今年(平成13年)行われた『都城秋祭り』は去年と違って会場も場所も様式も以前と比べ姿勢が積極的にずいぶん変わったように思えました。去年は国道10号線という国道沿い道路を挟んだ歩道を舞台に店先で屋台が設置されており、舞台は都城オーバルという場所の横にあった空き地を利用したちょっとした祭りでしたが、今年(平成13年)の都城秋祭りは『西広口』と書かれているバス停辺りの広場を主に会場にしているように見えました。それでは去年とは全く違うのかといえばそうでもありません。もちろん今年も国道沿いの歩道をゆく人達に目に留まるように配慮してか本日のイベントを告知する内容が掲載されている告知文が配布されていました。
そこへ自分もそれを貰おうと、これらを勧める人達が使用しているテーブルを挟んで、買い物に来ている人達へ呼びかけている方々から告知書を頂くと同時に今回の祭りと貰った告知文の内容説明をもらいました。それが各場所に設置されているスタンプを予めそこへ押されるよう用意されている空白に埋めてゆく方式のものです。
その後、本イベント会場になる広場へ向かう。その途中に時折この会場や通りを移動している「ちんどん屋」さんらしいのが時通り辺りを通ってゆくのをも見れました。
それから会場が近づいてきたのか、そこで行われていると思われる音楽と歌が次第にはっきり聞こえ、それの具体的によるものは「やあれソーランソーラン・・・ああどっこいしょどっこいしょ・・・<略>」というものです。
そうして会場に到着し、そこで見た会場の様子は祭りに集まるであろうと予想して設けられたのか当祭りの会場従事関係者が駐車できると思われる空間と十分に留められそうな駐輪場が用意されていました。
自分がこの会場に入って一番最初に目にしたのが黄色いのれんに『力車組合』と書かれた赤文字のものが目に入りましたが他にも紺色ののれんに『みやこのじょう子供劇場』と書かれた黄色い文字のものもありました。自分が会場に入ったという所がステージに向かって右側にあるところです。そこにこの『力車組合』と『みやこのじょう子供劇場』の、のれんが見られます。これ以外の他にも沢山ののれんもありました。

そこで舞台(ステージ)の回り込んで真正面にたつと、そこには白い屋根付きのテントと思われる群があります。祭りというのだから日本独特の露店が犇めくだろうと思っていましたが、今回は会場に入る露店が多いのを考慮してかこの白色と青色のしましま模様柄屋根のテントが用意されており、これが結構な長さある横長のテントとして設置されていました。
この白青柄のテント内に、各種ジュース、しんやのだんご、ビール、綿菓子、焼き肉、地鶏、うな冒、ポテト、とうもろこし、かき氷、焼きそば、たこ焼き、やきいかなどが、屋台のように用意されています。
『力車組合』と『みやこのじょう子供劇場』もこの白いテントに入っているが『めだかの学校』というのもあるが他にもあり、今回はそれが自分として一番目を引いたのが、黄色い猫に「・・工房」と書かれた案内表示板があります。これは福祉関係の方達が作ってこれをここで販売しているもののようです。それが結構な数で出典されていました。
さて肝心の舞台はどういうものかというと黄色と紫色柄のついた巨大な箱を両脇で挟んだような感じになっており、その巨大の箱のようなものの脇に大きなスピーカが設置されています。そしてそのまた脇の方には広報かと思われる白い看板がありました。そういうのが舞台を左右に挟み込むように設置されています。

辺りを見渡し大体こういうものかと思いはじめてきた丁度その時、中学生ぐらいと思われる方達が舞台上と下で溢れんばかりの状態で何かの準備をしていると思われる行動をとっているものだから一体何をするのだろうと考えつつ、手にしている告知文から、そちらのほうに目をうつすと会場放送が中郷中学校が『さんばやっさ』という踊りを披露してくれるという放送がながれました。これは思わぬ収穫と思いしっかりと記憶に焼き付けるべく最後までみていました。中郷中学校の皆さん、いいのを見せてくれてありがとう。
そしてこれを見た後に会場から出ようとしたのですが、ここで思わぬ発見をしました。それは最近見られなくなった屋台で売られている綿菓子です。これはずいぶん懐かしいと思いこれを撮影しました。

さきほどの『さんばやっさ』も見たことなのですので近くにある椅子に腰つけようとバス停の近くで座っていたら、古めかしいのか整備不良なのかは分かりませんがキキーっと音を立ててはバス停に止まるバスの音も聞こえれば、自分の隣にいる先ほど止まったと思っていたらすぐさま通り過ぎていったバスに興味を示さなかった学生と思われる者もいます。そういう中で先ほど祭りの会場を通ってきたところから出て様子を見ることになり現在に至っているのですが、今現在低い音いわゆる重低音というのか、この音と歌声で賑わいもみせている印象をもちました。またその会場となる敷地を、紺色のれん『ボランチィアまつり』、ボランチィア祭りよりひとまわり大きな赤いのれん『弥五朗どん祭り』、そして野球のベースのような五角形を極端に大きくし上下に引き延ばせば、こういう形になるだろうと想像できる黄色い旗(こういうのは形状からして、のれんとは呼ばないでしょう)が、会場を囲むように旗がおかれています。この黄色い旗には『都城秋祭り』とかかれている。この『都城秋祭り』と書かれた文字は、ちょっと見た感じ去年(平成12年)と同じように思われました。
今年(平成13年)の『都城秋祭り』はこういう感じと祭りの気分を満喫した上、なんだか明るい気分で家に帰れました。