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忍野釣行記 2000.08.26


 
ネットが乾いたままの日
 
 釣行日   2000.08.26  時間  12:00−19:00
 場所  ホテル前からS字  天気  晴れ
 気温  26−20℃  水温  13℃くらい
 水況  平水  対象魚  ニジマス、ヤマメ、イワナ、ブラウンなど   
 ロッド  Free Stone FV833P  リール  MARRYAT MR7A
 ライン  DT3F  ティペット  6X、7X
 フライ  MSC、チビニンフ、EHC、クシゲなど   釣果  なし

● チビニンフ不発、MSCも

今日は9時過ぎに自宅を出て東名で渋滞している途中にお気に入りの偏光サングラスにヒビが入っているのに気がついた。メガネをかけているのでクリップオンタイプのサングラスを3個持っているが、その中でもこれは透過率が高くて、曇りの日も水中がかなりよく見える。かといって日差しが強くても適度に光線をカットしてくれるので気に入っていたのだが... 一度片方のレンズが折れたときに購入先に聞いたところ、もう入荷の予定はないとのこと。もうこれは度付きの変更サングラスを作るしかないかな。

だからというわけではないが、今日は最初から調子が悪かった。いつものようにホテル前から釣りあがって行ったが、前回チビニンフでヒットした金田一も人が多くて良いポイントには入れない。チビニンフはポイントが遠いと見えづらいのとコントロールが難しくなるのが欠点だ。だがまだ改良の余地はある。次回はそれを試してみよう。

金田一から先はいつもに比べて空いていたが、魚がちょっと減ってきてるのと7月から8月にかけて混んでいた分、ちょっとスレて来ているようだ。それでもチビニンフとMSCにこだわらないで攻めていれば、もう少し結果が違っていたかもしれない。まだまだ修行が足りない。

前回見つけた大物3匹は、1匹しか見かけなかった。それもイワナと思っていたのはレインボーで、かなり警戒心が強いようで、ロッドを振っただけで流芯の方にスッと泳いで行ってしまう。それでも何とか近づいたところをニンフで攻めるが、反応無し。フタスジがパラパラとハッチしていたので、ダンパターンも流して見るが、ちょっと反応しただけ。これくらいになるとパラシュートじゃなくてもっとリアルなパターンじゃないとだめかな。それにしてもこのサイズといい体つきといい、どうも5月にここのちょっと上流でヒットしてバラシたのに似ている。もしそうだとすると、あれから何人に攻めつづけられたのだろう。そう思うと少し感傷的な気分になってしまった。でもこれからも健在でいて欲しいものだ。

鐘ヶ淵の堰堤ではいつものようにMSCで足もとのマスを狙う。ここはいつも反応は良いがなかなかランディングまで持ちこめない。今日も当たりはあるがすぐに吐き出したようでヒットしない。忍野でも超激戦区で鍛えられたマスだ。でもマスを誉めてばかりはいられない。9月中にここを一度は攻略しなくては!

自衛隊橋のあたりは人が増えてきていたのでとばして、上流の護岸を攻める。今日もスズメバチが飛んでいたが、低い姿勢でやり過ごす。でもそろそろ帽子をかぶるようにしようかな。せっかく白っぽい帽子を去年買ったのだから。チビニンフ、MSCと使うが反応はあるもののヒットは無し。ここも最近攻略できないことが多い。何か工夫が必要なことは分かるが... 護岸のところで綺麗な花が咲いていたので写真を撮る。

● sammyさんとの違いは

S字は人で一杯だったが何とか空いた場所にいれてもらい、ドライを試す。ロールキャストは何とか様になってきたが、メンディングがまだまだだ。奥の流れにフライは入るが手前の流れにラインが引っ張られてすぐにドラッグがかかってしまう。フライをEHCからアントパターンに変えたところで、sammyさん登場。今日は渋いですねと言いながら、すでにグランドスラムを達成している。ネットで知り合った人はみな上手い人ばかりだ。今日はちょっとsammyさんにくっついて回ろうと思い、一緒に釣り下ることにする。S字の下流でまず35cmくらいの良型レインボーをsammyさんがヒット。自分との違いが一つ分かった。

その後、私は一旦遅い昼食をとりに車に戻り休憩したあと、もう一度ホテル前から金田一に着いたところで再度sammyさんと合流。sammyさんはこちらの方は初めてのようで簡単にポイントを説明しながら釣りあがって行く。途中sammyさんのこちらの方がスレてるみたいですね、と言う言葉にちょっと救われる。が、温泉裏の手前で以前からあの手この手で狙っていたレインボーを、sammyさんはちょっと粘ってヒットさせてしまった。なるほど... また一つ違いが分かった。でも簡単に出来ることじゃないような気がする。今シーズン中に何とかなるかな。

そうこうしているうちにあたりが暗くなってきてライズがポツポツ出てきた。イブニングに突入だ。来る途中に寄ったリバーズエッジの渡辺さんの言葉を思い出し、まずアカマダラを流すが反応無し。場所によるとのことだったので、今度はクシゲパターンを流すと... 2回ほど反応があったが、どうも合わせが上手くいかない。ドラッグがかかってちゃんとくわえてくれてないのかな。最近日中にドライをほとんどやってないので勘が鈍っているのも事実だ。6時を回って暗くなってくると派手目のライズが始まった。前回反応があったEHCの#14を流すが、1回反応があっただけ。これで今日のイブニングはおしまい。どうもイブニングが苦手になってしまったようだ。今日は結局日中からイブニングまであたりが数回あったのみで、ネットを水につけることも無く終わってしまうのはすごく寂しいものだ。

次回から9月。シーズンも終盤だ。まずは沈める釣りを何とかし、ドライでイブニングの攻略まで今シーズン中に出来るか。そのためには日中まず沈めて釣れるようになれば、ドライをやる余裕も出てくる。フライの改良から始めよう。

● ヒゲナガのひげはホントに長かった

sammyさんと別れたあと、一人で自衛隊橋の自販機のところで清涼飲料水を飲みながら自販機チェックをしたが、8月に入っていつも見られる羽蟻がいる以外はこれといってめぼしいのはいなかった。今日もイブニングは不発だったなぁ、などと思いながらふと横の看板を見上げると、何だか大きな虫がいた。良く見るとヒゲナガのようだ。写真で見るのと同じでひげが長い。こんなにでかいとマスも夢中になるはずだと思いながら写真を撮った。今日最大の収穫だった(苦笑)