Yamazaki Masayoshi Tour2001-2002 TransitTime

2002.1.19/20  広島厚生年金会館
Reporter is まき

 

怒涛の四国追っかけライブから、年も改まり、長かった(であろう)TTTも、ゴールが見えかけたのではないかと思われる広島2DAYSライブ。当初行く予定にはしていなかったのだけれど、松山・宇和のチケットと交換して欲しいという方がいらしたので、札幌に確実に行けるかどうかわからなかったので、とりあえず交換してもらっていたところ、休みも取れたため、行くことにしました。
お友達2人と松山で待ち合わせ、スーパージェット(高速船)で広島入り。
これが、あんまり揺れないので定評のある船なのに、むちゃくちゃ揺れ、酔い止めが配給されるほど。私も、さすがにちょっと気分が悪くなってしまいました。
某ホテルにチェックインし、軽く腹ごしらえをし、会場へ。すでにすごい人でした。
バッグチェックを受け、会場入り。座席につきました。今回はW列ということで、ほとんど後ろのゲンタさん側。開演を待ちました。
ほどなくして、会場は暗くなり、開演ムードは高まります。そんな中、相変わらず、まさやんはフラーッと登場しました()
そして、ギターを奏でだし、次第に曲になっていったのは【タイム】
私が思ったのは「まさやん、風邪ひいてるの?」。とにかく、声が全然出てなかったです。
そして、曲が終わると、ゲンタさんがターンテーブルの方へ行き、照明も明るくなり、まさやんの姿がはっきり見え、会場がわきます。今日は、黒の半袖のシャツに右肩のところで白とこげ茶と茶の3本の線が斜めに入ったシャツと、グレーのカーゴ?ワークパンツといった方がいいのかな?ダボッとしたパンツでした。でも、このシャツはちょっと・・・、個人的にはいただけなかった()
そして、ゲンタさんのDJとともに始まったのは【セロリ】
印象的だったのは、間奏で、まさやんが白いピックを口にくわえ、楽しそうにタンバリン(正式には違う楽器名らしいけど、知らないので)をたたく姿。とてもいい笑顔でした。
そして、“ワン”“ツー”“ワン”“ツー” のかけあいの後“ワンツースリーフォー”で、【サーカス】。ゲンタさんのドラムがとにかくかっこよく、映えるこの曲、今日もかっこよかったです。そして、コーラスから始まる【Sleeping Butterfly】。原曲も好きなんだけど、ライブでは、さらにカッコイイ!でも、今日の“息をひそめている”は声がでてなかったかな。でも、終わり方が本当にむちゃくちゃいいんだよね。
そして、MC。会場から(男の人だった)“早口言葉やってー”という声があがり、さらに“パン焼いてー”という声が・・・。おいおい・・・、と思っていると、まさやんは“もっと場の雰囲気というものをよみましょう”と、笑いながらも、やんわりたしなめていました。おぉ、30歳になったからか、大人らしい態度だ
()
他には“まぁ、椅子もありますので。特にこれといった決まり事もありませんのでご自由に”というような事も言ったりして。今までにはない提案なんだけど、そこまで言うんならOKSTの時みたいに“着席”とはっきり言った方がいいのでは?と思ったり。
そして、ゲンタさんとキタローさんが前に出て来て、3人の出す音が不思議に重なっていき、やがて心地よい音楽になっていく…【水のない水槽】です。私は、この曲は目をつむって音楽だけに身を委ねることにしました。ゲンタさんの木琴が本当に素晴らしいんですよね。そして、間奏のハープも。原曲は“なんであえてこれをシングルに?”と今でも思うんだけど、この曲はライブの度に形を変え、私をその都度、驚かせ、感動させ、この曲の奥深さを思い知らされます。そして、会場の照明がさらに一気に落とされ、ベースの心臓音とともに、切ないハープが流れ【心拍数】。始めは風邪かと思うほどでていなかった声も、この曲では、すごく伸びており、大サビまでは控えめにサラリと歌い、大サビからの盛り上がりは、いつも通りの圧巻でした。そして、会場は少し明るくなり【Super Susupicion】。“賞味期限が〜”のところのブギのアレンジ、私はすごく好きだなぁ〜。そして【ステレオ】。