのける理緒。
 そこに残りのハンターもやってくる。

「ほう。やけに気の強いお嬢さんだな」
「生意気なだけじゃないんですか?」
「後ろ盾が強いと自分も強いと勘違いする馬鹿が時々現れる。……何が言いたいかわかるか?」

 理緒を見下す。
 理緒も馬鹿じゃない。
 ハンターが言いたいことは良く分かる。

「つまり、私が勘違いをしている馬鹿、と?」

ハンターたちが揃って笑みを浮かべる。

「そうだ。そして、それは躾けがなってないからだ。……人質といえど、ブレードチルドレンだしな」
「そうそう。多少壊れちまっても構わないよな?」
「ああ。人質の役目さえ果たしてくれりゃあな」
「!?」

 理緒は見逃さなかった。
 3人の目が狂気に染まっていくのを。



 別の部屋に連れて来られる理緒。
 どうせするのは痛めつけるだけの拷問かと思っていた。
 しかし、連れて来られた部屋には拷問に使用するようなものはほとんど無かった。
 あるのは……女として最大の屈辱をあわせるための物しかないのだ。

「なっ……」

 思わず言葉を失う。

「何か勘違いをしていたようだが、私達が行うお仕置きはこういうものだよ。あまり勘違いばかり起こさないほうが良い。だから、鳴海清隆の弟に負けるのだよ」
「っ!?」

 常に持っているポケットピストルで打ち抜いてやろうかと思ったが、それより速くにハンターたちに拘束される。

「こいつ、こんなもの持ってるぜ」
「他にも持ってないか調べてやる」

ビリリィィィッ!

「キャーッ! な、何するんですか!?」

 体を腕で隠し、しゃがみ込んでしまう。

「何って、身体検査だよ、身体検査」
「隠すほどのもんでもないだろう」
「さて、後残っているのは1枚か。それも剥がさせてもらおう」

 ハンターの一人がパンティに手を掛け、破りさる。
 同時に、他の二人が手足を自由を奪い、大の字にさせるように拘束する。
 更に、逃げられないように、首輪をつけてロープでつないでしまう。

「は、はぅ〜……み、見ないでぇ〜」

 理緒の秘所は毛が一本も生えていなかった。

「ほう、コレはコレは……どうやら、経験はまったく無いようだな」
「なら、濡らしとかないと痛いだけだな」
「ま、やらないけどね。どうせ、あれの相手をさせられるんだ。意味無いだろうし」

 理緒は顔を赤くしながら『あれ』が何か考えてみるが、まったく分からない。
 それどころか、理緒は性の知識は少しあるが、具体的には良く分からない。
 ハンターの一人が近くにある布が被さっている物の近くに行き、その布を取る。
 それは檻で、その中には何かがいる。
 暗くてよく見えない。
 しかし、そろそろ目が慣れてくる頃だったので、よく見てみると、人と同じ、いや、それより少し大きめのモノを持った大きな犬だった。

「こいつは生後すぐにちょっとした遺伝子改造をしてね。見ての通り、常に勃起しっぱなしでね。しかも、本能にすごく忠実で、この欲を抑えるのに『メス』を見つけるとすぐに襲い掛かる。……種族は突っ込めれば関係ないようだが」
「!? ま、まさか……」

 ここまで言われれば誰でも気づくだろう。
 そして、ここに襲えるような『メス』は理緒しかいない。
 ハンターが檻の鍵を開ける。
 ゆっくり、犬が近づいてくる。
 そのたびに、理緒はどうしようもない恐怖と絶望に駆られる。
 一歩、また一歩。
 犬が拘束されているものを確認すると、一気に襲い掛かってきた。

「い、いやぁぁぁぁっ!」

 犬に相手に快感を与えようなどという知性は無い。
 犬は秘所に狙いを定めると、一気に挿入れてきた。

ずぶぶっ!!
ぶちぶちぶちっ!!

