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忍野釣行記 2001.03.15

解禁の忍野は春の陽気
 
 釣行日   2001.03.25  時間  11:00−18:30
 場所  ホテル前から釣り堀裏  天気  晴れときどき曇り、強風
 気温  15−2℃  水温  8℃くらい
 水況  減水、雪しろあり  対象魚  ニジマス、ヤマメ、イワナ、ブラウンなど   
 ロッド  Scott SES854  リール  MARRYAT MR7A
 ライン  WF4F ULTRA3  ティペット  6X
 フライ  MSC、タコ、オナシ、ヒゲナガなど       釣果  ニジマス(6)、バラシ多数

● 気温は高いが強風が

前日なかば強引に仕事を片付け、後輩にあとは頼んだぞと言い残して会社を出た後まっしぐらにF中原に足りなかったリーダーを補充した。これでフライを何本か巻けば準備は完了。万全とは言いがたい。もっと巻きたいフライはたくさんある、でも解禁日だからなんとかなるだろう。半年ぶりの忍野での釣りを想像しただけで興奮して眠れない。これじゃまるで遠足前の子供と一緒だ。

ということで翌朝駐車場に待ち合わせの時間に行くと、ペリカンさんが車で待ってくれていた。8時というのに妙に暖かい。まるで解禁を待ってたかのように絶好の釣り日よりだ。途中平日のラッシュにちょっとつかまりいつもより時間がかかったのは、釣り場へ急ぐ気持ちのせいだろうか。ペリカンさんも御殿場で15度、有料道路のトンネルを過ぎると11度と気温を盛んに気にして、すでに釣りモードに入っている。

自衛隊橋をそのまま走りぬけてリバーズエッジについて、入口を空けようとすると空かない。”OPEN”となってるのに... 「空いてますよ」と女性に声をかけられた。掲示板でお馴染みのむつきさんに違いないと思いながら、「固いんですね」と応えて中に入ると、渡辺さんがいつもの笑顔で迎えてくれる。しばらくハッチの状況を聞いた後予備のリーダーを仕入れて店を後にする。

まずは下流から釣り上がろうということでフィッシャーマンズテラスに車を停める。ここにも普段の土日の倍くらいの車が停まっている。レストランの中にはすでに何人もお客さんが入っているみたいなので、朝一から釣り始めてちょうど一休みしているところかな。と思いながら仕度をはじめる。ロッドはこの日のためのSES854。これなら野生化したニジマスの強力な引きにも耐えられるはずだ。リーダーシステムもウェイトフォワード構造だ。ちょっとバランスが気になるが釣りながら調整していこう。ペリカンさんが「いつもより倍くらい時間がかかっている」なんて言っているが、それは違います。
私の仕度が速くなったのですよ、フフフ。
 


ホテル前
すっかり葦の枯れたホテル前


雪の残る金田一

久しぶりにロッドを持って川岸に立つと、下見の時とはまた違った新鮮な気持ちになる。ホテル前は夏とは違い葦が枯れて広々と見える。逆に対岸が近い気がする。水中を見るとちょっと濁りが入ってる。雪しろのせいかな。でも魚が見えない。人は何人か入ってるから入ないことは無いはず、と思いながら歩いてると、「Caddisさん」と声をかけられた。WindKnotさんだ!挨拶を交わして状況を聞くと、朝一からやってるが渋いという話し。活性が低いのかな?おっと、ペリカンさんを紹介するのを忘れていたぞ。まったく我ながらこういうのは下手だな。

