ONE KNIGHT STAND TOUR 1999-2000
2000.1.14 熊本県立劇場
REPORTER is ろば

 

ついに3回目のまさやんの逢いに熊本にやってきました。
熊本の会場はすっごく綺麗なところだったんですが結構せまい。
ファンクラブだけで完売したくらいなのでそれも納得って感じで席につきました。
今回は
14列目。ちょうど会場の真ん中でした。
この会場の狭さは最高!ってワクワクしました。
で、熊本ではずっとビデオカメラが入ってました。しかも私のナナメ後ろで(笑)。
穂苅さんもそこにいました。「よし!これはアピールタイム?」って張り切って行こうって
1人決意表明しておりました(笑)。
また、ファンクラブビデオとか出るんでしょうね。

いよいよ照明が落ちてまさやん登場!
第一印象は・・・「ん???何だか元気ない・・・」
『ステレオ』『FAT MAMA』といつも通り始まりました。そして、次は『アヒルちゃん』でした。

「山崎まさよしです。どうも。せっかく椅子もあることですし、おかけになりませんか?」

で着席。

「客席が近い・・・前の人が・・・近い」

って呪文のように言ってました。

「今回は熊本城には行けませんでした。
馬刺しを頂きました。
え〜毎回思うんですがやっぱり、辛し蓮根は意地悪で作ったとしか思えない(笑)。
きっと腰掛け?(注:きっと腰元)が「殿!どうぞ!」ってわざと蓮根に辛しを練り込んで出したのが始まりでしょう。
以上熊本城物語でした(笑)」

そこから弾き語りに入りました。
『ある朝の写真』でした。江古田があひるちゃんに変わったみたいです。
『僕はここにいる』『砂時計』『やわらかい月』と続きました。
でも・・・すごく辛そう。正直言って痛々しかったです。
砂時計の時報もありませんでした。
曲と曲の間もシー―ンって静まり返って一言も声がかかりませんでした。皆声がかけられなかったんじゃないでしょうか?
鹿児島のライブの時は、書き忘れてましたが、必ず何かしゃべってたんですよ。
わざと「シー――ン!何やこの静けさは(笑)」なんて言ってみたり、ギターをタオルで何度も拭いてみて、
3回くらい変えたとこで「どれも一緒かい!」って1人突っ込みをしてたんですけどね。砂時計なんてすっごく盛り上がりました。でも今回まさやんも一言もしゃべりませんでした。
そして何と『心拍数』です。もう、大好きな曲なのでイントロからいろんな気持ちがまざって泣けてきました。ただ・・『
One more〜』を省いたんです。それって・・・やっぱり具合の悪さを感じる・・・。
次はYAMA崎ピアノへ移動です。

「え〜こんな感じでやってますが。具合の悪い方はいませんか?いたら手を上げてくださいね。係りの者をつけますので(笑)」

「よく年末は何をしてますか?って聞かれますが大抵家にいます(笑)。今回も年越しはキタローさんとかと一緒でした。紅白見てました。美川憲一の衣装が凄かったですね〜(笑)。あと石川さゆりは危機迫るモノがありましたね〜。おい!大丈夫か!ってTVに向かってやってました(笑)」

ちなみに私もその時同じポーズを取ってました(笑)。相変わらず気が合うわ〜。
具合の悪い方は〜って言った時手を自分で挙げるのかと思っちゃったよ。
そして『ツバメ』です。まさやんはどんなに具合が悪くっても最高のステージを作ってくれる・・・。
私達に出来る事は一緒の気持ちで最高のステージを作ること!って考えると涙があふれました。
『カルテ』『水のない水槽』『Passage』と続きました。
どれも素晴らしい♪始めに比べると顔色も良くなってきてるような・・・。
何よりまさやんが気持ち良さそうに演奏してる。

「ハロー(笑)。元気かい?おしりにきのこが生えて来てませんか?きのこ取りましょう!!」

またまた飛ぶように立ちあがりました。
もうここから・・・・前回にも増して絶好調で踊りまくりました。
『アレルギーの特効薬』『ドミノ』『
Ticket to the paradise』と凄い盛り上がりでした。さっきまでの静けさは何だったんだ?って感じでね。
そして『パンを焼く』。地元ネタは

「君のための辛し蓮根〜」

字余りなので早口で可笑しかったなぁ。そして

「君のための馬刺し〜」

こっちは字足らず(笑)。
『ヤサ男の夢〜昼休み〜ヤサ男の夢』で超ハイテンション♪
まさやんもすっごくご機嫌に見える・・・。良かったぁ〜〜。
最後に

ありがとう〜っ

てピックを会場に投げました。

アンコールでチューニングをしてると会場から

「結婚して〜」「○○○○で〜す(多分自分の名前のアピール)」

って声がかかると、まさやんずっこけてました(笑)。
『振り向かない』のイントロでキャー――って悲鳴が上がりました。やっぱり心に凍みるよ〜。
そして『お家へ帰ろう』です。
わーーい、心まで暖まるなぁ・・。
『セロリ』『審判の日』と自分でもわからなくなるくらい飛びまくってました(笑)。

「ありがとう。熊本はよく来るのでまた来たいと思います」

って言ってました。

そして・・・最後の曲。『灯りを消す前に』が始まりました。
かみ締める様にじっくりと聞き入りました。
ただ・・・肝心な時に携帯がなった人が居ました。もう、これだけは本当に気をつけてもらいたいです。

まさやんが具合が悪そうに見えたのは、もしかして私達だけかも知れません。
でも実は宮崎の時、かなり具合が悪くって取材等もキャンセルになったって聞いていたので「今日はどんななんだろう・・・」って心配してたのです。
まさやんは多分最悪な体調だったかも知れません。
でも、ライブは最高でした。
どんなに辛くっても最高のライブが約束されている・・・。
私達ファンにとっては嬉しいことです。
でも、少し休養が必要な気がします。
熊本の次は大分なので、ゆっくり温泉でも入って休んで欲しいです。心からそう思います。
毎回、いろんな顔を見せてくれるまさやん。今回のライブでやっぱり彼はプロで、天才だと確信しました。
パンフレットの穂苅さんのコメントにもあるように、まさやんはどんな状態でもファンが満足いくステージをしてくれます。

本当にありがとう・・・。
また逢いに行きます。


ろばちゃんのOKST、第3弾!熊本ライブレポでした。
調子が悪いようにみえたまさやん、でも、ライブはサイコーということでやっぱり、「天才よりすごい奴」なのかなぁ。と思いながら読んでました。
ろばちゃんのまさやんを気遣う気持ち。なんかわかるような気がします・・・
お休みの少ないハードなスケジュールでライブをこなしていくまさやんに感謝!
ツアーといってもたいていのお客さんは1公演しかみないから、まさやんも一回一回を貴重にしてるんでしょうねぇ。
なんか、泣けてきちゃうねぇ・・・

ぶぅぶぅ