「かはぁ!」

 今までに感じたことの無い痛みと嫌悪感。
 そして、初めての相手がこんな醜い犬。

「あっ……うっ……いやぁ……」
「ふむ。体が小さいとあそこもやはり小さいか。これでは、我々のも入らないか?」

 犬のものは一般男子よりも大きいため、全部入りきっていない。
 理緒の秘所から処女だった証が滴り落ちる。
 しかも、何も経験も無く、濡れていない所に挿入れられたのに、早くも痛みとは
 別の感覚がこみ上げてくる。
 理緒がそれを疑問に思っていると、

「あぁ、そうそう。あの時嗅がせた物はただのクロロホルヌじゃ無いよ。特別に作らせた遅効性の媚薬入りだ」
「はぁ……うぅ……あぁん……」

 しかし、今の理緒には聞こえていないようだ。

「フフ。結構お楽しみのようだね。せっかくだから、こっちの処女にもさよならと行くか」

 ハンターの手には大きめのバイブが握られていた。
 それを理緒のアナルにあてがう。

「そ、そこは……はぅっ! ……はぁ……はぁ……だ、だめ……」

 理緒の訴えを無視し、無理やりねじ込んでいく。

ずぶぶっ!!

「ん……んぁあああ……」

 理緒には不釣合いのものが無理やり入れられたのだ、痛くないはずが無い。
 無いはずだったが、なぜか痛みが感じられなかった。
 これも媚薬の効果なのだろう。
 バイブの振動レベルは入れてからすぐに最大にされた。

「あはああんっ!」
「ふっ、媚薬の効果があるとはいえここまでよがれるとは、結構淫乱だな」
「ち、ちがっ! ……はうぅぅぅ! ……あ、あんっ! ああんっ! はあ…あ…あんっ!!」
(な、中で……犬のあれと……お尻のが……こすれて……)

 犬の腰の動きが激しくなっていく。

「そうそう、言い忘れていたが、そいつが遺伝子操作で変わったのは性格だけじゃない。射精される精液も人間とほとんど同じだ。だから、妊娠する可能性もあるぞ」
「え? ……そ、そんな……」

 無くなり掛けた理性が引き戻される。
 もし、今日が危険日ならこんな醜いものの子を宿すことになっていた。

「ま、媚薬の効果で排卵がそろそろ始まる頃だ。中だしされないように気を付けな」
「なッ!?」

 妊娠する可能性がなくなったと思い少し安心したが、その望みもことごとく砕かれてしまった。

「いやああああああああ!!!」

 必死に犬のものを抜こうとするが、二人のハンターに抑えられていて脱出ができない。
 犬の腰の動きが更に激しくなる。

……ぐちゅゅぼッ…じゅにゅぶッ……じゅににゅッ……

「諦めろ。これがお前の末路だ。人外の物の子を宿すが良い」
「いや! …やめてっ! 誰か……助けて!」

 犬の動きが止まり、モノは子宮口の入り口で止まった。

「いやああああああああ!!!」

ドピュゥッ!! ドピュルゥッ!! グピュルッ!! ドプゥッ!!!

 膣内で犬の精液が飛び散っているのが分かる。

「あ、ああ……そんな…でてる……犬の……精液が……」

 犬に犯されたのに絶頂を迎えてしまった。
 そんな現実を突きつけられ、我を失いそうになる。

「……お……弟…さん……」

 理緒は無意識のうちに歩に助けを求めた。
 自らが愛する者に……

「くくっ、これは面白い。まさか自分が殺そうとした者に助けを請うとはな。そうか、そうか」

 そういうと、ハンターは理緒の麻酔銃を使い、犬を眠らせて理緒から引き離す。
 アナルにはまだバイブが挿ったままだ。

「どうします?」
「あの方を呼べ。これから更に面白くなるぞ。あの方が来るまで我々も楽しむとしようか」

 ハンターが理緒を抱え上げ、もう一人のハンターに跨らせる。

「も、もう……やめて…ください……」
「へっ。もう根をあげたのか? でも、まだまだこれからだ。しっかり気を張っとけよ」

 ハンターが肉棒を理緒の秘所にあてがい、理緒の腰を一気に下ろす。

じゅぶぶぶぶっぶっ!

「は、はぅぅぅっ!」

ぷしゅぅぅぅっ!

