『弱き者の末路 白長谷小夜子編』
「これが次のターゲットですか?」
「そうだ」
歩はハンターたちに次のターゲット、白長谷小夜子の写真を渡した。
「こいつは記憶喪失でな。連れてくるだけなら簡単だ。しかも俺のことを結構信頼している」
「で? 俺たちはどうすれば? こいつと同じ方法じゃあ、面白みにかける」
ジュポジュポ…ズチュズチュ…パンパン…
「はぅぅうぅぅ、も、もっと、突いてくださいぃ」
ハンターの一人は以前捕まえ、すでに調教が終わっている理緒を犯している。
理緒はほとんど毎日見知らぬ男達に股を開き、精液を流し込まれている。
「さて、とりあえず射精しておくか」
ドピュゥッ!! ドピュルゥッ!! グピュルッ!! ドプゥッ!!!
「はぅぅうぅぅっ! あ、熱いのが入ってきますぅ!」
「……満足か?」
「あぁ」
ずりゅ……どさっ!
ハンターは理緒から肉棒を抜き去ると乱暴に理緒を床の放り出した。
「うぅ……も、もっとぉ……」
理緒は尚も肉棒を求める。
「ここじゃあ、何だな。そろそろ客も来るだろうし、場所を移すか」
歩とハンター3人は理緒のいる部屋から出て行くが、数分後にまったく知らない男達が大勢入ってくる。
理緒の果てしない陵辱が始まる。
「ほう。結構美人じゃねぇか」
ハンターの一人が写真を見て言う。
「記憶を失っているとはいえ、いつ覚醒するかわからない。さっさと壊してしまうか」
「でも、どうします? 彼女はプライドが高かったからこそ屈辱的に責めましたが……」
歩が少し考え始める。
「ああいう風に人を信用しているやつは、信用しているヤツに裏切られると精神的ダメージがでかいだろうな。後は……そうだな、今回は媚薬なしでいくか」
「いいのか?」
「あぁ。それより、用意しておいて欲しいものがあるんだが」
歩がハンターに耳打ちをする。
「わかった。2,3日あれば集まるだろう。実行はその後日……」
「それじゃあ、解散とするか。あいつも、一人じゃ寂しいだろうからな」
窓越しに犯されている理緒を一瞬見て、歩は帰路につく。
「鳴海さ〜ん!」
(うるさいのが来たな……)
月臣学園から帰るとき、厄介なのに捕まった。
月臣学園一の恐怖の存在、結崎ひよの。
歩も苦手とする相手だ。
「鳴海さん、一緒に帰りましょう」
「断る」
その間0.01秒。
歩はひよのの頼みはほぼ100%断るようにしている。
「帰りましょう?」
ひよのが必殺の手帳を取り出す。
「あ、あのなぁ。俺はこれから用事がある。そんな理不尽なことされても困る」
「あ、なんだ。用事があったんですか。それならそうと早く言って下さいよ」
ひよのが手帳を鞄に直し、学園から出て行く。
「あ、でも、途中までなら……」
「それも無理だな。待ち合わせをしているんだ。ここで」
「そ、そうなんですか……」
全ての誘いを歩にかわされ、意気消沈しながら帰っていく。
歩がため息を一つして、振り向くと、待ち人が来るところだった。
「来たか」
「あ、お久しぶりです。その節はお世話になりました」
小夜子は歩にぺこりとお辞儀をする。
「いや、気にしなくていい。それより、俺に話し掛けたということは……」
歩が小夜子を見ると、小夜子はこくりとうなずき、一枚の紙を歩に向ける。
その紙にはこう書かれていた。
『ブレードチルドレンの呪いから開放できる。開放されたいなら校門にいる俺に話し掛けろ』
無論、書いたのは歩だ。
小夜子は記憶がないために、ブレードチルドレンのことをまったく覚えていない。
だからこそ、どんな些細な情報でも求めてしまう。
しかも、呪いからの開放と言われれば、ブレードチルドレンの誰もが喰らいつく。
「それで……」
「ここじゃあ、場所が悪い。付いて来な」
