5月28日/沖縄旅行第三日目
ホテル内/起床
朝。足が痒いので無意識に右手でかいていたが、またも何かしら無性に痒くなりだした。一体なにかと思いつつ、その足を見ると小さくて赤く腫れのがあった。これはとんだ沖縄おみやげだと思いつつ、足の痒みを感じつつ朝の身支度を整えた。
ホテル内/午前7:22
沖縄放送で森永酪農牛乳といって沖縄産の牛乳があるようだ。これは午前7:22分頃に見た。沖縄にも牛乳があるんだと初めてしった。沖縄では牛乳は縁のない話かと勝手に想像していたが、実際はこのように牛乳が販売されているんだと思った。
あと気になる話がテレビから舞い込んできた。
朝の飛行便に関しテレビニュースでは昨日15便欠航したという放送があった。この件に関しホテルで偶然にも同じ便で飛ぶ人と朝食をとることになったのだが本人にとってこの話が一番頭にあると言って心配していたのが頭に残った。
買い物/午前7:51
ホテルから出て少し歩いたところにファミリーマートがある。
そこでお土産にオリオンビールを買おうと思い、お店に入ったが目的のビールの種類が無かった。このまま手ぶらで出るのも何とかという訳で、グレープフルーツとリゲインを購入。確かホテル出入り口から出て右側へ行くとローソンが有った筈だと思いだし、さっき来た道を引き返して目標のそこへ向かうと、第一日目には気づかなかった二つ目の横断歩道端々の横に小さなシーサーが有ったので、それを渡り終えたあとに撮影した。
その後ローソンへ到着しオリオンの発泡酒とビールを購入した。そうしてホテルへ戻ると誰かがもうホテルロビーの椅子に座っていた。もう身支度を整えている人がいるんだと思い、すでにまとめてある荷物を取りに自分の部屋へ階段を登り荷物をとって鍵をフロントに手渡し一息ついて椅子に座り出発する前の一呼吸を整えることにした。
玉泉洞王国村(ぎょくせんこうおうこくむら)/午前8:56
鍾乳洞を潜り終えた後、出口付近にしろ蛇が触れるコーナーみがいのがあった。これと共に、何らかの有料撮影もあった。触ってもいいということで早速触ってみた。実際触ってみた感触はドイツの薫製する前の白いソーセージの中に、臓器と堅い骨みたいなのをモロに感じ取れるような感じだった。そして、ちょっとだけひんやりしていた。
その後、入場する時に撮影された二人の強度民族服を着た女性二人と撮影させて頂いた写真ができあがっていた。それは5番の写真展示というところにあると親切な方から教えてもらった通り、そこの方を見ると確かにそこにある。
そこで千円を出して、その写真を購入した。
それにしても沖縄は高温多湿とはよく言ったもので、ちょっと歩いただけで汗が出てくる。
昼食/時刻不明
一階はおみやげ屋さん、二階は食堂となっている建物の所で食事を摂ることになった。着席し白いテーブルの上に置かれている四角い黒塗りのフタを開けると色々なものがあった。そして、このお膳の横にあるお椀のフタを開けると白い麺みたいなのも発見した。この中で一番豪華と言えばエビを茹でたのと、蟹のはさみと思われるもののフライだった。あとお椀の中に入っているのは何んだろうと先ほど割った箸でかき回していると「それは沖縄そば、というんだよ」と、左隣りに座っている叔父さんが教えてくれた。見た目は細いうどん麺という感じ。食べてみるとカップ麺のうどんの様。
そして一回のおみやげ屋へ行き試し飲みに用意されているのであろうゴーヤ茶というのを発見した。そこには「冷たいゴーヤ」と明記された透明のポットが目にとまったので早速飲むことに。
見た目は何処に出もあるお茶のようだ。
一口目は「これは麦茶。」と思ったが、ここは黙ってもう一口飲むと「なるほどニガゴリの香りがする。」というものだった。
「今度はゴーヤ100%生絞りを」と思った・・・・・りした。
そうしている内に、いつの間にか沸いて出たように側にいた店員さんが「麦茶と割って有ります」と教えてくれた。「それを早く言ってよ」(笑)と思った。
このお土産コーナーでここら独自の面白いのを発見した。まず西表山猫のぬいぐるみ。
鮮やかな水色シャツの上に印刷されたゴーヤが歌いながら何かを弾いている絵にその下には「島唄」と書かれている。
他にも「ゴーヤ茶」と書かれ銀色のパックに閉じられているもの。他にゴーヤに類されてた土産物として、キーホルダー、貯金箱、灰皿、マグカップ、フレーム、トレイ、風鈴、箸置き、小銭入れ。他のコーナーに乾燥ゴーヤというのもありました。あと、招き猫ならぬシーサーというのがあった。これは青と赤と緑の三色だった。あと小物の置物として、二つのシーサー、皿もあった。そして定番の星の砂。これは可愛いです。