「ん? なんだ、こいつ挿入れられただけでイってやがる」

 理緒の秘所から潮と大量の愛液が吹き出る。
 ハンターのものはさっきの犬ほどではないが、それでも普通のものより一回り大きい。
 理緒の意識とは別に体は快感に身を任せている。

「そうですか。では、もう少しサービスして差し上げよう」

 ハンターの手には小さめの玉が握られていた。

「ふふっ。彼女は玩具が好きなのかも知れませんねぇ。幼女である彼女は」
「そ、そんなこと……ありません……」

 口でいくら反抗しても、今なお与えられる快楽に思考が狂いそうになる。
 それでも、救いを求める心が理緒の意識を繋ぎ止めていた。

「そうですか? あなたのここはもっと欲しいそうですよ? ですから、これはプレゼントです。遠慮なく受け取ってください」

 そういうと、アナルのバイブを一気に抜き取る。

「!? はぁぁっ!」
「こっちもかなりほぐれましたね。では、早速…」

 そういうと、ハンターは溢れ出た愛液をアナルに塗りつけ、手に持っていた玉、アナルパールを理緒のアナルに入れていく。

「ひ…ひぎぃぃぃぃっ!」
「1つ……2つ……3つ……4つ、は流石にきついですか」

 結局、理緒のアナルの中に4つのアナルパールが入れられた。

「あ、あぁ……」
「でも、そのままだとこいつ、出しちゃううんじゃ?」
「その心配は無いよ」

 一度抜いたバイブを再び理緒のアナルに差し込む。
 当然、振動レベルはさっきと同じだ。

「や! あ! やあんっ! はあん! やあ!」

 理緒を犯していたハンターもアナルからの振動による快楽を得る。

「うぉっ! こりゃぁすごい。バイブの振動が……パールで更に大きくなってるぜ」
「んあっ! はあんっ! あっあっあっあっあっああんんっ!」
「そうでしょう。しかし、まだあるんですよ」

 ハンターがリモコンらしきものを取り出す。

「さっき入れたアナルパールは1つ1つがローターになっているんですよ。それが全てあなたの中で動き出したら……ククク、あなたは正気でいられますか?」
「そ、そん……はぁぁっ! も、もう……ひゃう! ゆ、許して……」
「あんた、これがお仕置きだって忘れてない? 許すわけ無いだろ?」
「まぁ、そういうことですね」

カチッ!

「はあああああん……あああああああんん!」

 流石に刺激が強すぎたのか、理緒はまた絶頂を迎えてしまう。
 それと同時にまた潮を吹いてしまう。

「へへっ、これは、良すぎるな。おい、こっちも忘れるなよ!」

 理緒を犯しているハンターが一気に突き上げる。

「んあああっ!」
「クッ! こいつ……やっぱ、小さいだけあるな。良く…締まる……」
「しかし、全部飲み込めていませんね。少し手伝ってあげなさい」
「りょーかい」

 指示を出されたハンターが理緒の腰を持つ。

「な……何を……?」
「一気に押し込んでも良いか?」
「あぁ、そのほうがこいつも良いだろうからな」

 ハンターの手に力がこめられる。

「ま、まさか……む、無理ですよ……これ以上……入らな」
「そんなの知るかよっ!」
「!?」

 ハンターのものが全て理緒の中に収まる。
 それと同時に理緒はGスポットを刺激され、またしても絶頂を迎える。

「あぁッ! ああぁああああぁぁぁぁああぁぁあぁあぁぁぁぁぁぁああぁぁぁ!」
「おおっ……こりゃぁ子宮まで入っちまったな。いいねぇ、この感触」

 ハンターは奥まで届いたものを小刻みに動かす。

「こいつもさっきからイきっぱなしだし……俺も、そろそろ……」

 ハンターの腰の動きが速くなる。

……ぐちゅゅぼッ…じゅにゅぶッ……じゅににゅッ……

「んっんっんっんっんっ、あうんっ!」

 理緒の秘所からは愛液が大量に溢れ出てくる。
 それがハンターの動きをスムーズにさせている。

「子宮にたっぷり注いでやるよ! 妊娠しちまいな!」
「お願いっ! 外に…中に出さないで!!」
「フン! もう、遅い!」

ドピュゥッ!! ドピュルゥッ!! グピュルッ!! ドプゥッ!!!

「い、いやぁ……これ以上は……ほんとに赤ちゃんできちゃう………」

 ハンターはまだ理緒の膣内に射精を続けている。
 本来は10秒ほどの事でも、理緒にとってみれば1分以上されたように感じた。

「ほんと、こいつは良い。あんたらも試してみれば?」
「無論、そのつもりだが……」

 さっきまで犯していたハンターは理緒の膣内から精液が出てこないように今も挿入したままだ。

「我らは残り二人・・・・・・まぁ、あの方が来るまで犯り続けるが、1人が済むまでお預けというのも……」
「口でやるのは?」
「まだ歯向かって来るかもしれませんし、口はやめておきますよ」
「となると、残るは1つ、か」

 そういうと、さっきのハンターがようやく理緒から離れる。

「ひぃぃっ!」

 肉棒を抜くときの刺激さえも理緒に快楽を与える。
 残るハンターが理緒に近寄る。

「おやおや。彼女、あそこがもう痙攣していますよ。大丈夫かな?」
「まぁ、普通ならとっくに発狂してるか、気を失ってますがね」

 言い終わるのと同時に理緒の秘所に肉棒を突き刺す。

じゅぶぶぶぶっぶっ!

