Yamazaki Masayoshi Tour2001-2002 TransitTime
2001.10.23
ZEPP OSAKA
Reporter is まき
鹿児島の楽しかったライブから、はや3週間。ZEPP OSAKA2日目です。
当初、行く予定ではなかったこのライブ。成り行き上、行けるチャンスが巡ってきたので、“関西”“ライブハウス”ということで、どうしても行きたくなり、思い立ったら吉日女(笑)の私は、行く事に即決しました。
ですが、仕事のスケジュールの都合上、どうしても午前中休めなかったため、半休で大阪へ行く事に(本当は昼からの会議を前日に言われたけれど、それはさすがに事情を説明して断った)。
なんとか13:21発の電車に乗ることができ、16:30にはメイさん・こおちゃんと会う事ができました。
1時間ほどZEPPのレストランで食事をとり、まさやんのライブの話しやシカオちゃんの話しや、なぜかホモとオカマ談義に花が咲きました(笑)。
メイさんが、まさやんがデカデカと表紙に載ったZEPPの?フリーペーパーを見つけ 、私の分も確保しておいてくれました(その後、開演前、並んでいる時に読んでいたら、並んでいる知らない人に“それなんですか?”と話しかけられ、羨ましがられたよ。サンキュー、メイさん)。
そして、開場の18:00前になったので、メイさん・こおちゃんと別れ、私は一般発売の列で並びながら一緒に行く大学時代の友人を待ちました。
出張のため、遅れるかも…と言っていた友人も、間に合い、合流し、入場しました。
ワンドリンク制ということだったのですが、ペットボトル&ホルダーでくれることに感激し(田舎のライブハウスはコップ入りなので、いままで引き換えたためしがない)、お水をもらって、会場へ。
すでに、すごい人、人、人…。まぁ、2000人規模のライブハウスだし、見えないよな、と思ったら、21インチくらいのテレビモニターを発見!そこには、すでにスタンバッてDJをしているゲンタさんの姿が。ありがたい…ということで、モニターの見える位置をキープ。ほとんど後ろだったので、周りも充分ゆったりしており、前の方のように押し合うこともなかったです。DJをしていたゲンタさん、曲調が一変し、照明も落とされ、なんだか開演ムード。
前の方で歓声が…。キタローさん登場?(見えないのでわからない)まさやんにしては小さすぎる歓声。
と思っていたら、大歓声。どうやら、まさやん登場のようです。
まさやんは白地に黒の柄のシャツ(ちょっとヤンキーっぽい(笑))にジーンズ?にニューバランスの黒のスニーカー姿。そして、頭は海辺のせいか(笑)えらいことになってました(笑)。
赤エレキを抱え、曲が始まりました。レポでチェックして、ライブハウス用の1曲目が何か知っていた私も、“えっ、セットリスト変えたの?”と思っていたら始まったのは【僕らの煩悩】。歌詞が出るまでわからなかった…。以前に“この曲はあまり好きではなく、飛ばす”と言ったら、メイさんが“この曲をわからないのは、まだ若いからや”と言われた大人な一曲(笑)。この怪しい、ドンヨリした、エッチなムード(笑)の曲、ライブではなかなかよかったです!始めて聴けたし。
そして、まさやんは「ZEPP〜」「大阪〜」と叫び【パンを焼く】。まさやんのライブの定番だったけれど、今回はホールではやらない、この曲。やっぱり楽しい。「♪しょうがな〜い」のところを見て、友人は後で「よく教育されてるね〜」と感心してました(笑)。エレキの【パンを焼く】かっこよかった!
そして、早口言葉もありました。
今回は初ネタであろう「所長 しょっちゅう 九州 出張」なんてのもあり。
いつもの「赤パジャマ〜」で、会場が言えず「ワンツーサンはいっ」と曲に入るのも、わかっていつつ、やはり楽しいものです(笑)。
そして、【サーカス】。今回の、むちゃくちゃかっこよかったです。
サビのところで青と赤の照明がグルグル回ったりして、盛りあがりました。
「♪ヘルスメーター」の後でゲンタさんの見せ場もあったり。
そしてその後(だったと思う)一曲、3人で歌詞なしの、インストをやったんだけど(曲はわからないけど、Mud〜とかではないと思う)、モニターに映るまさやんの姿に、もう“腰砕け”って思いました(笑)。“赤エレキがなんて似合うの!もうアコギ君ではないわっ!”と思っていました。この時の表情、むちゃかっこよかった!