前に聴いた時より、ちょっと軽く早くなった感じで、私は、こっちの方が好き。そして、その後、まさやんはちょっとMCをした後(忘れた)“思い出すのはパリ!”と言うと、後ろには凱旋門と、エッフェル塔と、カフェの3つのパリの映像が映し出されました。正月にパリで実際に自分の目で見てきたばかりの私は嬉しくて()。すると、まさやんは“あぁ、一緒に暮らしたロクサーヌ。彼女は朝からいつも、フレンチキス。そして朝からいつもフレンチトースト”というような、セリフを照れながら言い()【2人でParisに行こう】。いやぁ〜、これはかなり嬉しかったですね。もともと、好きな曲な上に、ついこの間パリに行ったばかりで、ちょっと自分のテーマソングになってたもので()。キタローさんが足を揃えて座り、その上にチョコンとピアニカを置いて演奏しているのがすごく(失礼ながら)かわいいなぁと思いました。でも、この曲には、本当にピアニカの音がよく合うんですよね。エレピでは絶対ダメ。でもアコーディオンは可かな()。軽快なメロディーに乗った、微笑ましい歌詞。聴いているだけでなんだか幸せな気分になりました。そして、その後は【晴れた日と月曜日は】。だったんだけど、前奏が始まってるのに“まさやん大好き〜”などという掛け声がかかり、いきなり気がそげてしまいました。(広島はとにかく常に掛け声が多かった)とにかく、曲が始まったら聴きましょう。キタローさんが、間奏でリズムに合わせて左右に大きく動いていたのが、楽しそうでした。【僕はここにいる】。これはいつもながら、あんまり覚えてない()。とにかく声がよく伸びてたなぁ。始めの声はなんだったんだ…と思うくらい。そして、ゆっくり始まった前奏は【明日の風】。この曲が始まると、私の席のブロックは前からダーっと座り始めてくれたので、私も座ることができました。両隣のブロックは立ちっぱなしだったけど。この手の曲はやっぱりゆっくり聴きたいよね。
スローテンポの弾き語りのこの曲は、とても、爽やかでよかったです。
そして、さらに弾き語り【ベンジャミン】。“♪頭じゃわからないから胃腸に負担がくる”を始め、本当に歌詞が深い一曲。そして、単調だけど、優しい匂いのするメロディー。“♪弱さを認めるそれだけが何故に今難しいのか 僕は本気で笑ってますか?”…。生で聴いて、すごく心に響いたフレーズでした。
そしてそのまま余韻を引きずりOne more time. one more chance
この曲だとわかった時に、一瞬、会場が浮き足立ったような、そんな一瞬を感じたような気がして、やっぱり、ファンにとっては特別な曲なんだなぁ、と思ったりしました。
私には、特に特別ではないんだけど()、でも、やっぱり、よかったです。でも、これは、バンドの音はいらないかなぁ。ピアノやギターでの弾き語りのシンプルな方が、直球で心に響いてきて、素直に感動します。以前まではPassageで使っていた、満天の星も輝いていました。そして、いきなりエレキの音に変わり、会場も明るくなりまさやんは“えぇ、今までの事は忘れて盛りあがりましょう!”みたいなことを言い、“みんな、身体もあちこち悪くなってるかもしれんから…人間ドッグに行こう!”で【カルテ】。後ろには、血管?の拡大図(顕微鏡で見たようなの)が映し出され、赤と青の照明もかっこよく、一気に雰囲気は高まりました。いやぁ、このエレキカルテ、かっこいいんですよ。松山の演奏はいったい何だったんだ()。そして、【Fat Mama】。これがねぇ、アレンジが変わってるんですが…なんといいますか、ちょっと…なんですよ。いつもは、もう前奏で一気に!!!って感じなんだけど、今回のは、エンジンかかる間に見切り発車されるものだから、乗りきれないまま…という感じ。飛んでる子も、あんまりいなかったです。みんな、ちょっとまごついてる感じ。私も、いま一つ…でした。そして【長男】。エレキでロック長男。かっこよかったです、文句なし。スローテンポのところとアップテンポのところのメリハリもきいてて、すごく楽しかった。最後の“♪Feel So Blue”は、オーマイガッ風。そして、【ガムシャラバタフライ】。そして【月明かりに照らされて】。この辺で、だいぶ会場のテンションも上がってきた感じ。広島の手振りはセロリ振りがやや優勢って感じだったかな()。この日は始まりからベース音が妙に大きくて、気になっていたんだけど、この曲は、もうベースが命!でも、やっぱり割れてたなぁ、ちょっと残念。