「んあああっ!」
「なるほどっ……確かに、これは……なかなか……」
「んあっ! はあんっ! も、もう……だめ……」

 こんなことなら、いっそのこと気を失ってしまったほうが良い。
 理緒はそう思いながらもなぜか気を失うことができない。
 発狂しようにもあと少しのところで現実に引き戻されてしまう。

「あんたも気を失ったり、発狂できればこの状況でも楽しめるのになぁ。ヤイバの血がそれを許してくれないようだな。哀れだねぇ、ブレードチルドレンは!」
「んふぅ! ああああん、あんあんっ!」

 ヤイバの血……ブレードチルドレン全てに流れている悪魔の血。
 その血が流れているだけで、全てが地獄なのだ。
 そして、今の状況も……

「あなたも、そろそろ挿入れたいでしょう? 早く、もう一本挿入れて差し上げなさい」
「!? そ、そんなの……はあんっ! ……む、無理……です……は、入る……はず……無い……」
「それはあんたの理屈で、俺たちの知るところじゃない。入らないかどうかやってみないと分からないだろ?」

 もう一人のハンターが結合部を指で広げていく。

「んあっ! はあんっ! あっあっあっあっあっああんんっ!」

 徐々に広がり、僅かに隙間ができると、ハンターはそこに肉棒をあてがい、無理矢理押し込んでいく。

「あ! ううっ! ……や、やめ……こ、壊れちゃう……」

みりっ……みりっ……

「そうかい、だったら……」

 ハンターが一度力を抜く。
 それを感じ取った理緒も少しほっとし、力を抜いてしまう。

「壊れてしまえっ!」

ずぶぶっ!!

「あぁッ! ああぁああああぁぁぁぁああぁぁあぁあぁぁぁぁぁぁああぁぁぁ!」

 理緒が力を抜いたことと、大量の愛液が2本の肉棒を咥え込む手助けをしてしまった。

「おいおい、マジかよ。2本とも入っちまった」
「あ、あぁ……あ……」

 理緒自身も自分の中に2本とも収まるとは思っていなかった。
 そして、それを気持ち良いと感じてしまう自分の体が少し憎くなってしまった。

「流石に……2本入ると……きついですねぇ」
「しかも、バイブの振動が……たまらない」
「んあぁあん!!」

……ぐちゅゅぼッ…じゅにゅぶッ……じゅににゅッ……

 2本の肉棒が交互に抜き差しするため絶え間なく快感を与えてくる。
 さらに、アナルに入れられているアナルパールとバイブでその快感を大きくしている。

「い……いやあ……やあ……許して……許してぇ……」

 ふるふると首を振り、許しを請う。
 ハンターがそれを聞き入れるはずも無く、動きを更に激しくする。

「これだけ締め付けておきながら許して、ですか? 説得力がありませんよ!」

じゅにゅぶっ!

「はぅん!」
「まだまだぁっ!」

じゅににゅッ!

「あぁあん!!」

 力強い突き上げに連続して絶頂を迎えてしまう理緒。
 その勢いのまま動きを早くし、スパートを掛ける。

「あぁッ! あぁッ! あぁあん! んふっ! んあぁぁあぁぁっ!」
「さて、ではそろそろ、あなたの中にあなたの好きなザーメンをたっぷりと注いであげましょう!」
「俺たちのは濃いからねぇ。確実に妊娠できるよ!」
「いやあぁッ! 赤ちゃんなんていやっ!! 助けて! 弟さん! 歩さぁぁん!」

ドピュゥッ!! ドピュルゥッ!! グピュルッ!! ドプゥッ!!!

