Yamazaki Masayoshi Tour2001-2002 TransitTime

2001.8.30&31  ZEPP SAPPORO
Reporter is ゆみ

<1日目>  

まさやんのツアーが始まって、まだ10公演目。
ライブ情報は遮断していたので、内容は全然分からない状態で参加。
山口防府のオーキャン参加に合わせて長期休暇を取った為、今回のツアー前半には北海道の各地何ヶ所もあったのに、シフトが合わせられず札幌の2Daysのみ。
この日まではスケジュールをこなす日々であり、オーキャンでかなり弾けて満足していたせいか、待ち遠しいって感じではなく、いつも以上に実感がなかった。

この日の天候はまずまず。1日目はローソンの先行チケで、ライブハウスの後方のブロック指定。
整理番号が付いていたので、会場入り前に着くように友達と30分前には到着。
会場の周りはライブを楽しみに来たファンが大勢並んでいて、待つ事30分、先頭が会場入りし出し、その後15分位で会場入りする。
1ドリンク別途な為、会場入り前に500円とコインを引き変え、中でドリンクを交換して指定ブロックへ。
ライブハウスならではって感じで、天井中央にあるミラーボールが回り、クラブ&ハウスっぽいミュージックがかかっていて、ステージ上にはミキサーを回しているDJがいる。
翌日は一番前のブロック予定な為、グッツ類はこの日のうちにに買っておこうと思い、 友達に場所を取っておいて貰い、グッツ売り場に行く。
最近、グッツ欲があまりなく、Tシャツも気に入った物はなかったので、結局購入したのはパンフだけ。
そして、持ってないマキシをポスター付きで1枚ゲット。
パンフをそのままくれたので袋が欲しいと言うと、別途で500円かかると言われた。
前と違い別途で取るようになっていて、サービス悪いと思ったのは私だけではないはず。

そうこうしているうちに時間が経ち、ステージが始まるまで結構ノリノリで音楽を聴いて待っていた。
ステージ上のDJがゲンちゃんぽいとは思ってはいたものの、まさかって思っていたら、やっぱりゲンちゃんだった。
ステージの奥の方で、顔が機材の影になる事もあり、今一つ確認できず、気が付いたのは開演間際だった。
予定の19時になる頃、まだ音楽は続いていたが、テンポの早い手拍子が後ろのブロックから何気に始まり、 会場全体が一体となり、まさやんが出てくるのを待った。
そして、音楽がアルプスの少女ハイジの主題歌みたいな角笛?みないな感じの曲で始まり、3人が登場。
(この音楽、どっかで聴いた事あると思うけど、映画だったかな?!)
段差もない後方ブロックだったので、人の頭の動きで見にくい時があるが、胸から上は確認できる。
白地に紺か黒の大きな花柄?シャツで登場。最近は柄シャツモードのまさやん。
そして、皆が凄く反応していて、私は見えなかったけど、どうやら投げキッスを会場に向かってやったらしい。
見られなくて残念・・・。最近、前に比べ愛想が良いなぁと感じながら、いよいよ曲が始まる。