そして、曲はそのまま引き続き【アイデンティティクライシス〜思春期の終り〜】へ。

そのまま【空が落ちてくる】に。私は、今日はハードな“ワ”側。今日始めて気がついたんだけど(それとも今までやってなかったのかな?)、“ワ”と“フ”の時、真上の照明が、ついたり消えたりして、“次はこっち”“次はこっち”って教えてくれてたのね()。そして、キタローさんは紙に色々書いたりしながら、会場を盛り上げ、“サンキュ”と書いた紙を置いて退場、続いてゲンタさんが会場を盛り上げ、退場。残されたまさやんも最後ワンフレーズだけを弾き、“サンキュ”と言って、退場。
アンコールの声は、さすがサッカーチームのある広島、“チャチャッチャチャッチャ山崎まさよし”でした。私は、小さくこっそり叩いてただけですけど。
そして、アンコール、ミスペラーズ登場。つけっ鼻には大きな黒子まで増えていました。
いつもなら大喜びで大笑いするんでしょうが、…でもね、今日は、ちょっと複雑な気分でした。他のHPでのレポで“キリスト教を信仰している自分はミスペラーズは冷ややかな目でみてしまった”というような内容の文章を読んで、目から鱗というか、自分は無宗教なので、そういうことに鈍感で全く気づかなかったんだけど、言われてみると確かにそうだろうなぁ、と思って。
特に、パリで、3つ寺院をまわり、その圧倒的な、凛とした空気にふれ、モンマルトルの丘のサクレ・クール寺院では、ミサをたまたま始めて見ることができ、神を信じる人達を見て、中でも、私がいた(けっこう長い時間)間、ずっと椅子に座らず、ひざまずき、手を組み合わせ、目を閉じてじっと神父様の言葉を聞いていた黒人の若い女性の姿が印象的で、“信じるものがあるってこういう事なのかなぁ”と思ったりしたのですが、宗教という、本当にデリケートな(メンタルな)事だけに、もうちょっと考えて欲しかったなぁと思いました。後で聞く話しによると、広島では、それまでライブを楽しんでいた外人さんが、ここで怒り出し、帰ってしまったとか。
私も、そのコメントを読むまでこれっぽっちも気づかなかったことなので、ノリでやっちゃう気持ちももちろんすごくよくわかるんですけど。実際、それまでは、自分も思い切り笑って楽しんでいたし。
でも、あの素晴らしいハーモニーはあの格好でなくとも充分伝わるはずです。

…話しを戻して、アンコールで登場した3人、ゲンタさんが“始めまして〜”といい、“ミス”“ペ”“ラーズ”の自己紹介をし、【中華料理】が始まりました。うけたのが途中で、まさやんが、“パーティー行かなあかんねんけど”と、替え歌をしたこと。これ、ダウンタウンの“ごっつええ感じ”のMrベティー(だったと思う)という松ちゃんのネタで、私がかなり好きなコントなので、ちょっとツボにはまってしまいました()
そして、最後はゲンタさんの“お好み焼き もみじまんじゅう カープ”で、終了。
そして、そのまま【根無し草ラプソディー】。そして【お家へかえろう】。やっぱり、“フー”は大きな声で叫んでいた人が多かったかな。ちと残念・・・。でも、最後にはいつの間にか消えており、会場と3人のハーモニーが重なりました。途中で、まさやんがマイクをグルグル回して、自分の所に来た時に声がでるようにしたり。コーラスが終わるとキタローさんは、紙に“すごっ”と書いてくれました。そして、“マキゲ”に変わり、バンドの位置に戻り【学園天国】の掛け合いの後、ハープを吹き、【審判の日】。ここでの印象は、とにかくゲンタさんのドラム。いやぁ〜、むちゃくちゃかっこよかったです!!!メンバー紹介を2度行い、メンバーはいったん退場。会場が暗くなり、会場が“チャチャッチャチャッチャ”をしていると、すぐに電気がつき、すでにステージに3人が。まさやんはオレンジのツアーTでした。そして、ゲンタさんは、ジャンベをかまえ、去年は高知からアコギに変更しましたが、今回はエレキの