 まるで図ったかのように二人が同時に射精する。
 当然2人分のザーメンが理緒の膣内に流れ込む。
 自分たちの命を奪おうとする連中の子供を孕むなんて屈辱でしかない。

「あ……あぁ……うぅ……」
「ふぅ……こいつは最高ですね。殺さず俺たちの玩具にしても良いぐらいだ」
「あぁ。ブレードチルドレンでなきゃ俺たちが一生可愛がってやったのによ」
「だが、こいつらは生かしてはおけない」
「……楽しそうなことをやっているんだな」
「「「!?」」」
「あ……」

 ハンターたちが声の向いたほうに一斉に振り向く。
 理緒もそちらに顔を向ける。

「よっ!」
「お……弟……さん……」

 そこにいたのは鳴海清隆の弟、鳴海歩だった。
 理緒は歩が助けに来てくれた事を素直に喜んだ。

「ふ、ふふっ」

 しかし、思いがけないはずの人物の登場にもかかわらず、ハンターたちはひどく落ち着いている。

「かなり早いご到着でしたね。いいんですか? お姉さんを困らせて」
「姉さんもその辺は解ってるっていってたさ。気にする必要もない。それより……」

 歩がようやく理緒に視線を向け、近づいていく。

「弟さん……私たち、ブレードチルドレンの……救いの……」
「もう名前では呼んでくれないのか?」
「?」
「さっきは呼んでくれたじゃないか。あいつらから助け出して欲しいと、俺に助けを求めたときにさ」

 そこで理緒は少し疑問に思った。
 ハンターたちのあの落ち着きよう。
 まだ理緒が犯されているときに発せられた言葉を知る歩。
 ハンターと親しく話す歩の態度。

「ま、まさか……弟、さん……」
「勘違いしないでくれ。俺はあんたらの救いの神さ。兄貴やラザフォードに指名されたんだからな」

 その言葉に歩を疑ってしまったことを悔いる理緒。

「だから俺はあんたを救う。あんたの理性を壊してな」
「え?」

 そういい終えると、理緒が完全に理解しない間に理緒を抱き起こす。

「な、何をするんですか!? 弟さん!!」
「だから名前で呼んでくれって言ってるだろう? ……っと、質問に答えてなかったな」

 理緒を抱き起こし、差さっているバイブを床につける。

「ふぁっ! や、止めてください、弟……歩さん……」
「ふっ。やっと呼んでくれたか。でも、いやだよ。あんた、さっきから倒れっぱなしだからな。起こしてやるからちゃんと座れよ」

 体を起こすが、まだ体が前のめりになる理緒を首輪に繋がっているロープを引っ張って無理矢理起こす。

「けはぁっ!」
「外から抑えられて、アナルの中、すごいことになってそうだな」
「ぐうっ!」
「ほら、ちゃんと座れ!」

 まだ少し腰を宙に浮かしている理緒の体を押さえつける。

「はぁ……あ……中で……ゴリゴリ……いってる……」
「こっちのほうが断然良いだろ? おい、これのリモコンよこせ」

 そういって、ハンターからバイブのリモコンを受け取る。

「あぁぁあぁぁっ! ……だ……め……私……」

 理緒が再び絶頂を迎えようとする。

「おっと、まだイくなよ。このバイブにはまだとっておきがあるんだからな」

カチッ!

「!?」

 アナルに入っていたバイブが突然大きくなり、今までより激しく動き出した。

「はぁぁあぁぁっ! だ、だめ……さ、裂けちゃうぅ」
「これは?」
「そういや、あんたらには言ってなかったな。これはすぐに電池が切れるから長時間使えないが、使うと大きさが通常より二回り大きくなり、速度も倍加する。ま、持って2,3分かな?」
「あぁッ! ああぁああああぁぁぁぁああぁぁあぁあぁぁぁぁぁぁああぁぁぁ! あぁああぁあぁぁぁああぁあぁぁぁああぁぁぁぁぁ! あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああぁ!」

 絶頂を迎えようとしていた理緒に更に強烈な刺激が与えられたため、バイブが止まるまでずっとイきっぱなしだった。

プシャーーーッ

「いやぁぁぁっ! み、見ないでぇぇぇっ!」

 あまりの刺激の強さからか、理緒はとうとう失禁してしまった。

「ガキのお漏らしとは、結構エロいな」

 ようやくバイブが止まり、理緒は力なくその場に倒れた。

「はぁ、はぁ……はぁ、はぁ……」
「大丈夫か?」
「…………」

 理緒にはすでに答える気力すら残ってない。

「ふむ。あと少しだな。もうすぐあんたを救えそうだよ」

 そういうと、歩は穿いていたズボンを脱ぎ始め、自分のものをあらわにした。

「!? う、うそ……」

 それをみた理緒は自分の目を疑った。
 歩の下半身には理緒のアナルに入れられたバイブのゆうに2,3倍の大きさがあり、長さもかなり長かった。

「普通有り得ませんよ、その大きさは」
「これも兄貴の企みの1つでね。ブレードチルドレンの中のヤイバの血が覚醒しないようにするにはこれしかないんだから。最も、女限定だがな」

