TOP 忍野TOP 掲示板EX おみくじ掲示板 リンク

 
忍野釣行記 2001.03.19

絶好の釣り日より、でもライズは?
 
 釣行日   2001.03.19  時間  10:00−19:00
 場所  ホテル前から茂平橋  天気  晴れときどき曇り、強風
 気温  9−2℃  水温  9℃くらい
 水況  減水、雪しろあり  対象魚  ニジマス、ヤマメ、イワナ、ブラウンなど   
 ロッド  Scott SES854  リール  MARRYAT MR7A
 ライン  WF4F ULTRA3  ティペット  5X、6X
 フライ  MSC、タコ、オナシ、ヒゲナガなど       釣果  ニジマス(10以上)、ブラウン(1)

● 気温は高いが強風が

解禁日に引き続き今日も忍野に行くことにした。前の晩にヒゲナガ対策のフライとコカゲパターンをいくつか巻いて準備は出来ているが、なにせドライはその日のハッチに左右されることが多い。今日は良いハッチがあることを願おう。沈める方はペリカンさんの情報でアセルス#16を巻いておいた。これが一番役に立つかな。

忍野に着いてフィッシャーマンズテラスの駐車場に入ると解禁日よりさらに車が少なく5、6台しか停まっていない。せっかくこんなに良い駐車場があるのだから橋の上になんて停めないで、ここに停めれば良いのにと思ってしまう。余計なお世話かもしれないが。

今日はリーダーのバット部をMAXIMAに変えてみた。いつもの安いのよりしなやかで巻きぐせが取れやすい。でもこれが釣果に繋がるかどうかは腕次第だ。フライは昨日巻いたアセルス。どうしても沈める方を先に結んでしまう。ホテル前の流れはライズが散発なので仕方ないと自分を納得させて、枯れた葦の切れ目からキャストする。マーカーが流れきって止まったところで静かにピックアップすると、プルプルっと手に感触が伝わってくる。ヒットだ!水底をフライがころがっているのを追いかけるようにしてくわえたに違いない。ここではこういうヒットが多い。今日の1匹目をとりあえず記念撮影してリリース。体色が赤みを帯びて、もう少し大きければレインボーと呼べるくらいのヤツだ。
 


ホテル前にはこういう色のが多い


金田一で釣れたニジマス

早瀬からの流れ込みはいつも人気のポイントで、今日も2人ほど入っていたので飛ばして金田一に向かう。橋のすぐ下に10匹ほどマスが群れて中層で何かを捕食している。解禁日には見られなかった光景で、今日の方が活性が高そうだ。フライはそのままでアセルスを流すとすぐに2、3匹寄ってきて、その中の1匹がくわえたところをすかさず合わせると、ヒット!この1匹をと狙ったわけではないが、これもサイトフィッシングには違いない。気持ち良くランディングした後ストマックを取って見るとユスリカのシャックが少しだけ入っていた。食べる物がそんなに少ないわけじゃないと思うけどどうしてシャックを食べるのだろう。

橋のすぐ上ではアセルスを見切られたので、タコフライに変えて1匹追加。コカゲのニンフ、ミッジピューパと流してみたが、タコフライのほうに反応が良いのがニジマスのおかしな所だ。対岸に渡って流れの中のマスを狙うが今度は簡単にはヒットしてくれない。さすがに解禁日から4日も経つといつもの忍野に戻っているようだ。それとラインが#4になった分プレゼンテーションが強くなってマスを警戒させているのもあるようだ。などと考えながら、上流に向かう。さかな公園の手前の崖になったところでは下の流れの中に大きな魚影が見える。解禁前に放流された大物がここまで下って来たのだろう。もう少し野性味を取り戻して今度は私のフライにヒットしてくれよ、と思いながらまた流れを見ていると、護岸の切れ目に大きな魚影が見えた。50オーバーのニジマスだ。これも放流したてだとは分かっていたが、護岸から雪で滑りそうな階段を降りてついつい狙ってしまう。が、大きな目立つフライを流しても全然反応しないで、そのままどこかに行ってしまった。つれないヤツだ。でも護岸沿いにも40cm近い魚影が見えてるのも分かっていたので、すんなりあきらめて次のマスにフライを流す。が、反応が鈍い。ここももう少し暖かくならないとダメかな。

ライズの無い温泉裏を飛ばして、堰堤の上に行くと雪が解けて釣りやすくなっていた。そこでしばらくの間に数匹連続ヒット。その中にブラウンの小さいのが混じっていた。体色は銀色で虹鱒と見間違えるほどだったが、鮮やかな朱点でそれと分かる。水底から一直線にフライめがけてくいついた元気者だ。
 


鐘ヶ淵の堰堤で釣れたチビブラウン


自衛隊橋上流の風景

その後胡桃の樹と自衛隊橋上流の護岸で1匹づつ追加して、S字、吊り橋と様子を見たがちょっとしたライズはあるもののコカゲもオナシもたまに目につく程度で、ハッチとしてはユスリカの蚊柱が目立っている。吊り橋の手前で沈めてちょっと型の良いニジマスを狙ったときなど、あまりにユスリカが顔にとまるので、ついついベストのポケットに去年から入っていたハッカスプレーを使ってしまい、妙に首筋がひんやりした(笑)

自衛隊橋の護岸ではちょうど底にいたイワナを狙っていたsammyさんを見つけたので、今日の様子など聞くと今年初めてだからと言いながらすでに3種類釣って、あとブラウンでグラウンドスラム。相変わらずサイトフィッシングが冴えているようだ。新作のフライも見せてもらったが、バリエーションも増えてますます魚にとっては手ごわいFFMになりそうな勢いだ。

イブニングは解禁日と同じ自衛隊橋の袂に入りヒゲナガが出るのを待つ。今日も明るいうちから正体不明のスプラッシュが何度か見られた。そうこうするうちにsammyさんが、地元のmormusさん、岐阜のturkusさんと一緒にやってきた。mormusさんは仕事を終えてちょっと来るという羨ましい場所にお住まいだ。turkusさんはTHE-Oさんと知り合いで一緒に釣行したばかりだという。ネットの世界は狭いですね。たまにはということでsammyさん達もイブニングをやることになった。私はアダルトパターンで1匹。sammyさんも1匹ゲットしたところで本日は終了。今日もライズは散発で本能に訴えて引っ張り出したようなものだ。

sammyさん、turkusさん、遠くからご苦労様でした。mormusさん、またご一緒しましょう。