最初は音が割れたような、こもったような感じで、何の曲か分からず、歌い始めも歌詞が聴きづらい。
人に音が吸収されている感じもして、何を歌っているか分かるまで数十秒かかってしまう。
ギターやマイクの音がキーンってなる事も2〜3度あり、ちょっと残念。ちょっとしてから、「♪僕らの煩悩」だと分かった。
この曲の最初の印象・イメージはエロチックな感じではあったけど、何度もアルバムを聴き結構好きになった曲。
生で聴くのは初めてで、エレキでする曲の感じがまた格好良い。そしてハーブも入る。
次は「♪パンを焼く」
直ぐに分かり、「もうやるの?!」って感じだったけど、勿論、最初からリズムノリノリ。
早口言葉は「生麦〜」「蛙〜」「隣の竹薮に〜」「東京〜」「赤巻紙〜」「赤パジャマ〜」ってな感じだったはず。
ご当地物はなんて言ったか覚えてないけど、ただ「札幌〜〜」って言っていただけのような気もする。
そして、「♪サーカス」 ジャズミックスな感じの「♪Sleeping butterfly」とニューアルバムからの曲もノリノリで楽しい。
3人のバンド編成なので、音が色々とミックスされていて、CDとは違う仕上がりになっているけど凄く楽しい!!
そして、一旦MC。
「久々のライブハウス、スタンディングです。皆さん、体調は大丈夫ですか?
ZEPP、私、ここの柿落としをしましてね。思いっきりZIPPと言っております。
申し訳ございません。ビデオに証拠が残っております。これを機にお買い求め下さい(笑)」
って言うような内容を話していたけど、後はすっかり記憶は飛んでる(^_^;)
そして、「♪水のない水槽」
この曲はZEPPの柿落としの時に新曲で披露してたいたなとMCの関連を感じながら聴いていた。
グリーンとブルーのライトが数個ずつ、細くライン状にステージを照らすライティングが水槽の雰囲気を誘う印象的。
動いた後で黙って聴いていたせいか、クラーが効いて涼しさを感じたのは気のせいだったのか?!
そして、「♪ステレオ」「♪super suspicion」と続く。その後、MC・・・内容覚えてない(-_-;)
MC中、向かってステージ左で何やら用意されている模様。
そんな中、ゲンちゃん・キタローさんが座り、まさやんも座り、オーキャンの時と同じでジャンベが始まる。
ゲンちゃん中心に「オーエーオエ」「オエーオーオーア」とオーディエンスとの掛け合いは凄く楽しい。
そして、まさやんが中央のマイクの所に戻り「♪やわらかい月」を歌う。オーキャンでも聴いたけど、また違った感じ。
続いて「♪愛のしくみ」
そして、「♪晴れた日と月曜日は」に続く。
これはアルバムの中でもヘビロ状態の曲で、今回生で聴くのを一番楽しみにしていた曲。
アルバムとはまた違った感じだったけど、聴けて満足。
そして、MCとなったはず。これまた内容をあまり覚えてない。
その後、「♪僕はここにいる」
これはバイオレットのライトで照らされ、ライティングがイメージを膨らます。もちろんドラマの時期を思い出す。
そして、「♪ただ、ただ・・・」 これもライブでは初めてだったけど、普段、アルバムでは結構聞き流している曲でボーとして聴いていた。
ギターさばきまでは見えなかったけど、前の方で見ていた友達がライブ後に格好良かった!って言っていたので、
2日目の一番の楽しみになった曲。
「♪ドミノ」に続き、「♪ヌイチャイナシンドローム」
アレンジが違い、最初は全然聴き覚えがない曲で、最初は「知らない曲?!」と気づくまで時間がかかった。
考えるとカップリング曲って、あまり聴かないな・・・(^_^;)
ライブで聴くのはもちろん初めてだけど、アレンジで結構違う曲に聞こえた1曲だった。
そして、「踊るぞ〜〜」と言い「♪Fat Mama」「♪ガムシャラバタフライ」「♪月明かりに照らされて」 「♪手をつなごう」「♪アイデンティティークライシス〜思春期の終わり〜」とノリノリに続く。
「♪手をつなごう」は昼休みと同じ手拍子で、最初は昼休みかなって思った人も多かったかも。
でも、私はオーキャンでもやっていたので、直ぐに分かったな。
このリズム、人によってはちょっと難しいようだけど、私は、これで盛り上がるところもあり楽しい!!
一気に曲が続き、この数曲で、もう、飛び跳ねるし、振りも思いっきりして、思いのままに動いていた。
一旦終了してまさやん達は退場。その際に皆の歓声。使ったピックを会場に投げてくれたようだ。
この時点で、もう曲順やMCは今一つ覚えてない状態で、レポは駄目かもと思っていた(^_^;) 時計を見るとすでに2時間が経過。狭い空間でのスタンディングなので、 ちょっときついなぁって思いながらも、とにかく楽しくてすっかりまさやんモード。