那覇ショッピングセンター
ここで変わったものは無いかと見てみると・・・ありました。
シーサーだっこ人形、魔除けや開運と書かれた鈴の付いたキーホルダーっぽいのや、あと別のコーナーにゴーヤーチャンプル漬け、パパイヤ黒砂糖、南国の味パパイヤ漬け(みそづけ)ゴーヤー漬けというのもあった。それから洋服コーナーがこのお土産屋さんに置いてある。南国を醸し出しそうな配色のあるシャツなどがあるが、その傍らで迷彩調の洋服もあった。ちょっと見た感じでは、洋服全体と迷彩調の割合として五分の一といったところか。
那覇空港内
まだ出発より時間があったので、近くを散策することにした。
分かり易さと変わり種を兼ねたものは無いかと探すと、キュピー人形が民族衣装を着ているのを発見した。
あとは、これといって見あたらなかった。
出発の最終準備に10分よけいに時間をとって遅れているというのが放送された。
そして17:01。放送を聞いていない人間がいたのか、やっと、その時間になったかと荷物とおみやげを手に席を立とうとする人達が見られたが、すぐさま以前にそういう放送をした、との内容が場内放送が流れ、このゲート待合室で笑い声とともに着席する人達が見られた。
機内
そしてゲートが開くと我先にと並んで機内の予定場所席に着席した。
ちょうど自分の席は窓の見える席になっており窓から外を覗くと丁度翼が見えた。
そして前座席のテーブルを降ろして近くにある本を読んでいると通路方からピンク色のYシャツを着た、ほんのり茶髪の男性が申し訳なさそうに何かを言ってきた。
一体なんだろうと思いつつ話を内容を聞くと、この席は相手の席になるらしい。
自分はこの席だと思って着席していたから悪いという気持と本当にそうだろうかという半信半疑で、席番号を見ると確かにそうだった。・・・・・こういう事もあるさ恥ずかしさを隠すように何でもない表情を作ろうとするが、しまったというのと恥ずかしさがこみ上げ、ちょっとだけ愛想笑いと、笑いが混じった表情になってしまった。向こう側の表情も、ちょっとだけ笑ってくれたから良かった、というべきか。
座席を変えて、本拠のシートに着席。シートに備えられているベルトを装着していると、右側から聞き慣れた声が聞こえ、緑色と赤い色の飴がテーブルの右側に置かれた。
一体何事だろうと思いつつ飴をくれた当人を見ると、おみやげ屋さんで見かけたゴーヤ色の服を着たおばちゃんだった。ちょっと嬉しかった。窓から見える翼を見ると日の丸なのか丸くて赤いマークだけが書かれている。現在時刻17:15。
飛行機が動き始めると、窓から見える外のほうで海上自衛隊とかかれた黄色いマークの右に青の下地の上に白い文字で「海上自衛隊」と書かれているのが見えた。
それからちょっとして「また、めんそーれ」と書かれた海上自衛隊と、もう一人の何かと思われる絵が描かれたのがあった。すこし嬉しくなり倉庫らしきところに書かれた文を自分なりに他の人に聞こえないよう口に出していた。「まためんーそれ」
機内上空/17:39
シートベルト着用サインが消えた。おなじみのスチュワーデスによるアナウンスが流れたので窓を見た。窓の方には幾多にも重なる天井のような雲の中、上へ上へと、それらを突き破っていく飛行機の様はとても逞しく思えた。やがて離陸時にはなかった鮮やかな青い空と、強い光が窓から差し込む。
窓のしたにある雲が、もこもことした、ちょっとした高さの広い棚のようにも思える。
上空での太陽というのは、こんなにも明るく暖かいものかと思った。
まだまだ時間があったので全席の背にある「エアーニッポン機内情報誌 5 私の青空Vol.81 May 2001」を取り出した。誰もが暇を持て余して読んだのだろうか、すこしよれよれになっていた。
その中にあった中で興味をもったのが2003年4月7日になったら横たわっているアトムに何かが起きるというものや限定4999個のスケルトンタイプのアトム腕時計というのもあった。正直いって欲しいと思ったが、日本製と書かれているだけで、それがどこの物かは分からなかったが欲しくなった。あとピカチューの印刷がなされた玩具などが、そこに掲載されていた。
2001年度沖縄旅行記終わり
【2001年度沖縄旅行記一覧へ戻る】