● ヒレピンは健在

ホテル前はそのままパスして金田一に向かう。途中のここはウェットで結構出るんですよとペリカンさんがガイドしてくれる。次回はウェットもボックスに入れておこう。橋のところにはまた何人も人が入っていた。対岸に渡って空いてるところから川面を覗くと、水中に元気の良いマスの姿を見つけて一安心。早速フライを結んで流し始める。まずはオナシが出てるようなのでフェザントテールを底すれすれに流す。が、反応が悪い。じゃあということでタコフライに切り替える。流芯のちょっと向こうの何匹か群れているあたりに流すと、2、3匹競うように寄ってくる。流石に反応が良い。そのうちの1匹がフライをくわえた瞬間、軽く合わせるとヒット!少し小さめだけど引きはなかなか良い。ネットに収まったのは25cmクラスのヒレピンのニジマスだ。タコフライを使ったのはちょっと納得いかないが、今年最初の1匹を写真に撮り、しばらく眺めて流れに戻す。その後ちょっとここで粘るが、反応が悪くなってくるのと水中が良く見えてないためなかなかフッキングできない。ちょっと腕が鈍ってるなぁ(苦笑)
 



今年の1匹目はヒレピンのニジマス


金田一上流の早瀬

先に上流に向かったペリカンさんを追って川の様子を見ながら雪に隠れた踏み跡をたどると早瀬が見えてくる。水中の水草もなかなか元気なようだ。ここはロッドを振るスペースが無いのでもう少し先の大きな木の袂からマスを探すと、2、3匹が元気に泳いでいる。このあたりのマスは活性が高いようだ。先のほうにペリカンさんが見えたので近づいて声をかけると、ワンキャストワンヒットだという。見ているうちにホントに4、5匹連続でヒットしている。隣に入れてもらうと、確かにやる気の有りそうなマスがそこかしこに群れている。結んでいたタコフライをそのままキャストすると、またまた2、3匹がすぐに寄ってきて、合わせるとヒット!これも綺麗なニジマスだ。でもその後が続かない。さすがにすぐにすれてくるので、フライを変えるが水中が見えづらくてマーカーでもあたりが取れない。ペリカンさんは、沈めて爆釣したあとすかさずドライで対岸を狙ってグッドサイズをあげていた。さすがですね。でもペリカンさんのあとから釣るならもっと工夫しないとちょっと苦しいぞ。ペリカンさんがまた先に行ったあとで、EHCで対岸を狙うと下からヌーっと出てきた。姿はニジマスだけど出方はまるでイワナだ。思わず早合わせになって逃がしてしまう。これも解禁日ならではかな(苦笑)。
 



胡桃の樹から見た自衛隊橋


仮設トイレ

さかな公園裏の護岸、温泉裏は人が多くて入れなかったので、堰堤上からサイトで狙おうと川に近寄ると、雪が積もった先がそのまま水に落ち込んでいて川岸に立てない。減水してかけ上がりが水上に出てしまっているようだ。胡桃の樹の横が空いていたのでフライを流すが、反応は良いがなかなかフライをくわえない。ここはすでにいつもの忍野に戻っているみたいだ。自衛隊橋の袂も人が多いので、そのまま橋を渡るとペリカンさんが対岸を狙っているのが見えた。その横に見慣れないものが立っている。仮設トイレだ。道路の横にあったのを新しくして下に持ってきたようだ。風で倒れないようにロープを張ってるのがちょっと笑えるが、中は綺麗になってたので、今なら女性でも何とか使えるレベルでしょう。

● オナシで対岸から

トイレのすぐ横からまた沈めて狙うが、ここもすでにかなり攻められたあとのようで、食いが浅くてバラシが1回のみ。その後護岸で対岸から引っ張り出したマスもバラして、S字の先までいっぱいの人を眺めながら歩いていく、さすがにこのあたりに入っている人達は対岸狙いが多いが、みなさんちょっと苦労してるようだ。S字の先の大きな木の下には盛期にはたくさんのマスが付いているのだけど、今日は見当たらない。どうも付き場が変わってるようだ。吊り橋の手前の空いてるところから川面を見ると散発ながらライズがある。コカゲは見当たらないのでオナシかな。ヘアーウィングのオナシパターンを結んで流芯を流すがなかなか出ない。このあたりはまた風が右から強く吹いてるので、フライ先行で流すにはメンディングが必要だ。対岸の方が狙いやすそうなので、川面に大きく張り出した木の枝の先を狙うと、2、3回のキャストで上手く狙ったところにフライが落ちた。パシャッ!今度はニジマスらしいライズで、合わせのタイミングもグッド!寄せてみるとこれもヒレピン。久しぶりにドライで納得の1匹だ。解禁前にかなりのマスを放流したと聞いていたが、今のところヒレピンばかり。やっぱり忍野はこうでなくちゃね。
 