Plastic Soul。聴いた感想では、アコギの方がいいかな?エレキとジャンベって、音が合わないんだよね。どっちにしても、この曲はジャンベよりバンドバージョンの方がいいと思うなぁ。会場が“ラーラーラー”のコーラスで盛り上がり、演奏は終了。まさやんは、投げキッスをし、今回は、取り戻さず()、投げっぱなしで去っていきました。
今日のライブは、ちょっと落ち着いたところからじっくり見れたライブで、私の中ではけっこうよかったなぁと思えるライブでした。

いつものようにあまり入りこめず、泣いたり、踊ったりはしなかったけど、でも、いいライブだったと思えました。

外でアンケートを書き、けっこう遅くまで会場にいて、出待ちの子達を横目に、ホテルまで色々話しながら歩いてホテルについたところ、ちょうど、ホテルからでてくるご一行様を発見。友達が“あれって・・・”と言ったので、よく見ると、薄い緑の綿?のスナフキン帽に、同じような色のコート?(これも綿って感じだった)をはおって歩いている人がいて、歩き方で“あっ、まさやんだ・・・”とわかりました。さすがに3回目、私はかなり落ち着いてましたよ()。その後“OKST”のジャンバー(4万のやつ)を着たスタッフが歩いていたので間違いないでしょう。友達は先頭に穂苅さんが歩いてたと言ってたし。
でも、もう1人の友達は、翌日行われる男子駅伝のご一行だと思っていたそう()
思わぬ、3度目の遭遇でした。いやぁ〜、ラッキーガール、恐るべし()
さすがに、3回目になると、“あっ、まさやんだ”ぐらいで、驚きも感動もなかったです
()。まぁ、今回は、歩いているところを見たというか確認した程度なんでね()。顔もみてはいないし。まさやんを見て、泣いてしまった自分が懐かしい・・・()。でも、顔を見たら、また違っていたかもね。そして、まさやんをそっと見送り()、そのまま食事に行き、気分のよいまま、久々にお酒も飲み、3人で打ち上げました。そして、ホテルへ戻り、シカオちゃんの出演するCDTVなどを見て、私は睡魔に襲われ、途中寝てたんだけど、3時前にコンビニに行こうという話しになって、3人ででかけました。そして、コンビニで私の大好きなピンキー梅味とキスミントのレモン味を買って、ホテルへ帰っていたところ、3人を足早に追い越していく手編みっぽい帽子(といっても、誰かが本当に編んだというのではなく、機械編みっぽい、ちょっとレゲエ調の柄の)をかぶった男性が。友達が“さっきのキタローさんだと思う”と言ったので、私は慌てて追いかけて確認しようとしたんだけど、とにかく足が早くて、顔を見るくらいまでには追いこせない・・・。思い切って“あのぉ〜”と声をかけてみたところ、振り返った顔はまさしくキタローさん!!!私は思わず、“あっ・・・キタローさんだ・・・”と、まるでいっこくどうの腹話術の人形のようにつぶやいてしまい、我に返り、“キタローさん・・・ですよね?”と言ったら、キタローさんは“はい、そうです”と優しく答えてくれました。この時のキタローさんの優しい表情が、あまりにも素敵で、今でも一番印象に残っています。とりあえず、私の口からでた言葉が“今日のライブ楽しかったです〜”でした()。そして、4人で並んで歩きながら帰りました。今、思うと、最初はあれだけ追いつけなかった足の早いキタローさん、ちゃんと、ゆっくり私たちのペースに合わせて歩いてくれていたんだなぁ・・・と思います。それに、私、本当に全然緊張しなかったなぁ〜。私はすでにピンキーを開封して歩きながら食べていたので、次を食べようかと思ったんだけど、一人だけ食べるのもなんだし、でも、キタローさんに手を出してもらって、ピンキーをあげるっていうのもなんなんで()と思っていたら、そうだ、個包装のガムもあるではないの、と思って、“キタローさん、ガム食べます?”なんて、むちゃ普通にきいてたし()。キタローさんは“おう、いるいる”と言って、私のガムを受け取ってくれました。それから、ホテルまでの時間(5分くらいでしょうか)、4人でお話ししながら帰りました。キタローさんは1人でプライベートの時間に話してくれたことなので、詳しい受け答えも内容までは書かないようにしますが(もちろんそんなに困るような内容ではないと思いますが、一応、ネット上という公の場なので)、いままで何をしていたかとか、今日のライブのお互いの感想だとか、色んな事をお話ししました。ホテルでは一緒にエレベーターに乗り、その中では、最後に握手をしてもらっちゃいました。温かくてすごく大きな手でした。私は“札幌も行くつもりですので〜”と言っておきました()
