ONE KNIGHT STAND TOUR 1999-2000
1999.12.27 サンシティ越谷市民ホール
REPORTER is あかり

 

越谷へ行くには、いつも使ってる電車のほぼ終点まで行きまた乗り換えでした。
駅に着いたら若い人達がきっとゾロゾロ行くだろうから、その後をついていけばいいやと思ってたのですが、いざついて見るとそんな風ではなかったので、ちょっと焦りました。
でも、親切な地元の人に案内されて無事、さえちゃん、おーちゃんに会えてホッとしました。
荷物チェックの所に、穂苅さんがいました。
私は、生の穂苅さんを見たのは初めてなので、なんかうれしかったです。
6時30分開演というのに、ギリギリまでたくさんの人がグッズを買っていたのには、ちょっとビックリ!
1階29列目にさえちゃんと座りました。
1階と言っても、ひな壇になってるので1階に座ってるという感じはなく、ステージ全体を見ることができる、ほぼ中央だったので私は大満足でした。

開演から、10分くらい押しています。
まだかまだかとステージをみんなが見つめてるのが、よくわかりました。
暗闇からスポットライトを浴びたまさやんが登場!
歓声と拍手と共に、いっせいにスタンディング。

1・ステレオ
2・Fat Mama
ペタパタペタパタと、まさやんのあのペンギンのように左右交互にリズムをとる足の動きに、さえちゃんとふたりで、顔を見合わせて「かわいい〜」と笑いました。
特に、左足の動きが右足より横にペタパタと動く様が、曲と反比例してかわいいのです。
双眼鏡で、つい足ばかり見てしまいました。

「山崎まさよしです。どうも〜。みなさんご着席ください」
「大掃除はすみましたか?」

客 「まだ〜」「終わった〜」

とそれぞれ・・・。

「えー、28になりました〜」

おめでとうの声があちこちから飛び交いました。

「28になりますとね、記憶力とかね、やはり違ってきますね」
「不摂生とか慎んでますよ」

客 「え〜〜!」 

苦笑するまさやん。

3・江古田 
イントロの部分がCDと違うので、最初は何の曲かわかりませんでしたが、心地よい美しいメロディーに聴きいりました。
4・ある朝の写真
実は、きょうのライブの感動を深めようと、まさやんの曲を2〜3日前から聴かずに過ごすという、”まさやんだち”をしてました。
そうです、まさやんの曲に飢えた状態で聴きたいと思ったわけです。
そんな風で、聴いたのでもう、まさやんの歌に飛びついた感じで聴きました。
この曲は、まさやんが家に帰った姿が絵になってますよね。

「えー、去年はねドミノをやってました。それが終わって4月5月と休みをもらったんですが、4月は何をしてたか記憶がないんです」(笑)

「ログハウスとか作るとかね、そういうこともなかったので・・・」

まさやんは笑い、会場も笑いに包まれました。
5・僕はここにいる
バックが夕焼け空に変りました。
この片思いの気持ちを歌った曲は、まさしくファンの気持ちそのままとも言えるの
で、私は、この曲は家で聴いていても、毎回ウルウルしてしまうのです。
まさやんのせつない思いをこめた声がホール中に広がり、その声が響き渡って、からだの中まで入りこんでくる感じはなんとも言えませんでした。
学校のチャイムをギターでつまびくと、会場はわきました。
6・砂時計
次の曲に移る前に、チューニングをするまさやんにたくさんの声がかけられました。

「ユニクロ〜〜」

と私達の近くの女性二人が叫ぶと、まさやんはあのCMのようにポーズを取ってギターをかき鳴らしてくれました。
みんな大喜びでした。
7・やわらかい月
私の大好きな曲に、双眼鏡を覗きつつ、つい前のめりになりました。

♪〜かたくなに何を拒んできたのだろう〜♪

の歌詞を私も、そっと口ずさみました
が、やっぱり泣けてきて、一緒に歌う事はできませんでした。
8・One more time、One more chance
青のライトがステージの右から左に向かって斜めに、まるでくじゃくの羽のように広がり、その中央に照らし出されたまさやんは、美しくもあり幻想的でもありました。
「月とキャベツ」のラストシーンが思い出され、最後の

♪〜命が繰り返すならば〜♪

のまさやんの悲痛とも言える声が涙を誘いました。
ステージ左にあるピアノの前にまさやんは座りました。

「みなさんは、年賀状とか書くんですか?」

客「書くよ〜、まさやんは〜」

「年賀状、書くわけないやろ〜〜〜」(笑)
「歌がね、年賀状になったらいいね」

会場、拍手!