歩は小夜子を連れて、例の廃ビルへと向かう。
「ここは?」
「不景気な世の中だと、一つや二つ、こういうのが出てくる。まぁ、整備すれば使えない事もない」
歩が一つの部屋の前で止まり、小夜子のほうに向き直る。
「?」
「ここから先は俺の意志であんたを連れて行けない。本当に救われたいと思うなら、あんた自身がこの扉を開けてくぐらないといけない」
歩は一歩下がり、扉の前を開ける。
「救われたいと思うなら扉をくぐりな。今を大切にして、いつ目覚めるかわからないヤイバの血をもったまま普段の生活を続けたいと思うなら、そのまま帰りな」
小夜子は少し考えた後、扉の正面に立つ。
「その、あなたが言っているヤイバの血というのが何なのか、私には良くわかりません。でも、私は……」
小夜子が扉の取っ手に手をかける。
「救われるにはそれなりにつらい思いをするぞ」
歩の一言が、小夜子の決心に大きく揺さぶりをかける。
「……簡単にはブレードチルドレンの呪いから開放されると思っていません。でも、私をここまで育ててくれた人たちのためにも……」
「そうか、だったらその扉を開けな」
歩の言葉に頷き、扉を開ける。
「……地獄への扉を……」
「え……?」
その言葉を耳にしたときにはもう遅かった。
すでに、扉は開かれ、開いたと同時に中から腕が出てきて、小夜子は中へと引きずられていく。
「きゃぁぁあぁぁっ!」
歩はその後から部屋に入り、扉に鍵をかける。
「な、鳴海さん! こ、これは、どういう……」
「さっき言ったろ? それなりにつらい思いをするって」
平然と言ってのける歩に対し、小夜子は騙されたのかもしれないと思い始めた。
「あぁ、そうそう。あんたより先にヤイバの血から開放されたやつがいてね」
「え?」
「そのカーテンの向こうだよ」
歩が指でその方向を指すと、ハンターの一人がカーテンを開ける。
「っ!?」
小夜子はその光景を見て、倒れそうになる。
そこには、見るも無残に陵辱の限りを尽くされ、精液まみれになっている一人の少女の姿があった。
その周りには大勢の男達がいて、欲望の塊を未だにその少女、理緒に向けていた。
「こ、これは……ひ、ひどい……」
「まぁ、そういいなさんな。あれでも彼女、楽しんでるんでるんだぜ」
ハンターが小夜子の肩に手を乗せ、語り始める。
「そうですよ。彼女はああやって快楽に身を任せることによって、ヤイバの血の覚醒から逃れられたのですから」
小夜子を二人のハンターが囲む。
目の前の悲惨とも思える状況を前にして、自分に向けられている狂気に気づかない。
「だから、おまえも……」
小夜子の肩に手を乗せていたハンターの手が、徐々に前の方へと移動していく。
「あいつと同じようにしてやるよっ!」
ビリリィィィッ!
「!? い、いやぁぁあぁぁあぁぁっ!」
小夜子の着ていた制服の胸元が露になる。
ハンターの一人が小夜子の両腕を後ろに回し、両手を縛る。
「ほう。やはり、名家のお嬢様は違いますな」
「まったくだ」
歩が小夜子の胸を鷲掴みにする。
「ああっ! や、やめて……ください……」
「小さすぎず、大きすぎず。無駄な肉もないときてる。そして、この胸のやわらかさ」
小夜子の胸を少々乱暴気味に揉む。
「はぁっ! んふっ……あぁん」
「……そろそろ、生で揉ませてもらおうか」
「え? そ、そんな……だめ……です」
歩は気にせずに小夜子のブラを上にずらす。
「ううっ」
「ふっ。あいつと違って、揉み甲斐があるな。乳首もいい感じじゃないか」
歩は小夜子の胸をやわやわと揉み、たぷたぷと揺らしたあと、押し潰し、こねるように揉みあげる。
「く……! ううっ! あっ!」
「こっちも、いいんじゃないか?」