会場はアンコールの手拍子。そして、そのうち、城ホールで自然に生まれた「山崎まさよし」の掛け声に 「パパン・パ・パン・パン」と言う手拍子のアンコールが始まる。これ、定着しつつあるかも。
ただ、これ、地元サッカーチーム「コンサドーレ札幌」の応援手拍子なので、知っている人が多く、直ぐに会場中一体となっていた。
その手拍子が始まってから割と直ぐにまさやん再登場。
それも、皆黒いサテン生地の神父の格好。まさやんは十字架を持ち、付け鼻をしていた。
何故かゲンちゃんだけシスターの格好。頭にもちゃんとシスターのかぶりものをつけているのが似合っている(^○^)
そして、ゲンちゃんがニコニコしながら両手で手を振ってはしゃいでいる。
ゲンちゃんが「ミスペラー〜〜〜〜ズ」と言うとまさやん→キタローさんと輪唱を始め、今流行りのゴスペチックにはもっている。
ゴスペーラーズをヒントにしているのは分かったけど、ミス=間違いって事?!
ゲンちゃんがマイクを口につけ、口ドラム、そして、キタローさんが口ベースをして始まったのが「♪長男」
それもまさやんは最初のワンフレーズだけギターを弾いたと思ったら、あとはアカペラ。
ギターに片手を乗せて、もう片手はリズムを取っている感じ。時に振りつき。
時々右手が泳いだようなヒラヒラした手振りになるけど、これ、ハーブソロの時にする事が多くて結構好きだったりする。
ギターを弾かず、アカペラで歌うまさやんは遠くでも、ちょっと違和感がある。
でも、このアカペラ、上手いし楽しい!
そして、「♪根無し草ラプソディー」「♪お家へ帰ろう」「♪審判の日」と続いた。
神父の格好して来た時点で、絶対審判の日はやるだろうなって思っていた。
曲も終盤にさしかかった時に、まさやんが「ワーワーワーワーワ」と歌い、 「お客さ〜ん」と言われて歌っていると、キタローさんが画用紙にマジックで何かを書いて、まさやんの頭の上にかざす。
それは十文字に一ヶ所矢印がついている。
私は、意味がわからないまま、そのうち、まさやんが「フーフーフーフフ」と言うので、 私も歌っていたら、どうもオーディエンスを中央から左右に分けての掛け合いにしたかったよう。矢印はそれを意味する物だったようだ。
私はフー側だったけど、しばらく別れているのが分からず難しいなぁって思いながらも両方歌っていた(^^ゞ
友達に事情を確認して状況を飲み込んで改める。
それに振り付けでワー側は両手を広げて上下させる、去年のオーキャンでもやった振りで、フー側はZを描く感じの振りだった。
キタローさんが画用紙に「もっと」とか「良い感じ」とかその都度、マジックで書いて指示する。
その掛け合いの中で、まさやんがキャロル・キングの「♪I feel the earth move」を歌っていた。
このカバー曲、ラジオとかで歌うの結構聴くなぁ。
盛り上がりも凄くなってきた時に、キタローさんが「あの曲」と書いて、もちろん「♪Plastic Soul」
ファンの多数は自然にコーラスと手振りが入る。
皆、凄く当たり前のようにしていて、セロリのようだなって思って見て後ろから参加。
北海道はオーキャンもなかったのに、皆、ライブ放送を見て知っているの?!と思う位に普通にやっていた。
そんな中、ライブは終了。いつもアンコールは2回だけど、1回で終了する。でも、凄く楽しかった。
ライブ中は、腕や肩が疲れて、肩にかけていたバックを何度もかけ直していたし、始めに貰ったドリンクで途中何度も水分補給はしたけど、終わった後には冷たい飲み物が欲しい!って思うくらい、喉が渇いていた。
終わってからドリンクを貰っている人を見て、次ははそうしようと決め、明日に気持ちを弾ませながら会場を後にする。

 

<2日目>

翌朝は仕事だし、スタンディングって事もあり、疲労度を少しでも少なくしようと、ギリギリに会場へ。
前日にグッツは購入済みだったので、必要な物だけポケットにしまい、開場前に荷物は外のロッカーへ入れ身軽に。
開場前に来られるか微妙だった友人とも無事に会え、この日は一番前を夢見て会場入りし、ただただステージを目指す。
そして、何と本当に1列目をゲット!!もう言うまでも無く、最初から気持ちは落ち着かない。
早くから会場入りし、その場から離れられない状態の為、1時間はきついと思いながらも、昨日は気づくのが遅かったゲンちゃんを見ながら、友達と話したりして待つ。
ゲンちゃんが結構真剣にミキサーを回しているんだけど、時々楽しそうにリズムを取り会場を見ているのが分かる。
さすがに皆が前で見たいと言う思いがあるせいか、隣の人と肩がぶつかっていて飛び跳ねるのはきつそう。
何だかんだと時間は過ぎ、たまに私も音楽に乗ってリズムを取ったりしていた。
そんな中、ゲンちゃんが舞台袖を見て頷いたのが分かり、もう始まるのが予測できる。