 理緒を正常位から犯そうとする歩。

「それじゃあ、こいつはもう覚醒しないんで?」
「あぁ、完全に壊れればな!」

ぐ……ぷっ……

「んぐ……うぅぅぅぅん!」

 歩の肉棒は理緒には大きすぎるためなかなか入らない。
 しかし、歩はそんなことを気にせず、腰を突き入れていく。

ずぶっ……ずぶぶっ!

「あぁっ! あぁ……はぁっ……」
「これ以上は入らないか?」

 長すぎる肉棒は子宮に入り込んでなお、完全に収まりきっていない。

「ま、これはこれで良いか。……壊れる前に言っておくことはあるか?」

 肉棒を最奥にまで入れた状態で理緒に問い掛ける。

「はぁ、はぁ……歩……さん……私は……救われ……ますか……?」
「あぁ。ヤイバの血に恐怖することなく、あんたはこれからも快楽に身を委ねれば良い。だから、壊れてしまえば良い。破壊神の弟は結局、破壊神でしかないんだ。……一緒に狂おうぜ」

 その言葉を聞いた瞬間、理緒の中で何かが音を立てて崩れていくのを感じた。
 そして、次の瞬間には理緒は自分から腰を動かそうとしていた。

「ふっ。壊れたな」

 そういって、歩はいきなり腰を激しく動かし始めた。

ジュポジュポ…ズチュズチュ…パンパン…

「ひぐっ! ひぃっ! ひぃん! ひあっ!」
「おい、あんたら」

 歩が理緒を犯しながらハンターに呼びかける。

「こいつの尻の中の物、出してしまって良い。開いた穴にもう一本入れてやれ」

 歩が理緒のお尻をハンターのほうに突き出すように体勢を変えた。

「はい」

ハンターがバイブを一気に抜き取る。

「はぁあん!」
「あ、パールはそのままで良いや。それが中に入ってるほうがより良いだろう。あと、口のほうも忘れるな」

 ハンターの一人が理緒のアナルに肉棒をあてがい、一気に突き入れる。

ずぶぶっ!

「ひぐぅ! あう! ああぁぁ!」
「ほら、俺のも咥えな」
「んうぅ! ぐむぅ!?」

 理緒は然したる抵抗もなくハンターの肉棒を咥え込んだ。

「一人は常に待機か?」

 歩が参加していないハンターに向かって言う。

「あぁ、こういうのをビデオに収めとけばあとで資金稼ぎにも出来ますしね」
「ちゃっかりしてるな」

 歩は納得すると、再び腰を使い始める。

ズコズコ…チュプチュプ…ジュポジュポ…

「んもぅ! んぐぅ!」

 理緒自身も腰を自分から動かし、更なる快感を得ようとする。
 歩は大きくもない理緒の胸を揉み始める。

「やっぱり小さいな。でも、ここはしっかり硬くなってるな」

 そういい、歩は理緒の乳首を吸う。

「んぐっ! んうっ!」
「あなた、もしかして、ロリコン?」
「馬鹿をいうな。早く大きななってもらわないとパイズリが出来ないだろ?」
「なるほど」

 言いながらも腰を使い続けるハンターたち。
 その腰使いも次第に早くなる。

「っ! そろそろ……射精そうですね」
「うっ! 俺も……」
「何だ、結構早いんだな、あんたら」

 まだ、射精する様子もない歩を尻目に先に二人のハンターが達してしまう。

ビュックン!ビュクビュク…

「んごぷぅ…んぐ、んぐ……」

 理緒は言われたわけでもないのに射精されたザーメンを飲み込んでいく。
 全て射精し終わり、ハンターが肉棒を抜きさる。

「はぁ、はぅん……あ、熱い……です……お尻が……」

 理緒の瞳にはすでに光は宿っていない。
 快楽を貪るだけのメスに成り下がった理緒がそこにいる。

「どうだ? 気持ち良いか?」
「は、はぁい……と、とっても……気持ち……いいですぅ……」
「そうか、だったら、俺も一度、あんたの中にぶちまけてやるよ」

ズコズコ…チュプチュプ…ジュポジュポ…

「あっぐぅ! あひぃぃ! だめぇ! いやぁ! いい! いいのぉ!」
「どっちだよ」
「もうだめ! もうだめぇ! イクゥゥ!」
「それじゃ……射精すぞ!」

ドビュァ!ドグン!ドグン!ドブゥ!ビュルビュル!