歩は小夜子の胸の先についた小粒を指で摘みあげた
「はぁん!」
いきなりの衝撃に、身体を逸らしてしまう。
「ふぅん。あんたは乳首が弱いのか」
「ち、違う、違」
「ま、別にどっちでもいいか。乳首もそろそろ硬くなってきたしな。あんた、ほんとはこういうの好きだろ?」
「そ、そんなこと……」
頬を赤く染め、歩むから顔を背けてしまう。
「素直じゃないな。そんなヤツには前戯はなしだな」
「え?」
歩はすばやくズボンを脱ぎ、自らの分身を取り出す。
「あ……あぁ……」
初めて見る男のもの。
とてつもなく大きく、グロテスクな形をしている。
「あ〜あ、しらねぇぞ。あんなもの、濡れてもないあそこに入れられたら、相当痛いぞ」
「今のうちに痛めつけておかないと、後は快楽の中だからな。痛い思いをしたくないなら、無駄な抵抗はしないことだな」
ハンターの一人に小夜子の足を広げさせ、パンツを剥ぎ取る。
「やあっ!!」
「やっぱり、あんまり濡れてないか。このまま挿入れたら裂けるかな?」
歩は小夜子の秘所を広げる。
「んぅっ!」
小夜子は声を出さないようにと必死にこらえる。
「こいつ、声を出さない気ですよ」
「まぁ、彼女も人間だ。抵抗したくもなるでしょう。無駄だとは思いますけど」
「痛い思いをしたくなければ力を抜きな」
歩は肉棒を小夜子の秘所にあてがう。
「!!」
来る。そう思い、身体に力が入る。
必死に挿入を阻止しようとするが、まったくの無駄であった。
みりっ……みりっ……
「せっかく忠告したのにな。これは、自業自得だぜ!」
ずぶぶっ!!
ぶちぶちぶちっ!!
「いたああああああああっ!!」
挿れるのに、多少の抵抗はあったものの、一気に最奥まで到達した。
「あぐっ……ひうっ……うっ」
あまりの痛みに顔を歪める小夜子。
そんな様子の小夜子を見ても、歩は情けをかける気にはならなかった。
「さて、早速動くぞ」
張り付いてくる肉壁を引き剥がすように腰を引く。
「ひぐっ! うっ……ひいっ!」
そして、全体重をかけるようにして、一気に突き入れる。
じゅににゅッ!
「んぅっ!」
「結構がんばりますね」
「まぁ、それも今のうちさ。それより、例のもの、用意しといてくれ」
「はい」
ハンターの一人が部屋から出て行く。
「こ、これ以上……何を……」
「な〜に。あんたにはちょっと、絶望って言うのを味合わせてやろうと」
ハンターが不気味な笑みを浮かべる。
小夜子にとって見れば、今も十分に絶望の中だ。
信頼していた歩に今、自分の身体を犯されているのだから。
「まぁ、あなたが思っている絶望とは違う気もしますが、それは後のお楽しみということで」
「それより、こっちに気を張らなくていいのか?」
じゅににゅッ
「ひぐっ!」
「ん? なんか、だんだん滑りが良くなってきたが。これ、あんたの愛液だろ?」
「し、知りません……」
「そうか。まだ抵抗するか。なら、こっからゲームでもするか?」
「? はぁっ!」
歩は正常位から騎上位の体勢にもっていくと、ゲームの説明を始めた。
その間、小夜子は歩の肉棒を自分の体重をかけて飲み込みそうになるのをつま先を立てて阻止していた。
「まぁ、ルールは簡単。先にイった方の負け。ただそれだけだ」
「はぁ、はぁ……もし、私が……勝ったら?」
「すぐにでも開放してやるよ、この状況から。ま、呪いからは開放できないが。ただし、俺が勝ったら、あんたは一生ここ暮らしだ。あいつみたいにな」
歩が窓の向こうにいる理緒を指差す。
小夜子も一瞬見るが、すぐに目を背けてしまう。
「さて、ゲームスタートだ」
「え? きゃっ! はぁぁぁっ!」
ゲーム開始と同時に、歩は小夜子のつま先を持ち、自分の肉棒を小夜子の秘所に深々と飲み込ませた。