エレベーターがキタローさんの階についてしまい、“おやすみなさい”と別れました。
とにかく、キタローさんは温厚そうで、ものすごく温かい空気のある人で、本当に“素敵な男性”でした。そして、喋る声、すっごくいい声なんですよ〜。キタローさんって、ライブではコーラス以外では喋ったりしない人だから、始めてまともに喋り声を聞いたんだけど、テノールの素敵な声で、もう、惚れ惚れ。その日はキタローさんの素敵な声と、大きな手と、何よりその優しさをかみしめながら幸せな眠りにつきました。

***************************************

昨日は、キタローさんとの遭遇で、ライブもふっとんでしまい()、でも、やっぱり、思い出すのは幸せな5分間。いや〜、人生の幸せ5分間ランキングをしたら、間違いなく3本の指に入るでしょう()。朝から幸せをかみしめながら、スタバで朝食を。思い出のホテルを()チェックアウトをし、いったん港へ荷物を置きに行き、また街へ戻り、パルコとかで時間を潰してたけど、余計な買い物をしてはいけないので、漫画&インターネット喫茶で時間を潰す事に。3時間ほどたって出たら、雨が降っていました。会場までタクシーで行き、会場入り。今回は2階3列目ちょっとキタローさん寄り、昨日より全体がよく見えそうな感じです。
会場が暗くなり、ほどなくして、まさやん登場。【タイム】から始まります。なんか、この日のこの曲はすごくよかった気がします。昨日、声がでてなかったからそう感じただけかもしれませんが…。それに、前の方が立たなかったから座ってじっくり聴けたし。そして、照明が明るくなったら、香川&宇和町で着ていた、白に黒の線が入ったシャツに、VネックのピッチリTシャツ、そして、前にポケットのついたジーンズ?でした。ゲンタさんは今日は赤のハチマキタオルをなぜかしていました。始まったのは【パンを焼く】。早口言葉では、途中で“やるやないか”とまさやんが言ってましたね。特に変わったネタはなかったような…。とにかく、私は始まってから、ずっとまさやんでなくキタローさんを惚れ惚れと見ていたので(多分、皆、左向きの中、私一人ずっと右を向いていたことでしょう
())、今回は本当に覚えてないので、レポは走ります()。すみません。
そして、【サーカス】【Sleeping Butterfly】。なんか、今日は調子よさそう〜。そして、MC。“えぇ〜、宝くじははずれました。多分、名古屋かどっかで買ったと思うんですけど、売り場に木彫りの置物があって、宝くじでその置物をなでると、ご利益があるという話しなんですけど、その置物がまぁ…見事にツルッツルでね
()。”
会場“まさやんやったー?”の声に“僕もまぁやってみたんですけど
()。でも、3億円あたったら、人生が変わるやろね”というような話しをしてたと思います。そういえば、松山か宇和で、宝くじ買ったって言ってたなぁ〜と思い出しました。そして、“僕はMCダメなんで…あぁ、MCはダメさ!”と開き直ってもいたような。“まぁ、皆さん、椅子もある事ですし、これといって決まった事も、これといって決まった踊りも()、何もございませんので…好きに楽しんでください。今日は、そういうシンポジウムにしたいと思います()。”という話しで【水のない水槽】。今日はここから座ることができ、曲にさらに没頭できました。そしてベース音の後にハープが響き【心拍数】。声が伸びてましたね〜。とても心に迫るモノがありました。そして【Super Susupicion】【ステレオ】と、メロディーの心地よい大人のアレンジの2曲が続き、MC。“皆さん、去年のNYでのああいう事故がありましてね、海外旅行なんかも減ったらしいんですけど、お正月とかどこか行かれました?”と。心の中で“パリ行ったよ”と言ってみたんですけどね()。まさやんが“思い出すのはパリ!”と言うと、昨日と同じく凱旋門・エッフェル塔・カフェの映像が。昨日のロクサーヌとは違う名前のパリジェンヌの名前を言っていたけど、忘れたわ。