そして、今回はハープソロなしで【Sleeping Butturfly】に入りました。ゲンタさんのドラムが効いたこの曲、アルバムより好きだな。
最後の「♪時が満ちるまで息を潜めている」の演出がかっこいい〜!でも、まさやん、大事なここでかすれ声でした(笑)。
そして、MCへ。
会場の“結婚してー”の声にまさやん“プロポーズ禁止!”と言って笑い“すみません、わたくし、つけあがっておりました(笑)”と謝ったり。
投げた投げキッスを途中でつかんで飲み込んだり。とりとめのない話しをして
“長丁場ですから、気分が悪くなったり、生理不順になった方は、その場に座ってみたりしてください(笑)”とか。
そして、最後に何か話そうとしたら、照明が落とされてしまいまさやんの“あぁ〜…”という声だけが、会場に届けられました(笑)。
その後は、アコギに持ち替え【水のない水槽】。これが、ライブハウスということもあり、かなり自由なためか喋る人の多いこと!せっかくの前奏なのに…。あちこちで喋り声がし、ムカツキました。
とにかく、曲が始まったら終るまで喋るな!!!と声を大にして言いたい!
でも、今回は前奏も短めだった気がします。
まさやんの切ないハープの音が響き渡り【心拍数】。この曲の時、まさやんは、思うように声がでていなかったように思います。今回のライブでは、いまひとつ心には響かなかったこの曲なんだけど、思うように出ない声が、この何とも言えないこの曲の持つ“ままならないもどかしさ”にぴったり合い、ものすごくこの曲がリアルに感じられました。鳥肌が立つくらい。
そして【ステレオ】。これも歌詞が出るまでわからなかった…。この曲は、もっとまくしたてられるようなアレンジが好き。ちょっとゆっくりだったかな。
その後は【Super Suspcion】。やっぱりかっこいい!!!さらにJazzyに仕上がったこの曲は本当に大人のムードでかっこよかった!
そして、まさやんはギターを置き、“えっ何が始まるの???”と思っていたら、
3人とも前に出て来て、キタローさんはタンバリン、ゲンタさんは両方叩ける(片面が大きく、片面が小さい)ジャンベ?まさやんは置いたジャンベ?を持ちました。
3人で、野外で恒例の“オーエーオエー”のコール&レスポンスが始まりました!
予想外の展開にビックリしつつ、もちろん3人のサウンドを楽しみました。
一回終わりかな?と思わせつつ、もう一回始まったり。
まさやんは、むちゃ楽しそうに太鼓を叩いていました。
途中で顔を膨らませたり、手をわざと滑らせて打って“イタタ”という表情をしたり。
そして、まさやんの軽快なハープの音とともに【六月の手紙】。なんだか、ほのぼのしてきました。
その後、【愛のしくみ】。“おぉ〜カゴメ二部作(笑)”と思いました。あと【カタログ】があれば完璧(笑)。などと思っていると、MCへ。
まさやん“CMで大人気の曲なんですけど(笑)”
会場“モモちゃんかわいいー”
まさやん“モモちゃん…猿ね(笑)。撮影の時、一応、モモちゃんがダメだった時用の猿というのも来ていたんですが…まぁ、モモちゃんの恋人らしいんですけど、その猿が裏で「キーーーーーーーッ」「キーーーーーーーッ」(←真似る)ってうるさいうるさい”というような内容やったと思います。
そして、【晴れた日と月曜日は】を演奏。サビの部分まではギターを弾かずに歌うだけでした。なんか、いつのまにかコミックバージョンに変わっているんですけど(笑)。熊本では、確かに真剣に聴いたはずなんだけど(笑)。鹿児島以来、軌道修正できていないのかな?内容が内容だけに、そろそろ真剣バージョンに戻してほしい…。
そして、【僕はここにいる】。さすが、この曲は会場の反応もよかった。
が、ま〜た後ろでカップルが喋りだしたので、振り返って睨んでみた(笑)。
振りかえったら、ほぼ抱き合っていた(笑)。なんじゃ、こいつらは。