気を抜いていたため、小夜子に大きな刺激を与える。
「あ……あぁ……うぅ……」
「子宮の奥まで入ってるな。先っぽが当たってるのがわかるぜ」
「うぅ……はぁ……」
「さて、どれくらいもつかな?」
歩はピストン運動はせずに、子宮を擦りあげる感じで動き始めた。
「んふう! んう! んんっ! ん!」
肉棒自身が止まっているためか、痛みは来ない。
その代わり、子宮を刺激される小さな刺激が、快楽の波となって小夜子に押し寄せる。
「んっ! んっ! んんんんっ!」
歩は小夜子に大きな刺激を与えようとはしない。
絶頂を迎えるにはあまりにも刺激が小さすぎる。
しかし、小夜子もだんだんもどかしくなってきて、秘所が疼くのを止められないでいる。
「だんだん愛液の量が増えてきたぞ」
「んふう、んふう……はぁ、はぁ……」
もはや、小夜子には答える余裕すらない。
声を出さないように努めているが、答えてしまうと、声が出てしまいそうになるからだ。
「これだけの刺激でこれとはな。なら、少々強くしてやろう」
ここにきて、ようやくピストン運動をする。
といっても、それほど激しいものではなく、小刻みに動かすだけのものだ。
しかし、焦らされた小夜子には十分すぎるほどの大きな刺激だった。
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ
「んくっ! んうっ! んふうぅぅぅっ!」
身体を弓なりに仰け反らせ、もうすぐ絶頂を迎えようとする。
ゲームには負けるが、このもどかしい状況を終わらせられる。
そう思っていた。
だが、歩は絶頂を迎えようとしていた小夜子を見て、動きをぴたっと止めてしまった。
「え? な、なんで……後……少しで……」
そこまで言って、小夜子はハッとした。
「あと少しで、何?」
「あ……」
「へへっ。こいつ、もしかしてイきたかったのか?」
「ち、ちがっ!」
ずぶっ!
「はぁん!」
突然の歩の突き上げ。
あまりに急だったので、身体を弓なりに反らして、絶頂を迎えそうになるが、やはり完全には絶頂を迎えさせてくれない。
「なら、さっさとゲームを再開しようか」
「…………」
それから、何度も絶頂を迎えそうになるが、そのたびに歩が動きを止める。
絶頂を迎えられないのがこれほど辛いものとは思っていなかった。
「ん……んくっ!」
「どうした? 何か言いたそうだな」
「……せて、ください」
「よく聞こえないな」
「イかせて、くださいっ! これ以上焦らされたら、私……」
小夜子は最早、この後のことを気にしていなかった。
「それは、負けを認めて俺たちの奴隷になるということだが?」
「なりますっ! 奴隷にでもなんでもなりますから、私をイかせてくださいっ!」
「そうか。それじゃあ……」
ずりゅ!
「ひぃぃっ! ど、どうして……?」
歩が肉棒を抜き去る。
「あんたの覚悟が本物かどうか見極める。これを飲みな」
そういって、手を拘束していた縄を解き、小夜子に一つのカプセルを渡す。
「これは……?」
「飲めばあんたの望み通りにしてやるよ」
何かわからないものを飲むのに、少し戸惑いはしたものの、身体はまだ快楽を求めている。
言われるがままにそのカプセルを飲み下す。
「くくっ、こいつ本当に飲みやがったぜ」
「え?」
「時にあなた。妊娠はしたくないですよね?」
「!? そ、それは……どういう……」
妊娠することと、今のカプセルの接点を考えてみる。
歩たちが妊娠させたくないなら今のは避妊薬と見ていいだろう。
あるいは……
「さぁて、どういう意味だろうな?」
歩は小夜子を四つん這いにさせる。
「あ、あの……!」
じゅぶぶぶぶっぶっ!
