ONE KNIGHT STAND TOUR 1999-2000
2000.1.31 高知県民文化ホール
REPORTER is まき

 

いよいよ、この日がやってきました。OKST(私にとっての)初日です。
一緒に行く後輩が緊張感のない子なので(笑)、ライブが始まるまでに、私もいつのまにか緊張感はあまりなくなってました(笑)。
出かける前はドキドキしてたやけど・・・。
パンフを買って、席に行ったら、座席は2階席(といっても2階までしかないんだけど)の一番後ろ
(T_T)
けっこうショックを隠せなかったのですが、ちょうど通路の隣の席で、一番後ろなので踊場のように平地があったんで
”よし、ここで跳ねれる!!!”と、狙いをさだめておりました(笑)。
まぁ、今回は行けるだけでもラッキーなツアーやからね。
高知の会場は狭くて、なぜか急な角度で座席が並んでて
”これやったらまさやんのつむじしか見えへんのちゃう?”
などと心配してしまいました(ちゃんと見えたけど)。
しばらく待って、開演のブザーが鳴ってアナウンスが流れると
”大好きなまさやんに会える”
という気持ちが高まってきて私も緊張してきました。

そして、会場が暗くなって、まさやん登場(赤色に黒の字と絵が書いてあるTシャツ&モスグリーンのもっと深いような色のちょっとダボッとしたズボンでした)。
すっごい歓声に会場が揺れました。
私は後輩に壊れたとこを見せたくはなかったんやけど、その時点で壊れて叫んでました(笑)。
そして<ステレオ>へ。
ギター1本で歌いながら会場をのせるまさやん。すっっっごくかっこよかったです。
そして<Fat Mama>

♪よろしくお願いしまぁす〜♪

のとこではもちろんキメてました。
実は、会場の暖房もけっこうきいてたというのもあり、私、この時点ですでに汗かきそうでした(笑)。
なんだか2階はちょっとノリが悪かったみたいで、
1階の前の方の子は飛んでたんだけど、
”私もそっちへ行きたぁい〜”と思ってました(笑)。
もちろん、私は汗かきそうなぐらい2階の最後尾でも飛んでましたけど(笑)。
で、まさやん、

”高知〜、高知〜”

と演奏し、

”ちょっと座りませんか?高知〜”

わけわからん(笑)。
そして<江古田>&<ある朝の写真>
まさやんと同じ時間を共有し、まさやんが歌ってくれてる・・・。
そのことが嬉しくて泣けてきました。
特に<ある朝の写真>は、今かなりお気に入りで自分の生活とダブらせてしまうところもあり、心に染みました。
で、MCやったんやけど、ここでラジオの話題やったと思います。

”はい、<ある朝の写真>・・・・(かなりの間)・・・でした(笑)”

”この曲みたいにね、レコーディングとかしてると明け方に帰ることとか多いんですよ。
でもね、今は週に一回は早く起きてまして。
今ね〜、こっちでもやってるかな?
(会場”聴いてる〜”)
日曜の朝10時ごろ起きてですね、ラジオやってるんですわ。そこで、クレジットってありますよね。
<この番組の提供は花王の〜>とか。
あれで、僕の番組は<三菱自動車>なんですけど、この前<メツブシ自動車>言うてしまいましてね(笑)。
ディレクターに”言い直せ”ってえらい顔で怒られまして・・・
それ以来・・・録音でやってます(笑)”

”始めのラジオは札幌で<アタックヤング>っていう番組でして、<アタックヤング>てて・・・(笑)。
ヤングがアタックするんですよ(笑)。
でも、この間、北海道行ったら、まだやってましてね〜。
もうヤングはアタックせんやろ・・・(笑)”

”アタックヤングの時は、僕はミュージシャンやないですか。
まぁ、改まって言うのも・・・(笑)。
やからなかなか喋られへんでね。僕もあの頃は純でした(笑)。
遊びも全然知らんし・・・酒飲んだら顔すぐ真っ赤になって・・・嘘です”

