今日(2000/10/23)は祝日です。この日をつかって山田町で行われている主婦の会へ行きました。
現地へ赴いたときには曇っていた空も晴れ、
紅葉色づいた木の中央のグランドで小学生がサッカーをやっているのが見えます。
今回、車を止める場所の付近には以前に来たときよりも多くの車が止められていました。
その原因は何かと思えば、多分これが、それだろうと思いました。
でも実際に止めるときは、全く問題なく止められましたし、
ここは広々とした田畑と広い道路があります。
だから心おきなく止めることができ、
そして元気にサッカーをやっている風景も見られ、ほのぼの風景で良かったです。
さて、主婦の会の建物に入ると2人の男性が受付をやっていたので、それを済ませて厨房へ向かいました。
そこではコンニャクの作り方の説明がされていました。
それが終わった後、班分けが行われます。
ここで使われているコンロと流し台と言えば、どこでも見られるようなものですが、
コンロはキャンプ場で使われているようなものでした。
そのため、ガスの開き方と点火の仕方が分かりません。ガスを開くためのツマミも3ぐらいあり、
どのような順序で開けも分からず、メンバーの人達と戸惑っていたら教えてくれました。
これで、このコンロのタイプの点火の仕方はバッチリです。
さて、今回ののメインといえる料理は何かと言うと、「がね」です。
がねとは、さつま芋の天ぷらのことを、ここらでは言います。言葉の由来に関しては、
あんまりはっきりした 答えは 分かりません。
材料はというと、
小麦粉/たまご/さつまいも/人参/ごぼう/植物油
水/牛乳/砂糖/塩
でした。
あとこれ以外にメリケン粉を入れるときもあるそうです。
分量に関しては、メリケン粉は少々。小麦粉は二分の一袋使用しました。
聞くところによると、ふっくらとした天ぷらでは無く、素材を生かしたパリッとした揚げ方にするには、
こちらの方がいいらしいです。
さて、どうやって作るかというと、これまた簡単です。
1.材料を切って、それに小麦粉と卵をつける。
2.油で揚げる。
3.できあがり。
多く分けて、この3ステップです。簡単でしょう?
これを上手に作るコツは、材料の素材そのものが堅く感じられるものは出来るだけ細く切ると良く、
そして小麦粉と卵につけるものは、あらかじめボールに用意しておき、それから絡めるといいらしい。
この卵と小麦粉をつける順序もあるらしく、
小麦粉または水または牛乳で分量を調整(1)し、それらをかき回した後に、
卵を最後に入れる(2)という風にすれば天ぷらが団子状にならず、
上手に揚げることができます。
また(1)の時に、砂糖または塩で調整しておくことを忘れないようにします。
基本的には上記の通りですが、私の班で行ったのは水を一切使わず、
そして牛乳も入れずにメリケン粉を少々。小麦粉は一袋使わず半分でした。
これらを含めて(2)も含め、そして実際出来上がったとき、他の班のも試食し比べて見ると、
この違いが、よく分かりました。
ふっくらと、そして甘く作りたい場合は、この逆を行えば良いようです。
それから運が良かったのでしょうか。私の使っている班のコンロは古いです。
そのせいなのか、火力が強いかったのか分かりませんが、パリッと出来ています。
「何が吉と出るのか分からない」とは、このことで、大変驚きました。
そして、それらが終わった後、コンニャクを2つもらって帰りました。
とても勉強になり、そして面白かったです。
料理教室に関しての情報に関しては、宮崎県内にある山田町役場に連絡どうぞ。