赤ちゃんアトピーッ子(アレルギーっ子)をお育てのママにとって、目先の心配のひつとに予防接種があると思います。アトピーッ子の予防接種を受けるタイミングは常に症状が安定しているときに接種するようにしましょう!それではアトピーッ子に注意が必要な予防接種には、どのようなものがあり、なぜ注意しなくてはいけないのでしょうか?

予防接種には様々なアレルギー反応を起こす恐れのある成分が含まれています。なかでも、もっとも心配とされているのが、安定剤として添加されているゼラチンとウィルスを増殖させるために使用するニワトリ胚細胞や発育鶏卵漿尿膜です。最近、ゼラチンでアレルギー反応を起こすアレルギーの子供が多く、なかには、かなり強いアレルギー反応を起すケースもあり、一番注意が必要とされています。ゼラチンは予防接種の安定剤(添加物)として使用されていますので気をつけて下さいね。最近はワクチンによっては安定剤にゼラチンの代わりに別の添加物を使用しているものも有りますので医師に相談してみて下さい。東大阪保健所に問い合わせたところ99年のインフルエンザのワクチンにつきましてはゼラチンを使用していないという情報も入っています。他地域のママも一度、地元の保健所などに問い合わせてみて下さい。

その次に問題とされているのが、卵アレルギーのアトピーッ子に注意が必要な予防接種には麻疹(ハシカ)、おたふくかぜ、インフルエンザがあります。麻疹(ハシカ)、おたふくかぜにはニワトリ胚細胞が使用されています。ほとんど抗原性はないとされていますが、重度の卵アレルギーや卵を完全除去しているアトピーッ子は注意が必要になります。卵アレルギーのアトピーッ子の麻疹の接種方法としては、薄めたワクチンを数回に分けて接種する方法の他にニワトリ胚細胞を使用していない麻疹のワクチンを接種する方法もあります。インフルエンザには発育鶏卵漿尿膜が含まれています。これは微量ながらも卵成分そのものが含まれていますので特に注意が必要です。麻疹(ハシカ)、おたふくかぜ、インフルエンザのワクチンにも安定剤として通常、ゼラチンが使用されていると考えられますので注意が必要です。

ゼンソクの症状があるアトピーッ子は、インフルエンザや日本脳炎の接種により、ゼンソク発作の症状が現れた報告もあり、接種を受ける時期としては発作が少ない時期を選び、予防接種の前後は気管支拡張剤を 使用する指導がされています。 後、ツベルクリン反応に陰性反応が現われた際に結核の予防のためBCGを接種しますが、注意点としてはツ反の際に外用ステロイドを使用していると明確に反応が現われないことがあります。また、BCG接種は湿疹の悪化が予測されますので、医師との慎重な話し合いを行い、アトピー症状がひどい時は避けることが好ましいとされています。

その他の注意点として考えられるのは、ワクチンには生ワクチン(毒性をごく弱くした病原菌を生きたまま使ったワクチン)と不活性ワクチン(死んだ病原体の成分ワクチン)があります。麻疹や風疹、BCG、ポリオ、水ぼうそう、おたふくかぜなどの生ワクチンには組織培養に使用される培養液に添加されたストレプトマイシンやカナマイシン、エリスロマイシンなど抗生物質が微量ながら残っているので、これらの抗生物質にアレルギーを起こした前例があるアトピーッ子は注意が必要になります。また、三種混合や日本脳炎、インフルエンザなどの不活性ワクチンにはチメロサール(水銀製剤)が保存料として使用されています。まれにアレルギーを起こす事例もあります。

このように、アトピーッ子が予防接種を行なうためには多くの問題がありますが、基本的にタイミングと注意点を把握して頂く事で接種することも可能です。『麻疹のワクチンは卵アレルギーだから無理』などとアトピーッ子の予防接種に対して消極的な回答の医師が多い現状があります。これらの背景にはアトピーッ子にワクチンが及ぼすアトピーへの影響が全く予測できないばかりではなく、その際の責任が医師にのしかかる可能性が考えられるからではないでしょうか?おそらく、医師自身の判断では『この子のアトピーの程度なら○○の予防接種を受けても大丈夫!』と思っていても、ママが『○○の予防接種でアトピーが悪化すると聞いたのですが、本当に大丈夫ですか?』とつめよられれば、絶対に大丈夫と断言は出来ない現実があります。予防接種は医師とママが話し合いの中ですすめていくことが、望ましいことで、より安全にアトピーッ子の予防接種を行なうことが出来るのではないでしょうか?

 

  

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