みたいなことを話してたと思います。違ってたらお許しを。
そして<僕はここにいる>を歌いあげました。前奏で歓声があがりました。
私も大好きな一曲。バックのスクリーンにハービーさんの空の写真が映し出されました。
そしてお約束?の時報をやってから<砂時計>へ。
そして、会場が暗くなって水色のライトがまさやんを照らし<やわらかい月>です。
曲が綺麗で、サビのところでグッとくる一曲です。
水色の光の中でスモークがたかれてその中でこの曲が響き、あまりに綺麗な風景と、綺麗なまさやんの声と曲にひきこまれ双眼鏡で見ることもなく、私はただただ会場を見つめるばかりでした。
そして<心拍数>へ。この前奏がわかった時には嬉しくて声を出してしまいそうでした。
でも、一緒に行った後輩が<One more〜>が大好きな子なので、”あぁ、今回は聴かせてあげられないなぁ・・・生で聴かせてあげたかったなぁ”とちょっと残念にも思いました。
ちょっとギターの音(チューニング)が微妙にあってなかったような気がしましたが・・・どうだったんでしょうか?
そして会場が暗くなって、灯りがつくと、まさやんは<YAMA崎>の前に。

”テレポーテーションです”

みたいなことを言ってたと思います。
そしてMC。

”2000年に目標はありますか?”
(会場沈黙・・・まさやんもちょっと困っている(笑))

会場”痩せるーーー!”

”(大ウケした後)・・・痩せるか・・・(まだ笑っている)”

”いやぁ、いろいろ聞かれるんやけどね、無趣味やしね、なんもないんですわ”

”うちのタケシがですね、あっ、マネージャーなんですけど・・・、
携帯を最近変えましてね、カラーなんですよ!皆さん知ってます?(カラーiモードのこと?)
といっても僕はいまどき携帯持ってへんのですけどね。
なんや話しがわからんようになってきましたね。
曲いきましょ。・・・・

カラーかぁ・・・(ちょっとして)

カラーかぁ・・・”

弾こうとして

”カラーかぁ・・・”
(会場爆笑)

そして落ち着いて<ツバメ>のピアノバージョン。
ここでも、涙がでました。
まさやんの声が
”がんばりすぎなくてええねんで”

と言ってくれてるような気がして・・・。
そしてこの曲を聴きながら”まさやん、変わらんといてや”と思い、また泣いてしまいました。
そして、また前へ戻ってギターに持ち替え、<カルテ>です。
噂に聞いた”津軽じょんがら”。私も、最初から最後まで双眼鏡でまさやんの手ばっかり見てました。
間奏では機械の操作もしてました。
ほんまに器用な人です。
今度はバンドのライブで聴いてみたい一曲です。
もちろん、まさやんのあの血管にも釘付けでした(笑)。
そして<水のない水槽>へ。
私、実は今まではちょっと苦手な一曲だったんですが、今回は不思議な気分でした。
曲の拍子と自分の鼓動の動きが同じような感じになってきて、さらにエコーがかかるんやけど、それがまた心地よくて、ふわふわした気分になったんです。
眠る直前によくある、意識はあるんやけど、自分がどっかに行きそうな一瞬って・・・わかります?
そんな感じであまりに心地よくて(もちろん眠かったわけではないよ)双眼鏡を持ち上げる気力もなくなってしまったんです。
とにかくボーっとしてました。
そして<Passage>へ。
私は心地よさを引きずって、この曲もボーっと聴いてました。
覚えてることは”あぁ、ライトがPVみたいやなぁ・・・”とぼんやり思ったことだけ。
ここでも双眼鏡も活躍できませんでした。
ですが、

”そろそろお尻が痛くないですか?”

私も現実に返って、立ちあがりました。
そして<アレルギーの特効薬>です。
さっきの気持ちはどこへやら(笑)。弾けましたね(笑)。切替早過ぎ(笑)。
終ってから、ギターで繋がったまま何の曲かわからないんですが外国のカバー曲を演奏しました。
曲名がわからない・・・ごめんなさい。
途中、

”Na〜 nananana〜 nananana〜nanana〜nananana〜 nananana〜”
(フィンガー5っぽい感じ?)

のかけあいなどあり、会場が言うと

”ありがとぅ!”

っと叫んでました。
そして<ドミノ>へ。1人のドミノもすごくよかったです。
そして<Ticket to the paradise>でした。
そして<パンを焼く>へ。
前奏が終って、まさやんが

”パンを焼く〜”

と叫ぶと、歓声があがりました。
そして、

”しょうがな〜い”

を会場が言ったら、また

”ありがとぅ!”