前日のような拍手は起こらないまま、またまた始まりを意味する音楽が流れた時、会場からリズムの良い手拍子が始まり、まさやんとキタローさんが登場。
いや〜〜ぁ、ホントに近い。まさやんがすぐそこに居る!!興奮せずにはいられない。
もう頭から足先まで全部見えるなんて凄い!
この日は、赤地に13と背番号がついたTシャツ(これはどこかで見た事あるはず)と、膝までのハーフパンツ。
靴は黒のニューバランス。新しいのが分かり、ツアー開始に伴い買ったのかなって思いながら見ていた。
そして、足は細く、すね毛もしっかり見える(^o^) 裸足なのかと思っていたら、くるぶしの下の所までの短い靴下を履いているのが靴の隙間から見える。
最近、世間ではこの靴下が流行っているけど、どうも靴下カバーみたいで個人的には好きではないんだよなぁ。
まぁ、靴で殆ど見えないし、近いからそこまで見えるんだろうけど。
エレキギターを持ち、前日同様に「♪僕らの煩悩」から始まる。
2日目って事もあり、昨日よりも音響チェックがされていたようで、最初から問題なし。
間奏では手でマイクとハープを持ち、間近で聴きながら圧倒されまくり。
スピーカの近くではあったけど、まさやんが近いからマイクを通さない生の歌とハープも聴こえるのに感動。
そして、ギターをアコギに変更して「♪パンを焼く」
早口言葉は「生麦〜」「蛙〜」「東京〜」「瓜売りが〜」「旅客機〜」「スマップシングル〜」「「赤巻紙〜」「赤パジャマ〜」 と続き、そして、「君の為にラーメン」、「君の為にラムシャブ」「君の為にズワイ蟹」と楽しそうに言っている。
が、ズワイではないってばぁ!この前のOKSTで後から訂正していたけど、今回は訂正なし。ちなみにタラバだよ(^○^)
まさやんが楽しそうにギター弾きながら会場を見るんだけど、時に目が合っちゃうの。一瞬でも嬉しくなってしまう(#~o~#)
ここでエレキに変更し「♪サーカス」 ここでもハープを手持ちで入れていたかな。
次は「♪Sleeping butterfly」。ニューアルバムから続き会場もノリノリな感じ。ハーブも中々格好良い!
前で見るまさやんは一段と楽しそうで、足のリズムの取り方、ちょっとした仕草や表情も凄く良く見えて、みつめずにはいられない・・・。
ここで、MC。
「こんばんは。山崎まさよしです」「今日は雨降ってるんですよね!?」って言うと、 会場から「止んだよ〜」と言われ、メンバーからも言われ、「何も分かってないっ」と笑う。
「今日は、スタンディングです。皆さん、健康管理の方は大丈夫でしょうか?具合悪い人はいませんか?」 とちょっとファンを気にしてくれる発言をし、「楽しんで行って下さい」と言い、次の曲への準備でチューニング。
会場より男性が太い声で「良いよ〜」って言ったら、「君声通るなぁ。羨ましいわ」と笑う。
1日目同様に、「♪水のない水槽」
前日には気づかなかったボトルネック使いに目が行く。
ライトアップは同じだけど、まさやんが近くで見え、ループを使っている時の表情とかが、いたずらな感じで楽しんでいるのが凄く分かる。
その後、「♪ステレオ」「♪Super Suspicion」と続く。ここまでは前日と同じ曲順。
前日はギター変更まで細かくは見えなかったけど、さすが良く見える。
今回のライブで使用しているギターは赤のエレキと2種類のアコギで、1〜2曲毎にギターを変える事が多く、その様が良く見える。
弾き語りと違って随分変えるなぁっと思いながら見ていた。
曲が終わってMC。「お元気ですか?」との問いにオーディエンスはもちろん「元気〜〜!」と答え、 「元気でなによりです」と言うものの、なんかまとまりのないMC。
前日よりも挙動不審な感じで、話す事が思い浮かばないようだ。2日目だから話題がないのか?!
MC中、木の長方形様のベンチと丸い椅子、そしてジャンベが現れる。
丸椅子にまさやんが座り、ベンチの方にはキタローさんとゲンちゃん。
ゲンちゃんとキタローさんは目の前に座り、何だかゲンちゃんとは凄く目が合う。
前日同様「オエー、オエー」と始まり、オーディエンスとの掛け合い。
3人の手元が間近で見え、視線は合うしで興奮!そして、このノリはいつやっても凄く楽しい。
その掛け合いが暫く続いて、まさやんだけ中央のマイクスタンドの所へ戻り「♪6月の手紙」
