釣行日 | 1999.11.14 | 時間 | 11:00−15:30 |
場所 | 芦ノ湖(元箱根) | 天気 | 晴れ |
気温 | 18℃くらい | 水温 | 15℃くらい |
水況 | 減水 | 対象魚 | ニジマス、ブラウンなど |
ロッド | TROUT ONE 6’00 | リール | DeadBolt DSF30 |
ライン | PE 6lb | ルアー | Baccelなど |
ロッド | AXISCO 8’6 #5 | リール | Fly Max 356 |
ライン | WF5F | ティペット | 5X |
フライ | ホワイトマラブーなど | 釣果 | 鯉? |
● 待ち人が来ない元箱根
会社の後輩Sゾー君の釣り仲間S君を乗せて、待ち合わせの10時をちょっと過ぎて元箱根に到着したが、Sゾー君の車が見当たらない。携帯で連絡を取ると観光船の乗り場の近くにいるらしい。車を駐車場に入れて歩いて探すことにする。が、乗り場の近くにも見当たらない。携帯で再度連絡をとると釣り始めているらしい。何で元箱根と言う地名が分かっていてカーナビ持ってて携帯まであるのに、待ち合わせの場所にこれないんだッ。信じられん。
でもまあいいかっ、ということでこちらも始めるが... 渋い。赤金の2gr、Baccelの1.6grに当たりはあるがのらない。S君を見ると彼も首を振っている。その後手を変え品を変えいろいろと試すが全く反応が悪い。護岸の近くに泳いでいるのは見えるがすれきっているようだ。
そうこうしているうちにお腹が空いてきたので、近くのコンビニで食料を仕入れ、S君と食べる。二人ともちょっとたそがれ気味だ。
● 桟橋のかなたに消えた50cm
午後からは気を取りなおして、元箱根の湾沿いを歩きながら丹念に探るが、全く反応が無い。途中、やたらと入れ食いの餌釣りのオジさんを見つける。餌はぶどう虫のようだ。そういえば、ホワイトのマラブーがあったはず。ということでフライのタックルをセットし、GBヘッドのホワイトマラブーリーチをキャストするが... やはり反応が無い。ふと、近くにいたS君を見ると、護岸からラインをたらして誘い釣りのようなことをしている。近寄ってみるとかなり大きな魚影が見える。フライじゃやりにくいので、ルアーのタックルにマラブーをトレーラーにして魚影のあたりに落とすと... いきなり重たい当たりが。良く見ると鯉だ。それも50cm近いでかさだ。護岸の高さは水面から3mくらい。どうやってあげるんだ!?と思った瞬間。いきなり鯉が走り出した。重たくてなかなかの引きで、あっという間に20mくらいラインを引き出された。良く見るとラインが観光船の桟橋にこすれている。やばいっ。とリールを巻いた瞬間、いきなり軽くなってしまった。巻き上げてみると#14のヘビーワイヤのフックが伸ばされている。うーん、鯉恐るべし。この後遊びでホワイトマラブーを使うと、フナやら鯉が盛んに食いついてくる。白いパンフライで鯉がつれると言うのも良く分かる。
そろそろ引き上げるかと言うことで、Sゾー君に連絡すると、ボートを借りてたそうだが、当たりのあの字も無かったようだ。ちなみにSゾー君は4級船舶の免許を持っているので、今日はエンジン付きで出れそうだと思っていたら、怖いから最初は手漕ぎでなどと言っている。何のための免許なんだろう。でも、ボをくらった彼をこれ以上責めるのはやめよう。こちらは2人ともボだけはのがれたのだから。
自宅に戻って早速巻いたジャパニーズバグ(ぶどう虫フライ)は、大晦日に活躍することになる。