5月27日/沖縄旅行第二日目
東南植物楽園/午前9:02
東南植物楽園に到着。自分が一番に目をひいたのは入場してすぐ目の前に繰り広げられる右斜めに見える噴水だろうか。この噴水は池から4,5メートルほどの高さで吹き上げる高さのものだ。その噴水の見える側にはちょっとした長椅子があり、なにかの葉に絡まったような木の横にアイスクリーム販売らしき小さなリアカーみたいな感じの(?)。そこから更に右には支店を移動させるとkioskとかかれた売店があるといった様子だ。
そして極めつけが左斜め前にはTramStationと書かれた屋根付きの園内を回るちょっとしたバス停がある。
先頭が後車を牽引する格好で、それから2,3両つなげた乗り物があった。
出発する前の呼びかけによるとそれに300円さえ支払えば園内の植物をバスに乗ってアナウンスを聞きながら観覧できるという訳だ。
早速、それに乗車して園内を観覧した。その中で面白かったのが、かなり派手な模様の牛を発見。あまりにも風変わりなものだから思わず撮影してしまった。その観覧目的の牽引式のバス(?)から撮影したのだが、たまたま木が遮ってしまい全部を撮影するのは残念なことにできなかったが、この様子からでも分かるだろう。牛の様な形に、豚(?)みたいな鼻を醸し出すよう塗装されているのや、鼻から首に差し掛かる頭部あたりはキリンの塗装、手足は豚(?)の様なピンク・・・ひょっとしたら豚が牛の形のを被っていると想像してもいいのか?・・・・・とにもかくにも、これは園内にある牛一頭だがこういった面白い牛(?)みたいなのが他にも数多くあり、植物園のみならず洒落(しゃれ)の効いた演出で目を楽しませてくれた。
あと、この園内を観覧するバス(?)から降りたら、これに乗車する時に撮影していた写真が出来上がっていた。その写真というのが、ただの写真だけという訳ではなくプリクラ風に加工されていたので色んなところに遊び心が利いているじゃないかと関心してしまった。
あと園内で売られている土産品は、ちんすこう、洋服、ネックレス、イヤリング・・・とあったが、その中で目をひいたのがガラスケースの中にある鼈甲で作られた船だ。それは300万円という値段が提示してあった。買う人がいるんだろうか・・・いや、ひょっとしたら買う人がいるかもしれないから断言できないだろう。
それ以外に沖縄でしか売っていないであろうと思い興味をもって見たのが、もずくうどん。その名の通り沖縄でとれるもずくで作った麺だ。
他にも琉球の民族衣装を着た等身大の(?)りかちゃん。その側に売られている人形の数々。
同時に琉球の服を着たKITTYらしきイラストも見受けられた。そしてバッグやバイクの玩具。腕時計。香水などの得用5000円パックというのもあった。
そして南国らしいトロピカル的なデザインかつ色彩の洋服もあった。その側にはサングラス。この中でちょっと印象的だったのが迷彩模様の服だった。服を販売しているおみやげ屋さんの特徴として、洋服売場全体を10とすれば、沖縄的な洋服が9あれば、残りの1が迷彩模様の入った服が有る。その割合は、おもちゃと似たような感じで、戦車などのおもちゃも有った。
さて、この東南植物楽園から出て次の場所へ移動する途中に名護市役所が車窓から見えた。とても特徴のある市役所で屋根にシーサーと呼ばれる魔除けが置かれてる。建物の外壁は赤い感じのコンクリート。
この建物の外見は、コンクリートの穴、そしてなだらかな階段が外部にとってつけてあるという感じの建物だ。この建物は今まで見たことのない特徴的なものだが、それ程大したことないと思っていても「あそこの市役所の建物は変わっていてね」という話題になれば「あの建物は、どういう感じだったかな」と、もう一度来て見てしまいそうなものに感じた。
ガラス工房/午前11:22
ガラスが出来るまでの一部の行程を見学するのだそう。、あとは琉球ガラス。
沖縄を代表する琉球ガラスというのがあるそうだ。
ここでとても特徴的なガラスを発見。これを見たらさすがの総理大臣も「こ・・・これは・・・。」と尻込みするだろう。ずいぶん洒落(シャレ)の効いた代物だ。これは他のガラス工芸では製造不能かもしれない!と言ったら言い過ぎだろうか(笑)
多分これは、ここでしか見られない特徴あるものだったから、来てのお楽しみという訳で写真には治めなかった。
沖縄フルーツランド/午後12:07
ここで食事。そしてパイン畑。それの見学。パイン食べ放題、パインワインの飲み放題だった、これってサービス期間だったのか、それともキャンペーン期間だったのか分からなつつも色々食べて飲んだりしてみた。そしてここのおみやげ店二階で昼飯を食べる。食事は牛肉を薄く切ったものが置かれており、右奥に置かれている水を固形燃料で沸騰させ、それを湯通しして食べるのがあった。
その時、ひとりの女性と、その親と思われる男性が二人で食べていた。自分はその横で食べる格好になる。
この二人に関しては第一日目の夕食で偶然にも会ったことがあるのだが、その時親子水入らずの沖縄旅行と言っていたのを思い出した。その時、親と思われる方の男性の方が煙草を吸っていたが煙草を吸い終えたのか手元にある灰皿に手にしている煙草をもみ消しながら、こちらの方へ話しかけてきた。
「国際通りは昨日行かれたのですか?」
これは昨日の夜だっかホテルのロビーですれ違いに聞かれたとき自分が彼に何処に行ったのかを聞かれた時に国際通りに言ったと自分が答えたから、この話題がふられたのかと思った。
そこで自分は「商店街のような賑わいのある期待で行ったのですけど国際通りという名前だけあって・・・ビジネス街でした。」
と答えると何か質問してきた相手の方が、○○というお店は有りませんでしたか?映画館を見なかったか?という問いに
「えっ?そういうのが?」という答えしか出ず、結局自分は、その国際通りにまだ行っていないのだと分かった。ホテルに帰ったらすぐ様、国際通りに行こう。教えてホントにありがとう!