ちょっと小芝居をしていると、バックからなぜか“エマニエル夫人”の曲が()!ナイスキタローさん!!!むちゃうけました。そして【2人でParisに行こう】。もう、この曲、聴けば聴くほどいい〜!!!なんだか幸せな気分になります。その後は【晴れた日と月曜日は】。キタローさんのエレピの音がすごくいいんですよね〜。いつもは、浸る一曲なんですが、今日は、もうキタローさんしか見てないもので()。そして【僕はここにいる】【明日の風】【ベンジャミン】【One more time. one more chanceとバラードが続きました。ベンジャミンでは、ギターミスってました。やっぱりバラードではミスると目立つね。今日は本当に声がよく通っていて、どの曲も素晴らしかったです。
そして、エレキになり、会場も立つと、まさやんは“いままでの事は無かったことにしてください
()”と言い、“盛りあがっていこう〜!人間ドックに行こう!”の声と共に【カルテ】。昨日と同じく血液?の映像が映し出されます。今日のライブで一番印象深かったのがこの曲で、この曲の私の中のNo1はOKSTの大阪城ホール1日目なんだけど、一気にNo2にきたくらい、むちゃくちゃよかったです!!!もう、かっこいい!の一言。
そして【Fat Mama】。やっぱりアレンジが…うぅ〜ん、乗りきれない…。そして【昼休み】。再び聴けるとは!すごくかっこいいし楽しいです、このアレンジ。
その後はそのまま盛りあがって【ガムシャラバタフライ】。この日は、この曲、3人ともむちゃくちゃ走っていて、教科書通りではなかったのだけど、これが、また臨場感溢れ、すごくよかったです。私も、気分が高まってきました。ここで(だと思うのですが)、まさやんはシャツを脱ぎ、黒のVネックTシャツのみになりました。その後の【月明かりに照らされて】。ただでさえ、“この曲はベース!”と言っている私、今日は、もう、始めからキタローDAY()。この曲では一回もまさやん見なかったかも。とにかくキタローさんを見て、キタローさんのベース音に酔いしれました。いやぁ、今までの月明かりの中で一番よかった!
そして【アイデンティティクライシス〜思春期の終り〜】。この曲はさすがにゲンタさんを見とかなきゃ、と思い、ゲンタさんのドラムに釘付け。この曲のドラム、いつもかっこいい!けど、ゲンタさん、昨日からすごく調子よさそうに感じました!そしてそのまま【空が落ちてくる】へ。今日はラクな“フ”側。キタローさんは、いつもの“男子!”の紙の後に、今日は“主婦!”と書いてました
()。それにしても、この掛け合い、そういえば去年より短くなっているような…。気のせいかな?コーラスが続く中、キタローさんは“サンキュ”と書いて、袖に消え、ゲンタさんも袖に消え、まさやんも、最後にギターをジャカジャカッとかきならして“サンキュ”と言いながら袖に消えてしまいました。昨日と同じく“パパンパパンパン山崎まさよし”コールの中、ミスペラーズが登場。ゲンタさんが“皆さん、始めまして〜。ようこそ〜。前座はもう終りました〜()”と挨拶。そしてミスペラーズの自己紹介をし、【長男】。これ、アカペラバージョン好きで、いつもゲンタさんのバスドラ?のリズムがすごい〜と思っていたんだけど、キタローさんを見ていると、キタローさんも本当にすごいんです〜!今までゲンタさんの大きな動きに気を取られて、そのすごさに気づかなかった…。まさやんは“♪一家の将来になってるのねん〜”と歌ってました。そして、その後は【根無し草ラプソディー】。そして【お家へかえろう】
3人のハーモニーが会場に響き、とてもいい気持ちになりました。でも、やっぱりひやかしの“フー”はなしで聴きたかったかなぁ。でも、最後には、キタローさんが紙に“2000スペラーズ”と書いてくれて、メンバーにしてもらったようですごく嬉しい気分。キタローさ〜ん!そして、3人は“マキゲ”に変わったんだけど、ゲンタさんが“あたいはほんとはマ”と両手を腰にあて、片足を横に投げ出し、かかとを床につけるポーズを取ったんだけど、他の2人がやらなくて普通に言ったものだから、ゲンタさんからのダメだしが出て、やりなおし、まさやんはヤケクソ気味に、キタローさんはむっちゃ照れながらしていました
()。キタローさ〜ん!