「あひぃぃ!熱いぃ!」

 他の3人とは比べ物にならないくらいの量を理緒の膣内に流し込む。

ビュックン!ビュクビュク…

「はぁ、はぁ……歩さんの……ザーメンが……私の……中に……」

 ぐったりとして動かない理緒。

「さて、これからどうします?」
「そうだな。こいつはしばらくここに置いておけば良いさ。浅月達のことはこっちで何とかする。あと、客でも呼んでこいつの相手をさせておけば良い。そのほうがこいつも喜ぶしな」
「あ……も、もっとぉ……く、くださいぃ…歩さんの……その、立派な……モノを……」

 理緒が歩の肉棒を手にする。

「まぁ、しばらく楽しませてもらおうか。次のターゲットを、白長谷小夜子を捕まえるまではこいつで良いだろう」

 歩が理緒を四つん這いにしてアナルを犯し始める。

ずぶぶっ!

「はぁん! イイ! と、とっても……いいですぅ……」
「ちょっと体勢変えてくれませんか? 俺も挿入れたいんすけど」
「あぁ、そうだな」

 歩は理緒の肩を掴みそのまま後ろに倒れこむ。
 決して体重はあるほうではない理緒だが、自分の全体重をかけて歩の肉棒を自分の秘所に飲み込んでしまう。

「んんぅ…んぐぁ! ひぎぃ! お、おなかが……く、苦しい……でも、いいですぅ!」
「まったく、この短時間でここまで淫乱になるなんてな」

ずぶぶっ!

「んんぅっ! はぁ、はぁ……も、もっと……わ、私を……めちゃくちゃにぃ……」
「あぁ、これ以上にない快楽を味あわせてやるよ」

 二人は同時に大きく突き上げる。

「はぁうぅぅぅん! あっ! ひぅぅ!」

 2人が突き上げるたびに理緒の秘所から愛液がぽたぽたとたれ落ちる。

「あっ、ふぁっ……ふぁぁぁぁんんっっ」

 理緒は二人の突き上げに合わせて、自分も腰を使う。
 もうすでになんで絶頂を迎えたか解らないが、理緒はそれでも快楽を求める。

「さて、そろそろ射精すとしますか」
「あんたも早いな。仕方ない、あんたに合わせてやるから、もう少し待て」

 二人の腰の動きが速く、そして激しくなっていく。

「あっぐぅ! あひぃぃ! は、はげし……すぎますぅ!」
「お、俺……もう!」
「よし! イくぞ!」

ドビュァ! ドグン! ドグン! ドブゥ! ビュルビュル!

「あひぃぃ! あぁ! あぁぁぁあぁぁぁっ!」

 理緒の膣内に6人分の精液が流し込まれ、理緒はそこで始めて気を失う。

「ふぅ。さて、俺はそろそろ帰るか。あとはあんた達の好きなようにしな」



 後日
 歩は例の廃ビルへとやってきた。

「どうだ、あいつの様子は」
「ご覧の通りですよ」

 歩が目を向けた先にいたのは、

「あんっ……あんっ! いい……気持ちいい……っ!」
「さぁ、理緒ちゃん。ケツの中にたっぷりと射精してあげるかねっ!」
「こっちもだ! 下の口で飲み干すんだ!」
「ああっ! 来てえ! 熱いのいっぱい中にだしてっ! あっ!」

ドピュゥッ!! ドピュルゥッ!! グピュルッ!! ドプゥッ!!!

 二人の男が同時に理緒の中へ射精する。
 あれから何人の男に犯されたのだろうか、理緒の身体にはものすごい量の精液が纏わりついていた。

「……」
「同情しますか? 優しい救いの神様」
「いいや。そんな風にはまったく思わないな」

 歩は理緒の方へと向かう。

「むしろ、もっと汚してやりたくなるよ」

 理緒は閉ざされた闇の中で延々と快楽を貪り続けるのだった。