そして、更にキタローさんとゲンちゃんも定位置に戻っての「♪愛のしくみ」 凄く感じが良くて、キタローさんが鍋みたいな管楽器を叩いていて(これ、ティンパレスって言うのよね?!) それが妙に心地良い音で気持ち良く、そっちを見ながら聴いていた。
ステージに近いから表情も良く見えるけど、手元も凄く見えるから、 まさやんのギターだけでなく、ゲンちゃんやキタローさんの楽器を操っている手に注目しちゃう事が多々あった。
3度目のMC。会場から「北海道好き?」と聞かれ、「凄い好きですよ。北海道」と答えてくれ、オーディエンスからの歓声。
「最近、流行っている事がありまして。筋トレです。こういうやつ・・・。 (と車輪のサイドについている棒を持って転がす感じを身振りで説明。このグッツはオフィシャルのライブBBSに写真あり) ・・・楽屋の鏡の前でポーズを取ると後ろで2人が『ナイスポーズ!ナイスポーズ!』ってね・・・」
と後ろの二人を見て笑う。
そして、暗くなりチューニング。そんな中、さっきとは別な方向から、男性の「ナイスポ〜〜ズ!!」と掛け声。
オーディエンスは爆笑。そして、まさやんがチューニングしながら笑っているのが暗いながらも見える。
前の方にしか見えない表情で得した気分。
「♪晴れた日と月曜日」は昨日とは違って、記憶が殆どないくらい、ボーっと聴いていた。
そのまま「♪僕はここにいる」。イントロでオーディエスからは軽く喜びの声が聞こえる。
そして、何番か分からないけど、多分「♪mud skiffle track」。 
昨日もやったと思うけど、考えると前日はホントに触りで、この日の方が断然長かった。
拍手があり、終わった後は「一応、ブルースマンやからね」と一言。そして「♪ただ、ただ・・」に入る。
この曲、テンポの早い曲ではないけれど、弦を抑える感じとかギターテクが凄く格好良くて見てとれる。
まさやんが丁寧に歌いあげる感じだったから、歌詞をじっくり聞いて曲の世界に入る。
そして、色々と自分の思いが重なる所もあり聞き入った。
最後には涙が出てきて、「なんで今まで聞き流していたんだろう!」と後悔する。
今まで何気に聞いていた曲なのに、ライブで聴くと心に響く曲が必ず1曲はあり、 今回のライブの中で、そう言う意味ではこの曲がそうだった。
そして、エレキに交換して「♪ドミノ」「♪ヌイチャイナシンドローム」と続く。
ここらへかんからは静かな感じからノリが良い感じに雰囲気が変わって行くのが分かる。
「待たせたな〜〜」と言い、「♪Fat Mama」
バンドのノリの良さで凄く楽しくてステージでも盛り上がりを見せる場所。
それまでは後ろの乗りが今一つ分からず、自分自身も身動きが取れないから控えめだった私も、 ここらへんからは、もう回りお構いなし!狭いながらも飛んで跳ねていた(^○^)
でも、前日よりはさすがに狭くて飛び跳ね方が少なかったと思う。
何をするのも、前だけ盛り上がっても面白くない物で、この時からはさすがに会場中が盛り上がっているが分かり、 後ろが盛り上がると会場中が盛り上がるなぁと感じる。
「♪長男」「♪ガムシャラバタフライ」「♪月明かりに照らされて」 「♪アイデンティティークライシス〜思春期の終わり〜」と一曲を除いて、前日とほぼ同じ感じで一気に進行。
「♪アイデンティティークライシス〜」では昨日同様、まさやんが「ワーワーワーワーワ」と言い、オーディエンスが返す。
ゲンちゃんが私達側にそれをするように指示する。それができてくると、まさやんが」「フーフーフーフフ」と言い、 逆側のオーディエンスを従える。そして、会場が二つに別れて良い感じにはもる。
「ワーワーワーワーワ」の振りはずっとしていると手が疲れてきてつらくなってくるので、たまに片手にして参加する。
まさやんはニコニコしながら歌っていて、昨日よりも楽しそう。
この曲では2番の最初の歌詞が思いっきり飛んだようで、ごまかし利かずに、いたずらな感じで照れ笑い。
普段、歌詞の間違いには鈍感な私もさすがにこれは分かる。
これがオーディエンスをより盛り上がらせる。昨日よりもまさやんのノリが良いのが、全体的な曲の流れで分かる。
そんな感じであっと言う間に曲が終わり3人は退場。
退場の際に中央に向かって使っていたピックを投げる。今回のツアーは毎度ピックを投げてくれるよう。

