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忍野釣行記 2001.05.06

虫は多いがフライは無視
 
 釣行日   2001.05.06  時間  10:30−19:30
 場所  ホテル前から釣り堀裏  天気  晴れ
 気温  16−10℃  水温  12℃くらい
 水況  やや減水、濁りあり  対象魚  ニジマス、ヤマメ、イワナ、ブラウンなど   
 ロッド  Scott SES854  リール  MARRYAT MR7A
 ライン  WF4F ULTRA3  ティペット  5X、6X
 フライ  MSC、タコ、オナシ、ヒゲナガなど       釣果  ニジマス(3)、ブラウン(1)

● 最近多いバラシの原因は

いつものようにペリカンさんと8時に自宅の駐車場を出発してリバーズエッジに10時前には到着。連休中福岡の実家に帰省していた時差のせい(?)で体がちょっとだるいが、まあ気にしないで行こう。いつものように釣りの話しをしてローストビーフサンドを買い、今回はサイドワインダー用のマラードウィングを入手。大将が入荷した中から程度の良いのを出してくれたもので、これで上手く巻けなかったらマテリアルのせいには出来ない。ちょっとプレッシャーだ。

フィッシャーマンズテラスの駐車場に車を停めた後、ホテル前から金田一と上がっていくがドライにはほとんど反応無し。沈めるとフライを見には来るがヒットまでは行かない。今日は渋くなりそうな予感がする。そのまま温泉裏の方に向かう途中、中層に定位していたブラウンを狙ってると下流から40オーバーのニジマスがスッと出てきてパクっとフライをくわえてしまった。ちょっとあせったがしっかり合わせたし、ヒレがちょっと丸くてまだ回復しきっていないだろうと思って、ちょど通りかかった監視員のオジさんと話しながら寄せていると、切れてしまった。ティペットの結び目から切れたようで、最近このパターンが多い。もう少し結び方をちゃんとしておこう。

その後鐘ヶ淵の堰堤で沈めてやっと1匹ニジマスをヒット。晴れた日にドライで渋いのはいつものことだが、今日は沈めても渋い。連休中にかなりいじめられたようだ。おまけに金田一でもちょっと濁りが入っていたが、堰堤ではかなりきつくてちょっとフライが沈むと見えなくなりマーカーに頼ることになる。釣りづらくてしょうがない。

自衛隊橋を過ぎたあたりで、下の方で粘っていたペリカンさんが追いついて来て、お腹が空いていたのでお昼にする。今日のローストビーフサンドはローストがサービスでおいしさも倍増。大将に感謝!

お腹がいっぱいになったらすぐに釣りを再開。ペリカンさんはS字でライズを狙い。私は濁りのない上流の方に上がっていく。茂平橋まで来ると本流側は澄んでいる。どうやら新名庄から濁りは入ってきてるようだ。茂平橋付近は人でいっぱいだったのでもう少し上流の適当に空いているところに入って、流れに見えたニジマスを狙う。2、3投で狙い通りに鼻先をフライが通ると、すぐにヒット。30cmぐらいでヒレがかなり回復していた。これくらい狙い通りに綺麗なニジマスをヒットさせられると気持ちが良い。
 


茂平橋横の桜


テニスコート裏のニジマス

流れを覗きながらさらに上流に行くと、大小のニジマスに混じって5匹ほど型の良いブラウンが底に定位しているのを発見。連休前に放流したのに違いないが、結構状態が良さそうなので狙うことにする。まずは底もの用の重たいフライを流すがニジマスが寄ってくるだけで、ブラウンは反応しない。かなりいじめられているようだ。それからサイズを落としたりカラーを変えたりしているうちに、派手目のカラーに反応した。もう一度流すとちょうど他のマスと絡んで動いた目の前をフライが流れ、あっさりとヒット。引きも結構良かったが、まだ十分には回復してないようで、しばらく暴れた後にネットイン。40にちょっと足りないくらいのなかなか綺麗なブラウンだった。
 


釣り堀裏のブラウン


かなり緑が増えてきた自衛隊橋下流

● ドライでは相変わらず

とりあえず沈める釣りで良型をとれたので、今度はS字に戻ってドライでいくことにする。この時期は天気の良い日は日中オナシがかなり出ているので、いくつかのパターンを用意していたが、あまり使ってないのでそれらを順に試してみる。まずは使いやすいヘヤーウィングのパターン。これは反応がイマイチだった。次はスペントタイプ。思ったより見えやすく、一度ヤマメがライズしたが、ドラグがかかっていたのか、空振りに終わる。その後、コカゲのDDなどを流すが反応が悪い。やはりドライではまだまだまともに釣れない。オナシがかなり出ていて、コカゲやカディスも結構出ていて、虫は多いけどなんでフライは無視されるのという感じだ。

そうこうするうちに6時近くになってきたので、下流に向かったペリカンさんを探すことにする。多分あそこに行ってるに違いない。以前からヒゲナガが良さそうだと話してたポイントだ。ぶらぶらと川の様子を見ながら歩いて行くと、ポイントによって人が多かったり少なかったりで面白い。自衛隊橋は魚も多いが人も多く、もともとドライでは難しいところだが、今日は濁りが入っていて沈めても難しいのに、どうして集まってくるのだろうと首を傾げてしまう。もっと釣りやすいポイントは他にもあるのに。

ヒゲナガポイントにつくとやはりペリカンさんがいた。ヒゲナガ前なのに何かを狙っている。謎のライズがあると聞き、流れを見ると去年アカマダラのシーズンに見たような、静かなライズリングがいくつかできている。ペリカンさんがヒットしたマスのストマックを取って見たが、ユスリカが少しだけ入っていた。何にライズしていたのかは謎のままだ。あたりが暗くなってくると水面をヒゲナガのアダルトが走り出し、ライズも始まった。なかなか良い感じだ。すぐにアダルトパターンを結んで2、3投するとヒット。小さ目のニジマスだ。その後何回か流すとライズが止んでしまった。クロスでしか投げられないポジションなので、ラインが上を通るのを嫌ったのだろう。静かにピューパパターンを流したりしたが、反応は無いままだった。状況は良かったが釣り方を考えないとこれ以上良い釣りはできないようだ。というわけで本日は終了。

ペリカンさん、お疲れ様でした。次は謎のライズを確認しましょう。