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忍野釣行記 2000.06.03


 
6月初めの昆虫観察?
 
 釣行日   2000.06.03  時間  13:00−17:00
 場所  ホテル前から自衛隊橋  天気  晴れときどき曇り
 気温  19−15℃くらい  水温  12℃くらい
 水況  平水、やや濁りあり  対象魚  ニジマス、ヤマメ、イワナ、ブラウンなど
 ロッド  Purist 7’06  リール  MARRYAT MR7A
 ライン  WF4F  ティペット  6X、7X、8X
 フライ  MSC、ミッジなど            釣果  ニジマス(1) 

● 今回もホテル前でとりあえず1匹

午前中用事があり、11時30分と言う遅い出発となってしまった。が、1時過ぎには自衛隊橋に到着。橋の手前に車が無茶苦茶停まっている。今日も人が多そうだ。それにしても、フィッシャーマンズテラスなら広い駐車場に8時まで停められるので、利用して欲しいものだ(私は別に関係者ではないが)。

ということでフィッシャーマンズテラスに車を停め、早速支度をしてホテル前の様子を見る。ここも10mおきに人が並んでいる。下流川の端っこが空いていたので入れてもらい、MSCを流してみるが、今日は曇っているせいかフライが追いづらい。水もちょっと濁ってるかな。雨の影響もありそうだが、このところ濁りがちょっと気になる。などと考えてながら釣ってたせいか、キャストのリズムが悪い。こういうときはすぐにフライをロストする。フライボックスを見るとMSCの数が少ない、ちょっと大事に行こう。

上流川が空いたので少し移動し、またMSCを流すと、藻の上を転がるように流れたところでマーカーが止まったので、軽く合わせると生体反応が。ヒットだ。ランディングすると25cmくらいのニジマスだ。ちょっと鰭が丸い。最近このパターンで出ることが多い。とりあえずボは無くなったぞ。

● 今回はさらに昆虫観察

さらに上流に移動し、浅瀬になったところを流すが1回あたりがあっただけ。おまけにMSCがオリーブとナチュラルだけになってしまった。うーむ、今日はやばいかも。ってMSCだけに頼るのも情けない。今日はドライでゲットのはずだぁ。と思いつつも、ライズが散発なのでついつい沈めてしまう。温泉裏は結構人が少ないが、流れがゆるゆるで魚が渋い。前回3連発ヒットの合流ポイントはフライマンがドライで攻めている。そこはドライだとつらいよ、と思っても教えるのも失礼だし... 見物しながら遅いお昼にする。

おにぎりをパクついてるとメイフライがパタパタと飛んでいた。忍野ネットで捕まえて見ると(こういう時も便利です)#18くらいのアカマダラのダンだ。デジカメを充電し忘れたのが痛い。おまけに座ってる横の草むらに#18くらいのクロマダラのダンらしきのが羽を休めている。でも羽はこんな色だっけ?ちょっと紫っぽいと言うか、これがホントのブルーダン?写真と違うような気がする。この時間にハッチと言うのも変じゃない?

それにしてもダンはスピナーと違い飛びまわらなくて観察しやすい。まわりをよく見ると、#16くらいのオナシカワゲラと#18くらいのカディスも1匹ずつ確認。カディスの方は種類は分からないが羽が光沢のある茶色で、ちょっとビニールっぽい。カディスの羽は蛾に近いと思っていたのに、こういうのもいるんだ。

そういえば、分流の方に前回見つけたモンカゲロウもどきがいるかもしれない。お昼を終わって見に行くと... いるいるでっかいメイフライが尻尾を振るわせながら飛んでいる。またまたネットで捕まえると、あれっ尻尾が2本じゃない!モンカゲロウは3本のはずだぞ。おまけに羽に紋が無い。これはどうやら、その名の通りフタオカゲロウの仲間のようだ。

● 今日こそドライで...

そうこうしているうちにあたりが暗くなってきた。まだ4時過ぎなのに、曇っているせいか暗くなるのが早い。でも、気温も低いのに、自衛隊橋の辺りでもライズは相変わらず散発だ。小雨でも降らないとだめかな。

今日はとにかくドライで釣りたい。自衛隊橋上流の護岸まで行って、やっとまともにライズしているヤマメを見つけた。早速フライを付けかえる。まずはミッジピューパ#22。反応が無い。スレてるなー。次はミッジピューパキール。スレマス対策で巻いたものだが... おっ、反応したぞ。見ている見ている。あーっ、ドラグがかかった。また流してみるがもう反応しない。学習能力高すぎるぞっ。次はアカマダラスペント#18。これもスレマス対策だが... また反応したけど見きられた。

あれっ、足元に茶色い魚影が見える。もしかしてブラウンかな。水面を意識してるようだ。ということで今度はアカマダラフローティングニンフを流すと... 出たーっ、手応えが... あれっ、すっぽ抜けだ。思わず「あっー」と言う声が出てしまう。まあいいか、隣のオジさん達も合わせそこなって騒いでるし。

そうこうしているうちにすっかり暗くなって水中が見えなくなったので、今日はオシマイです。でも、自衛隊橋の辺りもホテル前もまだ10mおきに人が立っている。皆さん頑張りますねー。

今日の反省(最近こればっかりだ)。すっぽ抜けは、合わせのタイミングが悪いからだけど、どうも水中が見え過ぎて魚がくわえきる前に合わせてしまっているようだ。沈めた時よりも一呼吸遅いタイミングで合わせなきゃいけない。それからスペントパターンは反応がよくていけそうだけど、2回目のキャストでは沈んでしまうので、ホントにここぞっ、と言う時にしか使えない。

最後に、護岸のところでかなり暗くなってきてニジマスの良型が浮いてきたので狙おうとしたら、いきなり小さな下水管から排水が流れてきた。濁りの原因はこんなところにもありそうだ。