そして、照明が落とされ、2人は楽器の前に戻り、まさやんは定位置へ。照明がついたと同時に【学園天国】が流れ、掛け合い。そして、ハープ。ほとんどこの日、まさやんを見ていなかった私も、さすがに、この時ばかりはまさやんを見ましたよ
()。いやぁ、もう、10回目になるのですが、何回見てもかっこいい!!!です。そして【審判の日】。会場も最高潮に盛りあがっていました。まさやんは最後にメンバー紹介をし、その間に“広島〜!楽しかったぜ〜!また来るぜ〜!”と発言。広島の方、また来てくれるそうで、よかったですね。愛媛にもまた来てね()。この一言で、まさやんは今日は楽しかったんだなと思いました。それにしても、メンバー紹介の時のゲンタさんのドラムのソロ!昨日・今日と、2日間とも、本当に素晴らしかったです!残念だけど、ベースはどうしても地味になっちゃうからね。でも、かっこよかったよ〜、キタローさ〜ん!
そして、3人は退場。再度、アンコールの声の中、すぐに照明がつき、3人がステージ上に。まさやんは、会場限定の、ブルーの馬T着てました。そして、昨日と同じく、ジャンベとエレキで
Plastic Soul。今日はセロリをやらなかったから、今日初のタンバリンもあり、今日は、サンバホイッスルもプラスバージョンだったんだけど、タンバリンの叩きがいつもより弱かったような…。会場が“ラーラーラー”と盛りあがっている中、最後のメンバー紹介、だったのですが、“ドラム〜江川ゲンタ〜!2階〜!1階〜!広島〜!山崎まさよしでした〜!”と、なんと、キタローさん紹介を忘れてしまったまさやん(キタローさんの時に思いきり盛りあがろうと準備していたら、なかったので、多分言ってないと思うんだけど…聞き取れなかっただけ?)。そして、演奏が終り、まさやんは最後に、ドラム缶を半分に切っておいてあるセットの上にあがり、珍しく()ちゃんとお辞儀をし、最後に“さんぺいです”(漢字がわからん)のギャグのふりをやって、帰りました。なんだったんだ()
終ったのがちょうど9時。9時半が最終の船だったので、今回はアンケートも書かずに速攻出て、タクシーを拾ったら、10分で港へ。心配していたのですがなんとか帰りも間に合いました。

今回の広島遠征、ライブでは1人だったということもあり、ちょっと自分の中では大盛り上がり!というわけにはいかなかったんですが、1日目はじっくり見ることができ、2日目はまさやんでなくキタローさんをじっくり見て、ライブでの新しい発見もいろいろあり、何より、キタローさんとお話しできたという、それだけでお釣りがくる、とてもいい想い出ができました。思わぬ参加だったけど、やっぱり、行ってよかったなぁ。まさやんもチラリと確認できたし。お話しができたというより、キタローさんが本当に“素敵な人”だったとわかったことが、なんだか、すごく幸せな気分にさせてくれます。さすがに2日目は“キタローレポ”のようなライブレポなのですが()、本当に、この日はまさやん見てなかったもので()、すみません。でもまぁ、こんな日があってもいいでしょう。さて、次回は86本ものライブを飾る最後のTTT札幌。キタローさんに言った時は“行くつもり”としか言えなかったんだけど、何とか行けそうになったし、ろばちゃんやゆみちゃんと一緒だし、この2日弾けてない分は札幌で。オーラス、思いっきり楽しみたいと思います。