「書くなら、筆で書くね」

客「うそ〜〜〜」

「すみません」(笑)

会場も爆笑でした。
9・ツバメ
私は、初めてこの「ツバメ」を生で聴きました。
いつもは、ラストの曲なんですね。これで、みんな泣いて・・・。
静かなピアノとまさやんのひとこと、ひとことを丁寧に歌う姿にただただ、見入ってしまいました。
10・カルテ
緑、赤、青のライトが炎の形になって、まさやんの背後で回っているのが曲にとってもあってました。
は〜、これがうわさのギター奏法なのか〜と、双眼鏡でじっくりギターの上を忙しく動くまさやんの手ばかり見ていました。
ギター1本とは思えぬ音で、素晴らしいのひとことにつきます。
11・水のない水槽
最初、なんの曲かわからず、さえちゃんに教えてもらいました。
この曲も、なんか幻想的でホールで聴くのと、CDで聴くのとはまた違った感じがして、素晴らしかったです。
12・Passage
私は、この曲も大好きです。
特に、「♪遠い昔に交わした約束を〜♪」のあたりは、もうグッときてしまって、泣きそうでした。
「約束」ということばは、まさやんの曲の中には何回か出てくるんですよね。
約束っていい言葉だと思いませんか?
未来への希望という感じがするのです。
そして、「♪流れてく雲の途切れた先に〜♪」とまさやんの声がホールいっぱいに広がった時、まさやんは神様から選ばれた人なのかな〜と思ってしまいました。

「えー、女の方はね、立つとたくましい胎盤が作られてね・・・」(笑)

胎盤って、まさやん、あなた・・・。(笑)みんなも笑いながらスタンディングです。
13・アレルギーの特効薬
14・ドミノ
15・Ticket to paradise
16.パンを焼く
これが始まったら、やっぱり詞の意味を知ってるファンは多く、笑い出す人がいました。
私とさえちゃんも笑いました。
早口言葉です。

「生麦、生米、生卵」

「赤巻紙、青巻紙、黄巻紙」

「隣の竹やぶに竹立てかけた」

「スマップシングル詩がスガシカオ」

「赤パジャマ、青パジャマ、黄パジャマ」

「なかなか鳴かないカラスが鳴いた〜」

「バスガス爆発〜」

「魔術師、魔術後、手術中」

「旅客機、多客期、高くつく」

順番はあってるかどうかわかりませんが・・・。
それとあとなんか言ったのですが、聞き取れない上に、まさやんもかんでしまって、まさやんもファンも笑ってしまったのでわからないのが一つありました。

♪しょがな〜い!♪

は、みんな一緒にノリノリでした。
17・ヤサ男の夢
ステージの左そでに行き、カズーをくわえさせてもらうと、会場は大歓声と拍手でいっぱいになりました。
18・昼休み
19・ヤサ男の夢

アンコール
19・振り向かない
まさかこの曲を聴けると思ってませんでした。
20・セロリ
いいですね〜、この曲もまさやんと一体になれて。
21・審判の日
私は、この歌を全部覚えてなかったのですが、歌い出せば歌えるもので楽しかったです。

「ありがとう〜〜、埼玉〜〜」

拍手、拍手の波。大歓声!
さえちゃんは、満面の笑顔を私に向けました。
その笑顔は屈託がなく、こんなに人を幸せにしてくれるまさやんに巡り会えた事は、とても大きな財産です。
私も、手が痛くなるほど拍手しました。

アンコール
暗闇の中、まさやんが静かに登場しました。
そして、ピアノの前に座りマイクを少し自分の方へ動かすと、もう、終わりなのだとファンの誰もが時のたつ早さを悲しんだと思います。
まさやんコールが続きました。
ピアノからやさしい音がこぼれ落ちました。
22・灯りを消す前に
こんなにやさしいメロディーとまさやんの深みのある声にもう、呼吸をするのも忘れそうなくらい聴き入り、微動だする事もできませんでした。
歌い終えるとまさやんは、ピアノの前に出て深々とおじぎをしました。

「どうもありがとう!!また、お会いしましょう!」

そして、手を振りながらステージをあとにしました。
別れを惜しむファンの声と拍手がいつまでも、いつまでもやみません。
ステージのバックに、クロスロードのような長く続く道が映し出されました。

1999年代最後のライブが終わりました。
まさやん、お疲れ様でした。
そして、たくさんの感動をありがとう!
まさやんにとって2000年も健康と喜びに満ち溢れた年となりますように・・・。
初ホールのまさやんでしたので、ただただ感激の連続でうまく表現できない部分もありましたが、なんとかまとめてみました。
つたないレポになりましたが、読んでくださってありがとうございました。

最後に、きょうという日のために、徹夜をして私の分のチケットを取ってくれたさえちゃんに感謝します。

☆ さえちゃん ☆ Special Thanks!!☆

 


あかりちゃんの1999まさやん歌い納め!越谷レポでしたぁ!
初めてのホールのライブで感激してるあかりちゃんの気持ちがじ〜んと伝わってきました。
ライブ中のまさやんの状況、ステージの状況が目に浮かんできそうです。。。
ステキなレポートありがとう♪

ぶぅぶぅ