海洋博記念公園/13:48
入場してまずウミガメ館というところに行ってみた。行ってみて分かったが、大きなプールに沢山のウミガメがいて不思議な感じになったが、このまま呆然と時間を過ごすのも何なので、少し時間を過ごした後、どこかに向かおうと試みた。この時、海洋博物館と名売っているから、さすがに兎はいないだろうなあと思った。兎は海に潜らないし・・・いや泳ぐことは出来るかもしれない。
次に向かったのが水族館だった。ここで入場券を買って二人いる女性に券を切手もらう。すこし正面をあるいて右側には、かなり大きなイカが展示されていた。そのすぐ左手にある階段を上ると、そこには鮫の歯を展示しているショーケースがあった。ジョーズという鮫の映画を見たことがあるが、こうして現物で展示してあるのを見るのはこれが初めてだ。この目の前にある歯の多さと鋭さに驚いた。その時、沖縄でも鮫が出たみたいな風に見て取れる写真が展示されていた。その大きさと身近な存在にあるという意味で驚きながら階段を下りた。
そして黒潮の海と呼ばれるところで、ちょっと時間を過ごした。ここにいると何か気持ちいい感じがする。というより、沖縄は高温多湿と言うだけあってジトジトしてしまうのだが、この資料館では過ごしやすかったので、そのせいなのかもしれない。この黒潮の海と呼ばれる手前には、ちょっとした小窓があり、そこへ体を乗り出し、この水槽を覗きこむのだが、これがとても迫力がある。大きな水槽でみるようりも、いつ何が来るか分からない、その意外性が面白い。
あとゆったりと見えるガラス窓のある部屋もあったが、その後ろではちゃっかり、この水族館のおみやげが売られていた。そこには何が売られているかと言えば、それはここに付随する形でイルカのぬいぐるみ、またはシャチか鮫だったかまでは、よく見なかったが、そんな中で以外だったのがシャツだった。
そうして色々この館内を見終えた後、このままずっと居ようかと思っていたが、そこで丁度「オキちゃん劇場」というところでイルカショーが14:30に無料で行われる、という会場放送が聞こえた。
腕時計を見ると14:16だったので早速そこへ向かうことにした。
海洋博記念講演内/オキちゃん劇場/14:21
ショーが始まる15分前ぐらいからイルカが放たれたと思っていいのか、もう水槽で泳いでいる。
ただ泳ぎ方を見ていると二匹同伴同時に合わせて泳いでいるようにも思える。
このあいだのオリンピックでシンクロ競技、火の鳥を舞ったのを思い出した。ひょっとしたらイルカも息を合わせて泳いで本番前の練習をしているのかと思った。
ショーが始まったと思うと同時にプールを挟んだ奥の中央に一人の女性が挨拶をし終えると、右奥と左奥から水の出るホースと思われるところからプール面に広がったるよう放水されたと思ったら、それがイルカへの合図だったのだろうか、すぐさまイルカの動きに変かがあった。それは何かの緊張が伝わったような、そういう感じを無意識に感じた。
一番最初にイルカと言えば高いジャンプ?などというような解説があった。これらの全ての内容は、さすがに書かないが、それぞれのパートに分かれたイルカのパフォーマンスに感動。イルカってのは賢いと思った。
そういう始まりがあって間もなく最初の感動も冷めない内に次へ次へとショーの予定をこなしていく毎に、そのイルカのもつ魅力に吸い込まれていきそうなのだが、ここでひとつ、気になったことがあった。
何か指導員が指示を行っていないにも関わらず、何かステージの左側の方で、頭や胴体は水面につかったまま、広報で尾ビレを見せては揺らして、そのままストレートに沈んでいるところに何かの意味があるのか気になったが、いろいろと考えている内に本ステージの方では次々とショーが進んでいるので慌てて視線を元に戻した。
そうしている内に、これが何であるのかを自分なりに思い整理することができるようになったのは、その後だった。
イルカが後ろおびれで水面から立ち上がり、まるで水面の上を進みながらも歩いている滑りながら幾様子にあっけに捕られた後、次のステージへ進んだとき、ステージの奥の方では、先ほどやってであろうイルカなのか、はっきり分からないが、それと同じ事をやっていた。