と叫んでました(笑)。
どうも気にいってるみたい(ちょっと変わった言い方なのよ)。
地元ネタはなかったんですが、新ネタ早口言葉はありました。

”あら、アラブの首相はあぶらしょう”

”ちょっと蝶々取ってちょうだい”

はおそらく新ネタ?
あまりやらない?

”バナナの謎はまだ謎なのだぞ”

とかもやってました。
吉川さん作の”旅客機 多客期 高くつく”はなかったです。
そしてヤサ男〜昼休み〜ヤサ男。
もう、この頃には私、息きれてましたからね(笑)。
途中、カズーをくわえに行くとこも、皆のレポでわかっていながらも、笑ってしまった(笑)。
一回、舞台そでに引っ込んだ後、後姿を見せて歩いて戻ってきて、くるっと前を向いたら、いつものカズー。
そして、カズーを投げるとこでもわかっていながら嬉しかったです。
そして、歓声の中、まさやんはなぜかラッパー足取り?で去っていきました(笑)。

もちろん、アンコールの拍手は鳴り止まず、まさやん再登場。
SHEEPのベージュTシャツに着替えてました。
そして、<振り向かない>へ。
すごく好きな一曲。ライブでやらなかったシングルですが、今回聴くことができてとても嬉しかった。
ちょっとウルウルしてしまいました。
演奏が終って、会場から

”誕生日ーーー!”

って言う掛け声がかかったらしく、
まさやんはギターで”Happy Birthday to you”を弾き

”おめでとう!”

と言ってあげてました。ファンにとっては最高の誕生日プレゼントだね。
(でも、私にはこの”誕生日!”の声が聞えなかったんで帰りに後輩に聞くまで”あれは誰に向けたものなの???!!!”と悶々としてました(笑))
そして”セロリ”へ。
もちろん、両手ふりました(笑)。
いつものとこでは

”なんでやねん”

と今回は関西弁つっこみでした。
そして<クロスロード>のカバー。
私はてっきりロバートジョンソンのクロスロードかと思ってたんですが・・・
あれはまた別物なんでしょうか?BSで聴いたのは全く別物に聞えました。
洋楽詳しくないもので・・・。でも、ノリがよすぎたので、別物かと思ったんだけど、歌詞で”クロスロード”というのがでてきたので・・・まだ謎です・・・。
そして<審判の日>。
途中

”♪お腹もでちゃう♪”

の後で

”ごっつぁんです”

と小ネタも挟みながら(笑)。
あと

”高知〜”かつお〜””はりまやばし〜”

と最後の方で地元ネタをここで入れてました(笑)。
この曲も今度はバンドで聴いてみたいなぁ・・・と思う一曲でした。
ちょっと今回のはテンポがゆっくりかな?
そして、まさやん、またラッパーステップで?退場。

またアンコールの声が響き渡り、まさやんはYAMA崎の前に座り

”ありがとう”

と。
私は”あぁ、これで終りなんだ”と悲しい気分になりましたが、まさやんの奏でる前奏にもうフラフラしてしまい、立っていられなくなり、途中、椅子にもたれかかるようにして聴きました。
なんだか、感動して、双眼鏡で見ることも忘れてました。
この曲で涙はでませんでした。でも、立ってるのがやっとなぐらいに感動しました。

そして、その余韻を引きずってまさやん退場。
ハービーさんの長いPassageの写真が会場に映し出され
明るくなり終了の音楽が流れた途端、”え〜”とちょっとした声が聞かれました。
皆、もっとまさやんと一緒にいたかったんでしょうね。
もちろん、私も同じ気持ちでした。
こうして、OKST高知は幕を閉じました。


まきちゃんのOKSTがいよいよ始まりました〜
高知のライブでもいろいろ楽しいことがあったようで、改めてライブ一つ一つ違うなぁ。貴重だなぁ。って思いました。早口言葉の新ネタには笑ってしまいましたよぉ〜。
私も水のない水槽には不思議な感じがしてすっぽり声に包まれてびっくりしました〜。
お誕生日おめでとうしてもらったファンの方にとっては素晴らしい誕生日プレゼントですね。
MCもたくさんレポしてくれてどうもありがとぉ〜。
レポこれからも楽しみにしてますよぉ〜

ぶぅぶぅ