まぁ、抱き合ってもええけど、とにかく、声を出すな!しかもバラードで。【心拍数】では出ていなかった声も、この曲ではよく通っていました。
そして、舞台にはまさやん一人になり、まさやんはボトルネックをセットし、会場に気持ちのいいギターの音色が響き、“一曲、カバーなんかしてみましょうかね”といい、洋楽をカバー。後で“ロバートジョンソンの曲を勝手にアレンジしてしまいました。すみません”と言っていたので、曲名はわからないけど、ロバートジョンソンの曲なのでしょう。とにかくギターの音色と英語の歌詞が気持ち良かったです。
その後も、ボトルネックをつけたまま、弾き語りで【ただ ただ…】を。
【僕はここにいる】辺りから、微妙に人の位置がずれてしまい、この2曲は、どう動いても前が見えなかったので、それならば…と気持ちを切り替え、モニターも見ず、ただ音だけを聴く事にしました。そうやって聴くと、曲が身体中に満ちていくような、染みていくような、不思議な感じがして、すごくよかったです。
この曲も、今までライブでは聴けなかった曲。かなり若かりし時に作ったであろうこの曲、ちょっと今のまさやんには幼すぎるというか、マッチしていないなぁ…と思いながら聴きました。シカオちゃんのいう“これだけでちゅ”という感じの曲。
この曲、好きで聴けて嬉しかったけど、年齢とともにいろんな人生の経験や、音楽的技法を身につけた、今のまさやんには少しアンバランスな気がしました。
静かな曲が続いたので、まさやんは再び赤エレキに持ち替え“待たせたな!”“踊るか!”と言い【ヌイチャイナシンドローム】。そりゃもう待ってました(笑)!!!
この曲のかっこいいことといったら!!!ゲンタさんのドラムが響く!
私の周りは、すし詰めでなかったので、私はもちろん踊っていました。
ここで斜め前にいた子達がサイリュウム(暗闇で光る棒)をふりだしたんだけど、係員に注意されて、しまっていました。
その後は【Fat mama】。これは、もう文句のない出来でした。
ライブハウスでは、さらにはえる一曲!今まで聴いた中で一番よかった!!!
そして【長男】。レゲエっぽいアレンジの【長男】、かっこよかった!
でも、まさやん、途中で歌詞飛んでましたね(笑)。最後の「♪時々長男はFell So Bulue〜」の演出もかっこいい〜!
その後は【ガムシャラバタフライ】。もう、最高〜!!!
むちゃくちゃ盛りあがりました。この曲も今まで聴いた中で一番よかった!!!やはりライブハウスでこの曲はいい!
そして【月明かりに照らされて】。けっこう、関東バージョンも多かったかな。
「♪君のためってどんなこと」の所のドラムアレンジかっこよかったです。
その後は、独特の手拍子で【手をつなごう】。この曲でも、再び歌詞を飛ばしたまさやん(笑)。
そして、【アイデンティティクライシス〜思春期の終り〜】。
“ワーワーワーワワ”が始まり、私は“フーフフ”側。
鹿児島ではZを書いていたけど、今回は“フ”に合わせて右手と左手を交互に挙げるように変わっていました。
この時、私の隣に、始まった時からノリノリで自分で考えたフリとかをずっとしていたお姉さんがいたんだけど、その人がとにかく声がでかくて(MCの笑い声とかも)、私はびっくりしていたんだけど(笑)、“フーフフ”が微妙にずれており(ワンテンポ早い)、なのに声がでかいから、なんだかおかしくってたまらなかった(笑)。
今回はキタローさんのスケッチブックは全く見えませんでした。
今回はちょっと短めの“ワーワーワーワワ”の中、まさやんは【I Feel The Earth Move】を長めに歌い、ギターを置いて退場。アンコールの掛け声は“チャチャッチャチャッチャ 山崎まさよし”でした(久々に聞いた)。
そして、3人はコスプレで登場。
ゲンタさんは相変わらず、胸の所で両手をふって、会場中を走っていました。