ドライで納得の1匹


茂平橋から

その後、2時を回ってお腹も空いてきたので、ペリカンさんと合流してフィッシャーマンズテラスに戻り、村営の駐車場に停めてから昼飯にした。天気が良かったので外で食べたかったが、風が強いので断念。車の中でオニギリ、サンドイッチをぱくつきながらいろいろと情報交換。雪の上を歩いたせいか足が結構張っている。

● 痛恨の3連続バラシ

しばらく休憩し、今度は茂平橋から上流に入ることにする。Y字は人で一杯だったのでテニスコート横に移動、ライズを見つけてニンフを流すが反応なし。オナシパターンにも反応無し。あとから考えるとコカゲかガガンボだったかもしれない。テニスコートの角のいいライズを狙ってるフライマンを横目で見ながら、釣り堀裏に移動。途中でチビマスを1匹追加したが、型の良いのは対岸に隠れているのか姿が見えない。釣り堀裏は放流があったようで、50cmオーバーの大物が何匹か泳いでいたが、すでにかなり攻められたようで動きが鈍く、反応も悪かった。人も多くて川の方が釣り堀と化していたので(苦笑)、早々にY字に戻り自衛隊橋でイブニングを待つことにする。ちょうど橋の下の両岸とも空いてる場所があったので、分かれて入り、適当にニンフで遊びながら待っていると、スプラッシュライズが時々起こる。ふとパタパタを飛んでいる虫が目についたので、ネットで捕まえるとガガンボだった。これのライズだったのかもしれない。
 



テニスコート裏


自衛隊橋の袂でニンフに出た1匹

あたりが暗くなる6時過ぎにペリカンさんがヒゲナガパターンを引いてると追いかけるというので、流してみるとすぐにヒット。が、合わせ切れ!すぐにフライを変えて流すとまたヒットしたが合わせ切れ、この後もう1回合わせ切れして、痛恨の3連続バラシ!!対岸ではペリカンさんが快調にヒットを続け、1度は「フフフ」と会心の笑い声が。あとから聞くと40cmオーバーをゲットしたようだ。かなり暗くなってきてフライを変えるのも難しくなってきたが、気を取り直してボックスに眠っていたリアルパターンを結び、流してドラグがかかったところでヒット。ほとんど向こう合わせだった。型は小さいがとりあえずイブニングでも1匹は釣れた。その後ピューパを試してみたが、流し方が悪いのか反応が無いまま時間切れで終了。橋の横に上がって自動販売機をチェックするとヒゲナガは1匹もいなかった。そういえば飛んでいるところも水面を走るのも見ていない。思ったより本物は出ていないのにフライへの反応は良かったようだ。

帰りにリバーズエッジに寄って、コーヒーをご馳走になりながら、またまた渡辺さんからアメリカの話しを聞いてますます行きたくなってしまった。それにしてもジャイアントストーンはちょっとすごい。あんなにでかいのが体にとまった日には声を上げて大騒ぎしてしまいそうだ。

今日は結局コカゲのハッチが確認できないまま終わったが、ペリカンさんが取ったストマックにはコカゲのシャックが入ってたし、いくつかライズも取ったそうなのでハッチはあったはずだ。風に苦労して楽なオナシパターンに走っているようじゃまだまだだけど、とりあえずドライで対岸から1匹取れたのは大きい。春の陽気に誘われたのか、気の良いニジマスが何匹か遊んでくれて、今年はドライでもいけそうだと思うのは気が早いだろうか(笑)

ペリカンさん、どうもお疲れさまでした。今日は楽しい1日でしたね。今度はコカゲでヒットするところをこっそり見させてもらいます(笑)。またご一緒しましょう。