OUTRO/Music of Wonder!

<<Top Page

私、ICEが絵を描く時は、音楽をかけていないと筆が進まないという
まったくのコマッタチャン。>古
そんなICEが、お気に入りのミュージシャンを紹介していこー!
ちゅーコーナーだったりします。
かなーーりカタヨッタ人選になると思いますが、洋の東西を問わず、
リストアップしていきますので、興味を持たれた方は是非、御一聴をば。

 No.3 D.J.JAZZY JEFF & THE FRESH PRINCE
・・・・・・・・・・・・/HE'S THE DJ, I'M THE RAPPER(1988/JIVE)
こつこつ進めるこのコーナーの第3回目!
今やハリウッドスター、WILL SMITHこと「THE FRESH PRINCE」(以降FRESH)と「D.J. JAZZY JEFF」(以降JAZZY)のセカンドアルバム、「HE'S THE DJ, I'M THE RAPPER」を紹介!
「WILL SMITH」については「MEN IN BLACK」などに主役として出演しているのでご存じの方も多いかな? そんな彼のコメディアン兼ラッパー時代に出した傑作アルバムが、この「HE'S THE DJ, I'M THE RAPPER」ちゅーワケ。

で、本作の内容はドラマ仕立ての「Nightmare On My Street」か始まって、GROOV感バツグンのTRUCK3「Brand New Funk」、これまた最高のLIVE音源TRUCK10「Live At Union Square,(November 1986)」、そして、タイトルナンバーTRUCK14「HE'S THE DJ, I'M THE RAPPER」を含めて全17曲のテンコモリ!
本当に最初から最後までFRESHのノリノリMCと、それに合わせるJAZZYのDJテクニック! イイ意味で手作り感のある、「あったかい」HipHopアルバムになっとります(笑)。
個人的なお気に入りは、TRUCK10「Live At Union Square,(November 1986)」。
これを初めて聴いたとき、オオゲサでなく体に電撃が走ったのを憶えてます(笑)。「こ、こいつら、スゲェー! 日本に来いひんかなー」なんて思ったりしてました。
そして、今やFRESHことWILL SMITHは大スター。新世紀になってもライブツアーでは来いひんでしょうなぁ。 くぅ、残念〜〜〜!
で、このアルバムも「激」オススメ! 一家に一枚、是非!!

ヲレが死んだトキ、絶対一緒に墓に入れてもらうんだい(笑)!
▲こんなカンジのジャケット(笑)。
両A面扱いになってます。でもA面て言い方古いよなぁ(笑)?
で、左がFRESH(Will Smith)、右がJAZZY。

補足〜
現在でもこの二人で音楽活動してます。(Will Smith名義ですが)
だいたい2年に1枚はコンスタントにアルバムを発表。するってぇと、今年あたり新作が?

 No.2 BOOGIE DOWN PRODUCTIONS/LIVE HARDCORE WORDWIDE(1991/JIVE)
第2回目に紹介するミュージシャンは、PEと並び立つ、東海岸の辻説法師(笑)、BOOGIE DOWN PRODUCTIONS(以降BDP)の今世紀最高のライブアルバムの一つ「LIVE HARDCORE WORLDWIDE」です。
このBDPは、MCの「KRS-ONE」率いるHIP HOP/RAP集団(彼等は自らを"POSSE"と呼んでる)。社会的な話題を随所に盛り込んだLYRICがNYっ子のHEARTをガッシリキャッチ!>死語やっちゅに
そして、ワールドライブツアーの様子を納めたこのアルバムが発表されたっちゅーワケ。(アルバムとしては4作目)
(▲ついこの前にファーストアルバムのCD版発見!なので4枚目に変更しやした)

本作の内容は、NEWYORK、LONDON、 PARIS、で行われたライブからピックアップされた曲が目白押し!
まずはNYライブ、TRUCK3「THE EYE OPENER」から本当に臨場感あふれる、「MCとDJと観客」のやりとりが眼に浮かんでくるような錯覚に陥る構成。もう、まさにトリップ〜〜〜(笑)。
MC、DJ、そして観客、この3つが相乗効果を産んで、足し算以上の迫力を産んだこんなステージ、今となっては再現不可能でしょうなぁ。

PEと比べると「土臭さ(FUNKY)」が出ていて、「民族性(アフリカ)」を感じさせるBDP。
こいつもホンマに「オススメ」でっせ〜!
←こんなカンジのジャケット(笑)。
決してマイクロフォンを喰ってるワケじゃないっす。
(電○ネッ○ワーク?)

補足〜
現在はKRS-ONE個人で活動中。
3年ぶりの新作「Retrospective (Explicit)[2000]」みんなこちらも聴いておくんなはれ〜!

 No.1 PUBLIC ENEMY/YO! BUM RUSH THE SHOW (1987/Def Jam recordings)
1回目から、いきなり「コア」なミュージシャンのアルバムを紹〜介〜!(笑)
現在のHIP HOP/RAPシーン(東海岸系)を引っ張ってきたと言っても、過言ではないでしょう。そう、PUBLIC ENEMY(以降PE)のファースト、YO! BUM RUSH THE SHOWです。
自身、HIP HOP/RAPに関しては当時、RUN D.M.CやL.L. COOL J、ERIC.B & RAKIM等に「洗礼(笑)」を受けてたんやけど、さらに衝撃を受けてしもたのがこのアルバム。

内容はっちゅーと… TRUCK1、破壊力抜群の「YOU'RE GONNA GET YOURS」から始まるRYTHMでメロメロ!
一気に最後のTRUCKまで突き抜ける勢いはジャンルを問わず20世紀でも屈指の出来っす!!
現在の日本では、HIP HOP/RAPシーンも「J RAP(>すでに死語?)」のお陰で一般人(B-Boyルックの一部若人)の耳にも「少し」はこなれてきた感があるけど、こういった「ホンモノ」を聴いてるかどうか甚だ疑問やねぇ。>さりげなく毒発射

個人的にはTRUCK7、「PUBLIC ENEMY NO.1」がお気に入りなんやけど、
上遠野浩平氏のブギーポップシリーズ「夜明けのブギーポップ」にもタイトル引用されていて、思わず「ニヤリ」としてみたり。(他の章タイトルも引用作品ですね。これで氏の聴くジャンルが分かるというもの(笑))

以上、HIP HOP/RAPを語る上で忘れてはならない「PE」。
ICEの「オススメ NO.1」でした。

←ファーストはこんなカンジの
 ジャケット。

補足〜
現在も「PE」は活動を続けていますけど、本当にオススメ出来るのは、4作目「FEAR OF THE BLACK PLANET」までやったり…。
どうも最近プロデュースに恵まれて無い様子で… いやはや…(涙)

<<Top Page