ゲンタさん“私はミス”
まさやん“私はペ”
キタローさん“私はラーズ”
3人“ミスペラーズ”とハモろうとしたけど、誰かがはもっておらず(見えなかったので、その辺、よくわからなかった)会場ブーイング。
キタローさんかまさやんだと思うんだけど…。
そしてアカペラで【中華料理】を。関西ではすごく人気の高いこの曲。始まったとともに大歓声があがりました。他の地区ではここまで支持されていないんだけど(笑)。
途中、会場の手拍子をゲンタさんがジェスチャーでダメだし。指パッチンにしろと。
「♪中華料理はいけるかい」の後に、ゲンタさんが「餃子餃子餃子餃子」「シュウマイシュウマイシュウマイシュウマイ」と言ったり、最後には「♪お好みたこ焼きいか焼〜き〜」(だったと思う)で、中華料理でなく、大阪名物でしめました。
そして、まさやんはアコギを持ち【根無し草ラプソディー】で。「♪ついてこいとはいえない臆病者 I‘m Sory」と歌ったりしていました。
最後の「♪寂しい夜は君を想う沖に出る船を見て〜」のハモリはきれいでした。
その後もアカペラで【お家へ帰ろう】だったんだけど、また会場が手拍子を始めてしまって、3人は怒ったジェスチャーをして、舞台袖に引っ込んでしまいました。どんどん小ネタが増えている(笑)。
会場が“ま・き・げ”コールをすると、しばらくして、3人が並んで前傾姿勢でその声に合わせて手を大きく振りながらでてきました。ネタはどこまでいくんだろう(笑)。
そして、今度は会場も指パッチンで【お家へ帰ろう】を。今回も「♪フーフフーフー」を会場に歌わせ、キレイなハーモニーになりました。でもこうなってくると合いの手の“フー”はちょっと余分に思えてきたり。
そして、まさやんはステージ右側へ行き、声を機械で代えて「Are You Lady?」の後“「♪ヘーイヘイヘイヘーイヘイ」と【学園天国】を。
その後、3人は持ち場へ戻り、【審判の日】。
「♪毎夜自分をなぐさめすぎて油断してるとお腹もゴッツアンデシタ」はいつの間に定番化したのか、1番2番、2回ともそれだったし、すでに歌詞のように曲にピッタリになってしまっていました(笑)。
途中、メンバー紹介があり、キタローさんが帽子を脱ぎ、まさやんがそれをかぶったり、ゲンタさんがシスターの衣装を脱いだり。
そして、まさやんはサンバホイッスルをくわえ【Plastic Soul】。
サンバ?ラテン?アレンジのこの曲、まさやんは楽しそうにホイッスルを吹いていました。
会場も「♪ラーラーラーラーラ」で盛りあがり。
演奏が終り、最後に曲に合わせてメンバー紹介をもう一度やり、(鹿児島のように、再度?と期待したけど、それはなかった)メンバー退場。帰り際にゲンタさんがドラムのスティックを投げ、まさやんがポケットから何かを出す真似と投げる真似をしたけど、何も投げていなかった(笑)。演奏終了ということで、私と友人は外に出て、メイさん・こおちゃんと合流し、感想を言い合いながら駅へ向かいました。
私としては、今回は【Fat Mama】と【ガムシャラバタフライ】がライブハウスで聴けた事が大満足で、それだけでも来てよかった!と思えました。
3人の太鼓セッションも楽しかったし、ボトルネックでの演奏を見られた事もすごくよかった。ライブハウスバージョンも大満足でした。
始めて行った友人も、まさやんをかっこいいと思ってくれたようだし、とにかく3人の多芸ぶりに驚いたようでした。
特に、まさやんの“歌って吹いて弾く”スタイルは衝撃だったようです。私もdominoの映像を見て、すごい衝撃だったもの。
メールに“はまりそう”と書いていました(笑)。
贅沢を言うと、もうちょっと小さいハコのライブハウスで見たいなぁ…なんて(笑)。
多分、それは皆の願いでしょうね。
次は12月の四国まで間があきます。それまで頑張ります