「はぁぁっ!」
歩は肉棒を一気に突き入れると、最初から激しく動き始める。
……ぐちゅゅぼッ…じゅにゅぶッ……じゅににゅッ……
「や! あ! やあんっ! はあん! やあ!」
「いやらしい音だな。そんなにいいのか?」
「んっんっんっんっんっ、あうんっ!」
小夜子の身体ががくがくと揺れる。
快楽に染まりつつある身体ではこの激しい動きに耐えれるはずがなかった。
「んあぁぁあぁぁっ!」
ようやく絶頂を迎えることが出来、身体を支えていた腕から力が抜け、うつ伏せで倒れてしまう。
ズリュ、ズリュ、ズリュ、ズリュ………。
「え……? あぁあん!!」
絶頂の余韻に浸っていたところに先ほどと変わらない刺激が与えられる。
「イった所悪いが、あいにく、俺はまだイってないんでね」
絶頂を迎え、更に敏感になった身体。
けだるさの残ったその身体に新たな快感が迫ってくる。
「あんっ! ああんっ! ……あんあんあんああああんっ!」
そんな状況が一時間近く続いた。
その間、小夜子は十数回絶頂を迎えたのに、歩は一度も射精していない。
そして、小夜子はまた絶頂を迎える。
「はああああああんっ!」
「もう何回くらいイってるんだ? 俺はまだ一度も達してないのによ」
ずりゅ!
おもむろに肉棒を抜き去る。
「はぁ、はぁ……はぁ、はぁ……」
小夜子は起き上がる気力もなく、秘所をひくつかせている。
そんな秘所を歩は指でいじり始める。
「んあっ!」
「そろそろ効果が出る頃か。おい、さっきあんたが飲んだものの正体を教えてやるよ」
指についた愛液を小夜子に舐めさせる。
「んむ……」
「さっき飲んだのは避妊薬と逆の効果をもつものでね」
「?」
1時間という長い時間、絶え間なく快楽を与えられ、小夜子の思考回路は麻痺していて、歩の言葉を理解できない。
「まぁ、強制的に排卵させるんだよ。そして、これからあんたには絶望を知ってもらう」
「……排……卵?」
歩がハンターの一人から浣腸に使う大きい注射器を手にする。
その中には白い液体が入っていた。
「しかし、よくこんなに集まったな」
「客が多いですからね。それに、飢えている連中もいるんです。声を掛ければそれくらいは簡単ですよ」
「もっとも、保存するのが難しかったが」
小夜子は未だにうつろな目をしていて、これから自分にされることが理解できていない。
「まぁ、何だな。見知らぬやつの子種がこれだけ集まっているのも、なんだか気味が悪いな」
「……子……種?」
「まだわからないか? これからこれをあんたの膣内に流し込むのさ」
「え!?」
ようやくわかってきた。
歩の持っているものは精子の塊のようなもの。
そして、さっき飲んだのは妊娠を防ぐものではなく、妊娠を強制するためのもの。
「い……いやあ……やあ……許して……それだけは……」
ようやく理解し、何とか逃げ出そうと後ずさるが、後ろにはハンターがいて、退路もあっさり防がれてしまう。
「あ、あぁ……あ……」
また後ろ手で拘束され、二人のハンターによって足を開かれる。
この状況を打破する方法が見つからない。
「あんたも、ブレードチルドレンじゃなきゃ、こんなことにはならなかったのにな」
歩が注射器を小夜子の秘所にあてがう。
そして、ゆっくり発射口を小夜子の秘所に埋め込んでいく。
「んぐ……うぅぅぅぅん!」
そして、子宮の入り口で止まる。
「や、やめて……お願い、します……」
「それは……無理だな!」
歩は一気に大量の精液を流し込む。
ドバァ! ドッブン! ドブブゥ! ドビュァ! ドグン! ドグン! ドブゥ! ビュルビュル!
