平成13年5月九州旅行レポート(長島町イルカウオッチング乗船記)

平成13年5月18日の朝、鹿児島県出水郡長島町にてウオッチング船に乗船致しました。

当初はグラスボートに乗船すると思っていたのですが、前日の宿泊時に定置網へ行くついでにウオッチングをさせてくれるとの事でしたので、漁船に乗せて頂く事にしました。
実は前日に船長から「居るのはミナミハンドウイルカと言う種類」だと聞いておりましたが、「イルカが5月前半には多数訪れていたが、天草の方へ帰ってしまったかもしれない」とは聞いておりましたので、「居れば良いなぁ」程度の思いで乗船しました。
しかし、7時ちょっと前に出港した後にすぐイルカの姿を見つけられました。
以下にレポートとしてお知らせ致します。

乗船したのは手前側の漁船でした。奥がグラスボート

出港してすぐ、海水の綺麗さに驚きました。海水を通してクラゲが浮遊する姿も見られました。
以下の写真は曇っている状態(かなり曇天・この数分後から雨が降り出しました)で撮影しておりますが、海水の様子がお判りになられるかと思います。

海水の透明度とクラゲの様子。写真でも撮影出来ました。

クラゲを眺めていた際、船長から「イルカが居た」と言われました。この時点で出港から約10分程度だったのですが、400m〜500m程度離れた位置にイルカの背鰭やブローしている様子が見て解りました。
近い所まで接近して貰い、しばらく観察する事に成功致しました。

撮影した写真(デジカメ・一眼レフ双方有り・一部拡大しております)





群れは15頭〜20頭位で、子供も2頭程度確認が出来ました。
観察していると始めは餌を食べている様子だったのですが、その後に長島から天草方面へと移動し、天草に近い場所に有る海水の流れが有る場所で流れに逆らうように泳ぎ始めました。
長島側で見ていた際には数分の潜行をしており行方が解らなくなったりしましたが、天草に近い所へと移動した後は何度かブリーチングをしている姿を見たり、船の下側を仰向けに泳いで(船から腹部が眺められました)行ったりする姿も見られました。

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