一旦、終了して、アンコール。
前日とは違い、「山崎まさよし」の手拍子コールが早々に始まる。
後ろの女の子が「コンサドーレのだぁ」って言っているのが聞こえる。地元人はそう思うようだ。
登場まで少し時間があったが、このコールは大きくなったり小さくなったりしながら続き、
そのうち、「山崎まさよし」「パパン・パ・パン・パン」と手拍子が終わるが終わらないうちに、「フッ〜!」と、掛け声とが加わる。
この「フッ〜!」コールはオネーコのライブでもあったな。
そんな中、まさやん達の登場。またまた神父&シスターの格好。
出てきた時に、まさやんは胸の所で十字架を切っている。そして、目の前で少し立ち止まる3人と目が合い興奮気味な私。
昨日は良く見えなかったが、まさやんの付け鼻の顔がちゃんと見える。でも違和感なし(^○^)
ゲンちゃんは手をブラブラさせながら、会場中に手を振っており、その時に何度も目が合う。
昨日同様、「ミスペラ〜〜ズ」とゲンちゃん→まさやん→キタローさんの輪唱が始まる。
まさやんがギターでキーを確認し、昨日は「♪長男」だったけど、「♪ヤサ男の夢」が始まる。
ギターはやはりワンフレーズだけ弾いてその後アカペラ。ちょっとした仕草の振り付けが時々見える。
アカペラ中は、この右手が時々ヒラヒラしたり、振り付けになったりするのが目立つ(^○^)
キタローさんが画用紙に「ゴスベラーズは5人だけど・・・」って書いている。
前日は「ミス=間違い」かと思ったけど、3人だから、「3=ミ」って事でミスペラーズのようだ。
「♪根無し草ラプソディー」も同じように入り、皆、手拍子。
そこでゲンちゃんが指パッチンするように自らやって合図する。
前の方は直ぐに反応するけど、後ろの方には直ぐに浸透しない。
手拍子が続くと手で違うと合図し、指パッチンを指示。オーディエンスが少しずつ指パッチンをして良い感じになる。
昨日よりも皆、指パッチンしているようだった。
その後「♪お家へ帰ろう」「♪審判の日」
そして、キタローさんが画用紙に「あの曲」と書いて「♪Plastic Soul」に入る。
曲が始まる前に皆、衣装を脱いでいる。まさやんは付け鼻をはずして、最近よくしている眼鏡をかけている。
キタローさんがオーディエンスのコーラスの時に「もっと」「狂え」「良い感じ」「サンキュー」とその都度書いてステージを歩く。
それに一つ一つオーディエンスも反応。後ろの様子が気になり、この時、初めて振り返って見た。
皆が手を振っていて、ステージとオーディエンスが一体となっているのが分かる。まるでセロリだ。
終了間際、まさやんがゲンちゃんとキタローさんを紹介して曲が終了。
まさやん、「どうもありがとう」と言い、2回投げキッスするものだから、ファンの歓声と言うより奇声。そして舞台袖へ消えて行く。
終了の案内に負けず、少しアンコールの手拍子が続いてはいたけれど、今回の2Daysはこれで終了。

 

一日目は、バンド編成のノリが楽しく、もう飛んで跳ねて夢中。
二日目は、一番前なんて二度とないと思い、足先から頭のてっぺんまで穴が開くまで見とれていた。
ライブ中はまさやんの表情や何気ない仕草、ちょっとした動きが見られ、それだけで気持ちが高揚。
弾き語りでは見られない、また違った、ホントに凄く楽しそうな表情を見せてくれる。
ライブハウスはオーディエンスとの一体感が肌で感じられるライブ。まさやんも凄く楽しそうだった。
ただ、バンド編成も楽しいけど、まさやんの歌とギターが堪能できるのは弾き語りの方だなと改めて思う。
欲を言うと、ライブハウスでの弾き語りも味わってみたい。
同じツアーでもこれがどう言う形に変わって行くのか、来年の2月のライブを楽しみに待つ事にする。