これというのは、ひょっとすると熱気も冷めやまないのか、それとも本人自身・・・いや「本イルカ」が、演技できた感動からきたものなのか、それとも何となく、やりたくなったのか、それとも自分にもできると言いたいのか、それとも練習か、それとも気まぐれでやっているのだろうかと、
次々と連想し考えていたが先ほどやったプログラムの後に、この事柄が発生しているのだから、それがひとつの要因になったのかもしれないというのが、ちょっとばかりの本式的確率の高い部分になるだろうと思った。
宿泊先ホテル内/17:16
先程まで持っていた手荷物などを置いて17:45の夕食は待つべく、その時間を利用し、テレビの電源を投入したが何となくテレビがやたらうるさく感じてきたのでテレビを消した。そして色々な雑用をしている間に時刻を見るともう17:33だった。もうこんな時間か。食事を終わらせたら、すぐさま食事を終わらせると部屋に戻って今度こそ国際通りを散策し面白いのがないか探してやろうと、はりきった。
外出/17:41
その後外で食事を摂る予定になっていたSam'sという肉料理屋へ向かった。そこへ到着したとき、たまたまそこが国際通りに面していたところもあって非常に助かった。そして夕食を摂るSam'sというお店を撮影したのだが、撮影をする時周囲を見て人が通らなくなった時を見計らって無意識に左右を見るのだが、その時横にイタリアントマトを発見した。
「おや、こんなところに」的な感じで偶然な発見をしてしまった。
食事を済ませたあと、隣にあるイタリアントマトでイチゴのショートケーキを購入。
そして沖縄独自の津軽三味線とコンサートが行われているのであろうか、それのポスターが貼られていた。これも撮影した。
ポスターには「琉球國祭り太鼓 関東地区記念講演・・・神秘なる夜明け、東京でも沖縄に出会えます・・・中●サン●●●●●●」などと書かれている、これを見る限り関東にも展開しているようだ。関西や、北海道、四国などは関東へ展開していっているのだろうかと思うと、自分の住んでいるところは、関東に進出しているのかと思うと、ちょっと自分の住んでいるところが気になってくる。
後、沖縄三味線と書かれた派手な手書きの売り込みもあり、「沖縄三線、入門セットから上級三線のまで各種発売中!」という張り紙がなされている。
沖縄産三線というのがあるのだろうか、このポスターの貼られているお店に入ってみると、この三線というのが色々店内に置かれていた。他にも沖縄の民謡曲なのだろうか、そのテープも販売されている。そのソ内容は芭蕉府、安里屋コンタ、花、島歌・・・などといったものが多数あった。
さっきから店の外観や様子、店内に置かれているものばかりを眺めていたが実際のところ、置かれている土産もパターン化されているのか分からないが、それぞれの観光地などで見られる土産の種類も似たりよったりしていたような気がする。
でも多岐にわたる商品が良いとかどうこう考えるよりも、土産が揃った商店街でかつ、一店舗だけでない同じような土産が他のお店にあれば値段を見比べることができるから、そういう意味では土産の価格帯というのがあるのが暗黙の了解が存在しているのかもしれないと勝手に想像していた。
実際ちんすこうという土産。これも大抵のお店に置かれている。これによって沢山の店が売りに出すのだろうが、このちんすこうの質を下げてまで勝負を挑む店が現れるやもしれないと土産合戦地区的な意味合いで思っていたが、その一方でちんすこう一本正当式土産店もある。こういうお店があるなら本来の質を忘れることなく継続してくれるだろうかと思ったりした。これに例えて言うなれば長崎のカステラ販売の経過のように、これからも辿っていく道なのかとも考えたりした。それから今度は、その反対を見ることにした。とは言っても、車道に当たる訳だが、タクシーや車などがこの車道を埋め尽くさんとなる時がある。これというのも少しばかり波があるが、それだけの方達が来ているのかと思うと、なんとも機会のあるところだろうと思った。
沖縄旅行第2日終わり
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