「いやああああああああ!!!」
小夜子の膣内は見知らぬ男達の精液で満たされ、ほんのわずかな隙間からビュビュっと溢れた分が勢い良く噴射される。
「いやぁぁぁ!! 抜いてっ! 抜いてぇぇぇっ!!」
1分以上かけて、全ての精液が小夜子の膣内に収まる。
大量の精液が膣に入ったからか、小夜子の腹は少し膨らんでしまった。
「あれだけの量を全部飲み込めるとは、すごいなぁ」
「あ、あぁ……あ……」
「あきらめな。いくら出そうとしても、この状況じゃ無理だろ」
歩が小夜子の足を持ち上げ、いわゆる、マングリ返しの体勢にする。
精液が唯一出る場所は上の方に移動され、中の精液は更に子宮の奥へと流れ込む。
「それに、俺達がまだ射精してないしな」
歩がその体勢のまま、小夜子を犯し始める。
「いやぁぁぁぁぁ!! だめぇぇぇぇぇぇ!!!!」
ズリュ、ズリュ、ズリュ、ズリュ………。
「いやじゃないだろう? もう何度もイったんだ。そろそろ俺も射精したくなってね」
「あんっ! あんっ! も……もう許して……あんっ!! こ、このままじゃ……あんっ! 本当に……」
もうすぐ排卵が始まるかもしれない。
いや、すでにされているかもしれない。
強制される妊娠。
知り合いで、好きな人ならまだ救いもある。
しかし、小夜子の注ぎ込まれた精液は見ず知らずの男のもの。
そんな得体の知れないやつの子供を身篭るなんて……
「うっ! もう……射精る!」
「あんっ! も、もう中で出さないで! ああっ!」
ドビュァ!ドグン!ドグン!ドブゥ!ビュルビュル!
小夜子の願いもむなしく、歩は小夜子の中に大量の精液を流し込んだ。
「あひぃぃ! あぁ! あぁぁぁあぁぁぁっ!」
頭でどれだけ拒絶しようと身体が意思とはまったく違う反応を示す。
「またイきましたね。所詮、口でなんと言おうと、身体は正直ですね。あなた自身も楽になったほうがいいですよ」
歩が肉棒を抜き、精液が出ないよう、それでいて中に出せるような弁を小夜子の秘所につける。
「ひぐっ!」
「これで中のものは出てこない。妊娠は確実だな」
「うぅ……」
小夜子の目にうっすらと涙が浮かぶ。
歩は小夜子の涙を拭う。
「つらいよな。呪われた自分、家族に迷惑をかけている自分、命を狙われる自分。つらすぎるな、あんたの人生は」
「……」
歩の言葉に素直に耳を傾ける。
「でもさ、ここにいれば自分が呪われていることを忘れられる。命を狙われることもない。ただ快楽に身を任せていれば何もかも忘れられる。つらいことも全て、な」
「つらいことを……忘れられる?」
窓の向こうにいる理緒を見る。
嬉しそうに犯されているように見えてくる。
何もなく、ただ快楽だけを求める。
彼女は全てのつらいことを忘れられているのだろうか?
「あいつはあいつ、あんたはあんただ。どうなるかはあんたの自由だ。だが、さっきあんたは俺達の奴隷になると約束をした。たとえ、その場凌ぎだとしても」
「あ……」
「ならあんたは全てを忘れず、ただ無理矢理犯される地獄を望むか、全てを忘れ、果てることのない快楽の海を漂うか、二つに一つだ」
「……私は……」
最早戻ることの出来ない場所に踏み込んでしまった。
だが、完全に希望がなくなったというわけでもないはずだ。
「私は、忘れません」
「ん?」
歩はその答えを半ば予想していたのか、さして驚く様子もない。
「私をここまで育ててくれたおじい様のためにも、私は……」
「ふっ、そうか。それでいい」
「!! それじゃあ、帰してくれるんですか!?」
ようやく帰れる。
そう思った。
だが……
「いいや。ここまでシナリオ通りに進むとはね。仕上げの前に壊れなくてよかったよ。もっとも、壊れないよう薬の中に精神だけは蝕まない薬を入れておいたけど」
「え……?」
全ては神の手の上か、自分がそう言うように仕向けられていたことに今始めて気づいた。
「客の注文でね。あなたの精神は壊さないで欲しいそうなんですよ。自分達が時間をかけて壊したいそうなんで」
「そうそう。俺達はあんたが奴隷になるという口約束でもいいからさせること。目的はとっくに終わってるわけ」
小夜子の表情が見る見る蒼白になっていく。
「ここまでは俺らの趣味だよ。そのためにわざわざ歩様にシナリオを書いてもらったんだから」
「そういうことだ。まぁ、ここで終わろうにも、俺のものはまだまだ元気でね。あんたに残されているもう一つに処女ももらおうか」
「俺も参加していいっすか?」
「ああ」
そういうと、小夜子をサンドイッチ状態にすると、ハンターが一気に突き入れてきた。
ずぶっ!
