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忍野釣行記 2000.08.19


 
16回目の忍野
 
 釣行日   2000.08.19  時間  13:00−19:30
 場所  ホテル前からS字  天気  晴れのち曇り
 気温  25−20℃  水温  13℃くらい
 水況  平水  対象魚  ニジマス、ヤマメ、イワナ、ブラウンなど   
 ロッド  Free Stone FV833P  リール  MARRYAT MR7A
 ライン  DT3F  ティペット  6X、7X
 フライ  MSC、チビニンフ、EHC、ミッジなど  釣果  ニジマス(2)、ブラウン(1) 

● チビニンフ、MSCとブラウン

ちょっと数えてみると、今回で今年16回も忍野に通っていることになる。最初は年券のもとが取れればいいやくらいに考えていたが、回数を重ねるたびに奥が深く結局通いつめることになってしまった。
が、未だに底は見えない。見えないどころか最近は水面でもがいているカゲロウのような気になってさへいる。忍野はそんなに底の浅いものではないのだ。

今日はフィッシャーマンズテラスに1時に到着し、すぐにホテル前に入った。前回と違い、湯川でリフレッシュした分なんだか気持ちが充実している。ホテル前では反応は悪かったが、金田一の橋のすぐ横で20cm弱のニジマスをゲット。今まで使ったことのないチビニンフを試してみたところ、何の疑いも無く吸いこむようにしてヒットした。MSCとはまた違った反応だ。

いつものように釣りあがって行く途中、朱点の鮮やかなブラウンを発見。30cmを超えたくらいだろうか。先ほどのニンフを試すと今度は反応がない。そこでMSCに換えると一発でヒット。魚によってフライの違いがこんなに出るのも面白いものだ。慎重に寄せようとするがなかなかパワーがあってすぐには寄ってこない。通りがかりのフライマンが「結構大きいね」と声をかけてくるが答える余裕がない。ニジマスなら「そうですね」くらいは愛想よく答えただろうが、相手がブラウンとなるとそうはいかない。ちょっと弱ってきたところですかさず空気を吸わせて何とか寄せてくる。ネットに入れて見るとヒレがかなり再生した綺麗なブラウンだった。5月に釣ったものより体高があり顔つきもマスらしい。
まだ元気がありそうだったのでストマックを取ってみるが何も出てこない。ミッジくらいは食べていても良さそうなものだが。こういう腹ペコなマスが、タイミングよくフライを鼻先にぶら下げられると、ついついくわえてしまうものなのかな。

今日はいつになくライズが少ない。このところドライで釣りたい気持ちもあり、ライズを見つけると出きるだけドライを使うようにしてるのだが、結局ホテル前からずっと沈めてばかりだ。ハッチもときおりアカマダラとコカゲロウらしきのが、ハラハラと飛び立つくらいだ。

自衛隊橋までの間に、アルビノのニジマスを見つけるが相手にしてもらえなかった。フライを3個ほど変えて流したが、落ち着き無く避けてしまう。かなりいじめられた後のようだ。今日はこのままにしておいてあげよう。

堰堤下の分流と本流の合流点は、最近ウェーディングする人が多いせいか、反応が悪くなっている。本来なら魚が溜まっているはずなのだが。忍野でのウェーディングは賛否両論あり、私はどちらかというと反対派だ。去年、一昨年と2年続いた大雨で水草がかなり減っているのに、これ以上人がダメージを与えることもないと思う。でも一度はやって見るつもりだ。食わず嫌いは良くないから。正直なところ、ウェーディングした方が釣れるのではないかという気持ちも、もちろんある。

自衛隊橋まで上がるころには4時近くなっていた。7月以降、日中は人もライズも少ないが、これくらいの時間からイブニング狙いのフライマンが増えてくる。そういえば夏休みのせいか、前回あたりから若いルアーマンも良く見かける。私はルアーもやるが、ボチャッと音が出るほど強く投げると魚が散ってなかなかヒットには結びつかないし、周りの迷惑にもなる。静かに釣ってる人のほうが概して釣れているように見えるのはフライと同じだ。

自衛隊橋上流の護岸ではフライマンが一人粘っていたが、上の方が空いていたので入るとすぐに、ブーンと言う聞きなれた音が... 条件反射ですぐにダッシュ。粘っていたフライマンが怪訝な目で見ている。しょうがないでしょ、条件反射なんだから(笑)。でも、今年はスズメバチが多いような気がします。ホントに気をつけましょう。刺されると冗談ではすまなくなることもありますから。

スズメバチから逃れた後、すぐ上流でプラプラと水面近くを泳いでいたニジマスの目の前に例のニンフを流すと、また何の疑いも無くくわえてくれた。MSCだと2、3度アッタクするように近づいた後に反転しざまにくわえるものだけど、どうもこのフライにはスレてないようだ。でも効くのはニジマスだけかな。

S字に向かう直線は人でいっぱいだった。ここは最近イブニングでの人気ポイントになったようだ。S字の先にいしいちさんがいて、今日も結構釣ってるようだったが、人が多くて釣りにくいと言う。それではということで温泉裏に行ってみると、上流に一人ウェーディングしてるが離れているので問題無さそうだ。私は先に上流がわに入れてもらい、いしいちさんは下流側が空くのを待って入いる。時間は5時を回っているが、ライズはバンク際の木の下のヤマメのみ。ウェーディングしてるフライマンは、そのあたりを狙って、私たちが来てから3匹ほどヒットしている。と、上流からバシャッという音が聞こえた。見るといしいちさんのロッドがしなっている。ダウンでバンク際を狙ってヤマメをヒットしたようだ。声をかけると「小さいですよ」と言う答えが返ってきた。彼らしい答えだ。

6時を回る頃には何とかライズが増えてきた。もじるようなライズで、多分クシゲのDDあたりを食べているのだろう。が、クシゲパターンを流しても反応がない。ドラッグがかかっているのかサイズが合わないのか... そうこうしているうちにライズフォームが変わってきて、バシャっとはじけるようなライズが混じってきた。何かのアダルトを食べているようだ。とりあえずEHCを結んで流すと反応はある。が、結局合わせ切れ1回、ばらし2回に終わってしまった。あとからいしいちさんに聞いたところ、カディスが水面を歩いていたと言う。私には見えなかった。この辺が釣果の差になって出てくるのかな。確信があるのとそうでないのとではフライの流し方、合わせ方にも影響してくるというものだ。

7時過ぎにライズが下火になってきてこの日は終了。ライズが取れなかったのは何とも悔しいが、とりあえず湯川でのリフレッシュの効果か、沈める方は何とか調子を取り戻してきた。これから9月に向けてまた良い季節になってくるようなので、土曜日に二桁の目標を今シーズンのうちに達成したいものだ。

ところで余談だが、いしいちさんにイブニングでなかなか釣れない話をしていたら、何かにとりつかれているのではと言われ、帰り道ガソリンスタンドでまたブーンという聞きなれた音が聞こえたので、まさかと思いながら見ると、サイドブレーキのレバーに黄色と黒の縞模様が見えた。慌ててドアを開けて飛び出ししばらくすると外に飛んでいってくれたが、よくよく思い出してみると、8月のはじめにしつこく追いかけてきたのをネットで捕まえたことがあった。実はあれからとりつかれていたのかもしれない。