「あ、あんっ!」
「それじゃあ、俺も……」
歩は自分の肉棒を小夜子のアナルにあてがう。
「い、いやあ! そんなところに入らない…」
「かもな。ぜんぜんほぐしてないけど、愛液で濡れてるから大丈夫だよ」
小夜子はなんとかお尻への挿入から逃れようと暴れまわったが…それは男の力の前に無駄な努力に終わった。
ぐ……ぷっ……ずぶっ……ずぶぶっ!
「ああっ! いやああああ! やめて、やめて、やめてえええ!」
未知の感覚が、小夜子のアナルに伝わって全身に不快感を与える…。
次の瞬間、それは激痛として伝わった。
「かはっ! ひぐっ! い、いたい、いたいいいい! 抜いて、抜いてえ! はあ……!」
「すぐによくなるよ」
二人が同時に動き出す。
すでに快楽に染まりきっている身体は、アナルから伝わる痛みをかき消してしまう。
そして、前と後ろで激しいピストン運動が繰り返される。
「ああっ! な、中で……2本のあれが……擦れて……」
「やっぱり、身体は正直だよな」
「ちがっ! ああんっ!」
二人は交互に動いたり、同時に突き上げたりする。
ジュポジュポ…ズチュズチュ…パンパン…
「あんっ! ああんっ! ……あんあんあんああああんっ!」
「それにしても、さっきあんなにでかいの入れられたのに、まだこんなに狭いなんて」
ズコズコ…チュプチュプ…ジュポジュポ…
「んふっ! んあぁぁあぁぁっ!」
二人の動きがよりいっそう激しくなる。
「お二人とも、お楽しみのところ悪いのですが」
「ん?」
ハンターの声をかけられ、二人が同時に動きをやめる。
「あっ!」
絶頂を迎える寸前で止められる。
その辛さはさっき嫌と言うほど思い知らされた。
「私たちも参加したいんですが、あいにく自我を持っているやつに口でさせる趣味はないんですよ。ですから、両方の穴、2本挿しさせてもらっていいでしょうか?」
「なっ!」
「男が密集するって言うのもあれだが、まぁいいだろう」
二人のハンターが、それぞれの穴の結合部を指でいじり、隙間を空けていく。
「う……あっ! や、やめてぇ……2本なんて……入らない……」
「そうか? やってみなくちゃわからない、って言葉があるだろ? だから実践」
ほんの少し出来た隙間に肉棒をあてがう。
そして、力任せに押し込んでいく。
「あ! ううっ! ……や、やめ……」
「そうらっ!」
ズズッ!! ズズズズッ!!
「んあぁあん!!」
アナルは少し裂けはしたものの、結果的に4本の肉棒が小夜子の中に収まった。
「さて、激しく動くとしましょうか」
「はぁ、はぁ……だ、だめぇ……うご……かないで……」
小夜子の悲痛な声は4人には届かなかった。
ジュポジュポ…ズチュズチュ…パンパン…ズコズコ…チュプチュプ…ジュポジュポ…
「んっんっんっんっんっ、あうんっ! きゃうっ! あひっ! あひいいいいいんっ! あひいいいっ! あひん! あひいいいいいんっ!」
4本の肉棒は小夜子の中を蹂躙する。
完全に不規則な動きは一定のリズムをもつはずもなく、小夜子に休む暇すら与えない。
「まったく、こいつ、こんなになっても感じてますぜ」
「壊れずに、しかも媚薬もなしにここまでよがれるというのはある意味才能ですね」
「あんっ! ああん……あんっ! はあ……はあん!! ああぁ!」
「それにこの腹。孕んでるやつを犯しているみたいだよな」
「後で客の前で全部出させてやるか。そのためには、もう少し流し込んでおくか。おい、さっさと射精せ。俺らも前で射精す」
前の二人が頷くと、前の二人が激しく動き出した。
ぐぷっ!ぐぷっ!ぐぷっ!ぶじゅ!ぶじゅ!じゅぼっ!ぐぶ!ぶじゅ!ぶじゅ! ぶぐっ!
「あひぃぃ! あぁ! あぁぁぁあぁぁぁっ!」
「……お、俺もイキそう……!」
「じゃあ、先に射精せよ」
「お、お願い……もう、中には……」
ドビュァ! ドグン! ドグン! ドブゥ! ビュルビュル!
「あひぃぃ! 熱いぃ!」
「ほらっ! 続けて射精すぞ!」
ドビュァ! ドグン! ドグン! ドブゥ! ビュルビュル!
「うあぁぁぁあぁぁぁっ!」
「射精と同時にイっちまったな」
ハンターの二人が肉棒を抜く。
「まだ2本残ってるんだぜ。しっかりしろよ」
後ろを犯していた二人は同時に抜き去ると、前に同時に挿入れてきた。
ずぶぶっ!
「あああんっ! あっ! あっ! ああんっ!」
ひと突きで、小夜子はびくんびくんと小刻みに震えた。
「おいおい、いいのか? 俺達の後に何百人と控えているんだぜ」
「とりあえず、射精すもの射精して、こいつが壊れていく様を見させてもらおう」
二人の腰の動きがいっそう速くなる。
ぐぷっ!ぐぷっ!ぐぷっ!ぶじゅ!ぶじゅ!じゅぼっ!ぐぶ!ぶじゅ!ぶじゅ! ぶぐっ!
その突き上げのたびに小夜子は絶頂を迎える。
休む暇もないくらいに絶頂を迎えて意識が飛びそうになる。
「あひぃぃ! あぁ! あぁぁぁあぁぁぁっ! あああああぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁぁっ!」
「うっ! イク!」
「俺もだ! 射精る!」
「も、もう……いやああぁぁぁああああぁぁぁっ!」
ドビュァ! ドグン! ドグン! ドブゥ! ビュルビュル!
「あ……あぁ……ああ……」
「ふぅ……」
「大分射精したな。これだけ溜まればいいだろう。おい、休んでる暇はないぞ。早速客にお披露目だ」
「お、お願い……もう……許して……」
「それは無理だな。お前はさっき俺達のものになるといった。お前をどうするかは俺達が決める」
ぐったり横たわる小夜子の髪を乱暴に掴み上げ無理矢理立たせる。
「ほら、いくぞ」
「んぐ、んむ、じゅぶ、はぅぅ、もっと、ほしいですぅぅ」
「あぁ、わかってるよ」
「お楽しみですか?」
理緒を犯していたものが皆声のほうに目を向ける。
「新しいものをつれてきたんですけど」
「今、こいつの腹の中にはとてつもないくらいの精子が入ってるんだぜ」
「い、いや……」
「それに、まだ精神のほうはイってませんぜ」
「まずは、中に入ってるものを皆さんの前で出させようと思うのですが」
「ほう、それは見てみたいね。滅多に見られるものではないし」
そういわれると、ハンターの一人が小夜子の足を持ち、秘所を皆に見えるように広げ、少し持ち上げる。
そして、歩が小夜子の秘所に指を入れる。
「ひぃっ!」
「それではご覧に入れましょう。白長谷小夜子の射精ショーです」
歩が言い終るのと同時に中の弁を抜き取る。
次の瞬間、小夜子の中から大量の精液が出てくる。
ビュク! ビュル! ドビュル! ドブン!
「いやぁぁぁぁぁっ! み、見ないでぇぇぇぇっ!」
「ほほう。これはすごい。後から後から出てきますね」
「なぁ、一体何人分くらいの量が入っていたんだ?」
「そうですね、少なくても、100人近くの精液が入っていたでしょうね」
「うあ、ああああっ! もう、いや……」
出てくる精液の量がだんだん減ってくる。
「こんな姿みたら、我慢できなくなっちまった」
「もう突っ込んでいいよな?」
「……え?」
「えぇ、好きにしていいですよ。何なら、壊れるまで犯し続けていいですよ。絶倫剤もありますから、好きなだけ」
「そ、そんな……」
「まぁ、あまりに精神が強すぎるというのも考え物だな。せいぜい壊れないうちに諦めちまいな」
「破壊を持ってでしか終わらせられない。それが破壊神の弟である俺の救い方だ」
小夜子の陵辱はまだ終わらない。